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2010年06月14日

●本が崩れる、本に埋もれる…

 唐突ですが、いまさらGARMINのPND(ナビ)、「nuvi205」を買いました。15000円とメチャ安くなったので、ちょうどいいオモチャになるかと…。クルマでも使ってみるけど、海外にも持って行ってみるつもりです。

 話は変わって…
 「本が崩れる」(文春新書)という草森紳一のエッセイ集があります。以前タイトルに惹かれて購入したところ、蔵書談義が語られているのは前半の少しだけで、読んでちょっとがっかりしました。手許にその本が無いので内容は記憶によるものですが、それでも、風呂に入っていると積み上げた蔵書がドサッと崩れる音がする話とか、小型TVが徐々に本に埋まっていって見えなくなってしまう話、本の上に置いた帽子がすぐに埋まってしまう話など、とても他人ごととは思えず、面白かった記憶があります。
 さて、私が自宅でくつろいでいるときには、壁に並べて設置した2台のTV(24型と40型)を正面にして、1人がけのソファに座っています。たいては2台のTVで別々の番組をつけておき(音声は1台だけ)、ソファに座って本を読んでいる次第。読む本は、ソファの右側の壁面の本棚から取るか、周囲に積み上げてある本の山から取るか…といったところ。だいたい、新しく買った本は周囲の床に積み上げておくので、そこから読みたい本を掘り出す形が普通です。で、そのソファの周囲の足元に積み上げてある本の山の1つがこの写真です。

book_s.jpg

 この山は、ソファの右前方、すなわち右手の本棚の前辺りに積まれている山で、この山のおかげで本棚の下の3段に入っている本は、出し入れが出来ないデッドストックになっています。この写真で見る山は、主に文庫本と新書から成っており、今写真で勘定してみると1本の高さは約30~35冊(高さ60センチぐらい)、それが15本ほど固まって出来ているので、この山全体で約500冊というところ。こんな山が、周囲に3つあるので、床の上の手の届くところに約1500冊ぐらいの本が積まれている次第。普段いる部屋は壁一面分だけしか本棚を置いていないのですが、その本棚に収まっている本が、おそらく1500~2000冊ぐらい。手の届くところにある本は、大体こんなものです。
 で、草森紳一ではないけれど、私もこうした床の上に出来る本の山の上に、買ってきた雑誌や貰ったパンフ類はむろん、テレビやDVDレコーダーのリモコン、帽子だのカバンだの、たまに聞くラジオや無線機、そしてデジカメなんてものまでを無頓着に置くので、それらがいつのまにか本に埋まってしまうこともしばしば。特にAV機器のリモコン(全部で8つ)がよくなるなるのが痛い。そして、本が崩れてくることもしょっちゅうあります。
 私は本好きの人様がどうやって本を整理しているのか知りませんが、自分自身は増え続ける本はもうどうしようもない、手のうちようがない感じ。このままの現状でいこうかと思っています。今のマンションに本が入らなくなったら、転居するだけ。まあ、オフィスの方にも膨大な本が置いてあるので、オフィス兼物置…の方を拡張する手もあります。

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