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<title>WS30の世界</title>
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<title>真夜中に聴きたい50曲 (17)</title>
<description><![CDATA[<p>(17)<strong>The Band</strong>「<strong>It Makes No Difference</strong>」（ザ・バンド：同じことさ！）</p>

<p>　ザ・バンドの曲で最高の1曲を…とか、いちばん好きな曲を…などと言われても、とても挙げることはできません。むろん、最高のアルバムを…と問われても答えることができません。それほどに私はザ・バンドが好きだし、高校時代から彼らの音源の全て何十年間も繰り返し聴き続けています。そんな彼らの曲の中で、「1人で真夜中に聴く曲」として最もふさわしいのがこの「It Makes No Difference」と思った次第であり、そしてこの「It Makes No Difference」が収録されているアルバム「Northern Lights Southern Cross」（邦題：南十字星）は、彼らのアルバムの中では「1人で真夜中に聴く」にはもっともふさわしいのではないかと思う次第です。</p>

<p>　1975年に発表された「南十字星」は、翌1976年にライヴ活動を停止するザ・バンドの「現役最後のアルバム」と呼んでもよいもので、全曲をロビー・ロバートソンが書いています。私は、ザ・バンド解散の経緯の中でロビー・ロバートソンが果たしたネガティブなやり方は好きではないし、その後ソロになってからのロビー・ロバートソンが明らかに精彩を欠いていたことも、なんとなく解散の経緯との関連で考え、ザ・バンドのメンバーの中で、彼のことだけはどうしても好きになれません。でも「Northern Lights Southern Cross」は、傑作と言われる1968年の「Music From Big Pink」や1969年の「The Band」など初期のアルバムとはまた違った意味で素晴らしい出来で、ザ・バンドの代表作の1つだと言ってもよいと思います。このアルバムには、レボン・ヘルムを除く他のメンバー全員が「カナダ人」でありながらアメリカのルーツ・ロックを追いかけ続けてきた彼らのアイデンティティ（のようなもの）の告白が含まれており、曲にも歌詞にも漂泊の人生が持つ悲しみや人との出会いの暖かさ…といった、心に沁みる人生の機微が織り込まれているからでしょう。</p>

<p>　今回挙げた「It Makes No Difference」は、哀切を感じる名曲です。ザ・バンドの局の中で名曲というだけでなく、個人的にはロックの名曲だと思っています。なんと言ってもリック・ダンコのボーカルが素晴らしい。ザ・バンドのボーカルとしては個人的にはリチャード・マニュエルがいちばん好きなのですが、失恋の歌とも言える「It Makes No Difference」では、感情を込めて唄うリック・ダンコの声がせつなく熱い思いをうまく伝えています。</p>

<p>　同じアルバムの中で、そのリチャード・マニュエルが歌っている「Acadian　 Driftwood」（アケイディアの流木）も深く印象に残る曲です。Acadian（アケイディアン）は、古く北米東部大西洋岸（米メイン州東部とカナダのノバスコシア州）に入植したフランス人の子孫で、北米領土を争う英仏の戦争の中で故郷を追われ、世界各地に散りました。その一部はルイジアナ地方に逃れて定住し「ケイジャン」の祖となりました。独自の文化とアイデンティティを持ちながらも漂泊の民となったAcadianを唄ったこの「Acadian　 Driftwood」という曲は、貧しい移民の子孫として育ったカナダからアメリカ南部に移ったロビー・ロバートソン自身、ひいてはカナダ人であるザ・バンドのメンバーの人生と様々な想いが込められ、それをリチャード・マニュエルが哀切を込めて唄う素敵な曲となっています。</p>]]></description>
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<category>音楽</category>
<pubDate>Tue, 09 Mar 2010 12:53:31 +0900</pubDate>
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<title>ポータブルワープロ</title>
<description><![CDATA[<p>　先日購入したネットブック、AOD250-Bk18は毎日カバンに入れて持ち歩いています。バッグは、TIMBUK2のラップトップメッセンジャーのSです。このカバン内のPCスリーブは、AOD250-Bk18にほぼジャストフィット。PCスリーブが背中側にあるので、バッグが腰に当たると少し堅く感じるのが難と言えば難。でも、AOD250-Bk18とACアダプター（エレコムのACアダプタ用直結プラグ：3P・L型でACケーブル部分を軽量化）以外に、いつも持っている文庫本2～3冊、週刊誌、デジカメ、メモ帳と筆記道具…等を入れて、通勤にはちょうどよい大きさです。</p>

<p>　AOD250-Bk18は毎日1時間程度使っていますが、今のところ快調です。Windows7にも慣れてきました。I/Fや動作速度など細かい不満はありますが、出先でのネット接続によるメールチェックとWeb閲覧以外の主な用途が「ポータブルワープロ」ですから、手頃な画面解像度を含めた基本スペックには概ね満足しています。非力なCPUでも、YouTubeも十分に見られるし、フリーソフトのVLCメディアプレーヤーをインストールして、リッピングした映画DVDのISOファイルを鑑賞してみたら、きれいに再生します。これなら海外出張時のポータブルDVDプレヤー代わりに十分使えそう。別にCULV機でなくても、私の利用形態では十分です。</p>

<p>　それにしても、一応「物書き」を本業とする私は、「ポータブルワープロ」という商品にかなり昔から執着してきました。ポータブルコンピュータへのこだわりは、そのまま「ポータブルワープロ」への執着と同義だったわけです。<br />
　そんな中で、自分がポータブルワープロとして使ったマシンとして今でも印象深いのが、1983年にNECが発売した「PC8201」です。これは世界的にヒットしたTandy「model100」の姉妹機で、京セラのOEM機。CPUは8ビットの｢80C85｣で重さ1.7ｋｇ、アルカリ単３電池４本で20時間弱動作しました。ワープロソフトとや表計算ソフトがプリインストールされていましたが、あまり実用的なワープロではなかったと思います。<br />
　もう1台思い出すのが、1988年に発売されたEPSONのポータブルワープロ「Word bank NOTE」。単純なワープロ専用機ではなく、プリンタは搭載していない上、ターミナルとして使える通信機能を備えており、A4サイズで重さは1.2Kgと携帯に適したマシンです。むろんワープロ機能は優れていたので、本当に愛用しました。その後登場した「Word bank NOTE2」と併せて、3年間ぐらいはほぼ毎日持ち歩いていたと思います。</p>

<p>　90年代以降は、様々なラップトップコンピュータやノートPCを使いましたが、それら数々の携帯マシンの中でも、2008年以降に登場した安価なネットブックは、ポータブルワープロとしては非常に優れていると思っています。値段が安く、1Kg前後と軽く、サイズも小さく、そして何より安価なので、日常持ち歩いても海外などに持っていっても、盗まれたり壊れたりすることを気にせず使えます。<br />
　ポータブルワープロとして普段持ち歩いて実用的に使える、AOD250-Bk18のようなPCが、3万円台半ばの値段で購入できるようになるなんて、いい時代になったものです。<br />
</p>]]></description>
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<category>日常生活</category>
<pubDate>Fri, 22 Jan 2010 16:26:47 +0900</pubDate>
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<title>google日本語入力</title>
<description><![CDATA[<p>　思えば、長年日本語ワープロと様々なFEPを使ってきました。1980年代初頭以前にはビジネスで数々のワープロ専用機を使い、個人的には8ビット機の環境であまり実用的ではないワープロソフトをいくつか試みました。1984年にPC9801M2を仕事場に導入して以降は、最初は「松」、一太郎の前身の「JS-Word」、その後長く「一太郎」を使ったので、FEPとしては「松茸」「ATOK」を中心に、「WX2」や「Katana」などいろいろなDOSのFEP、Mac環境では「ことえり」「EGBridge」なども使ってきました。それでも、ここ10年ほどはWindowsベースで仕事をすることが多く、ほぼMS-IMEだけを使い続けてきた状態です。<br />
　私の場合、短い文節または単語単位で変換キーを押してしまうクセがあり、結果的にFEPによる変換能力の差はあまり感じないタイプです。そんな私ですが、今回興味本位でgoogle日本語入力を使ってみたところ、これまで使ってきた数々のFEPとは本質的な部分でかなり違うものだという印象を受けました。<br />
　まず、google日本語入力は、事情に面白い変換候補を出します。例えば、「貸し遊具」と入力するために「かしゆ」まで打ったら、「かしゆか」「香椎由宇」と候補が出てきたのは驚きました。確かに、Perfumeは売れてますし、香椎由宇もCMなどに引っ張りだこです。また「安藤」と入力するために「あんど」まで入力したら、すかさず「アンドロイド」という変換候補が出てきました。さすがgoogleという感じで、おもわず苦笑いです。<br />
　Webから動的に辞書を生成することで、新語や専門用語、芸能人の名前などを網羅的に収録しているとのことですが、ともかくこんなFEPは初めてです。ただ、全般的に変換精度はけけっこう高いと感じたし、2～3日間使ってみた感じでは十分に実用になると思いました。</p>]]></description>
<link>http://www.pit-japan.com/ws30/mt3/archivestop/2010/01/google.html</link>
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<category>日常生活</category>
<pubDate>Thu, 21 Jan 2010 13:10:11 +0900</pubDate>
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<title>Twitterへの自動投稿</title>
<description><![CDATA[<p>これは意味のないエントリーです。<br />
Blogへのエントリーを自動的にTwitterに投稿するシステムを設定してみたので、テストのために投稿しました。</p>]]></description>
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<category>日常生活</category>
<pubDate>Wed, 20 Jan 2010 18:40:04 +0900</pubDate>
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<title>Acer「AOD250-Bk18」</title>
<description><![CDATA[<p>　先日買った激安のIdeaPad U350 29633DJに続いて、またオモチャを買ってしまいました。買ったのはAcerのネットブック「AOD250-Bk18」です。今も手許で活躍しているASUSのEeePC901Xに次いで、2代目のネットブックです。<br />
　現時点で、本気で実用的に使うノートを買うのなら、Atom搭載機を買う必要は全くありません。好評の「AS1410」に代表されるCULVノートが5万円以下で買えるし、実用性は比較になりません。それでもなおネットブックに惹かれるのは、「機能に制限があるゆえの使いこなす楽しみ」があるからです。さらにもう1点、例えばAS1410は可搬可能な重量とは言っても、約1.4kgあります。今回購入したAOD250-Bk18は1.23kgと軽い上に、サイズも小さい。普段カバンに入れて負担無く持ち歩くには、やはりこのぐらいがギリギリでしょう。</p>

<p>　数あるネットブックの中で、今回AOD250-Bk18を購入した理由は、以下の点にあります。まず、1280×720dotという絶妙な解像度。10.1型モニタで1366×768は視認性が相当に厳しいとなると、1024×600からのグレードアップにはちょうどいい解像度です。次に、拡張性が高いこと。これは標準搭載されているI/Fのことではなく、裏ブタを開けるだけで簡単にHDDはメモリスロットにアクセスできる上、miniPCI-Eの空きスロットまであるのです。メモリ増設はむろん、HDDを大容量化するのも、SSDに換装するのも、話題のビデオカード、Crystal HDを増設するのも自由…という楽しさです。<br />
　逆に弱点・欠点もあります。個人的に最大の問題は、OSがWindows7であることです。まあ、これは時期を見てHDDごと換装してXPに入れ替えればいいでしょう。今のところSSD換装は考えてはいませんが、現行の160GBのHDDを7200回転の320GBに換装する予定だからです。その他無線がIEEE801.11nをサポートしていないことも問題です。これもカードごと交換する手があります。</p>

<p>　今回の購入価格は、最安のAmazonで36,000円台です。奇しくも、U350 29633DJと同じ価格。2台併せて7万円ですから、PCも安くなったもの。で、一緒に2GBのメモリも買って、すぐに増設しちゃいました。とりあえずWindows7 Starterの状態で使ってみようと思い、少しでも動作を軽くするため画面をWinwos Clasicに変更、コントロールパネルからパフォーマンス優先に設定して、仕事用にOfficeXPをインストールしました。オフィス内のネットワークに接続して、普段使っている仕事関係のファイルをコピー。Firefox3.5を入れて、とりあえずは日常的に使えるマシンの一丁上がりです。Windows7 Starterは、想像していた以上に軽快に動作しています。この後、余っているSDカードを挿して、ReadyBoost機能を設定してみるつもり。このオモチャ、いじくりまわしてしばらく遊べそうです。</p>]]></description>
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<category>日常生活</category>
<pubDate>Tue, 12 Jan 2010 19:17:03 +0900</pubDate>
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<title>Lenovo「IdeaPad U350 29633DJ」</title>
<description><![CDATA[<p>　ちょっと前にLenovo「IdeaPad U350 29633DJ」というノートPCを購入しました。ほぼ底値に近い36,000円ちょっとの価格です。スペックはと言えば、液晶サイズが13.3インチ、CPUがCeleron 723、メモリが4GB、HDDが250GBで、重量が1.6Kgというシロモノ。一応、ハヤリのCULVノートですが、CULVとは言え、シングルコアのCeleron 723ですから、まあAtomよりはちょっとマシという程度です。それでも、Windows Vistaモデルということであちこちで叩き売りされ、ネット上ではかなり話題になっていた製品です。それにしても、このスペックでネットブック以下の36,000円は驚異的な安さでした。</p>

<p>　私と同じように面白半分に購入した人は多いらしく、先日の「<a href=" http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/hot/20091215_335846.html">元麻布春男の週刊PCホットライン</a>」 でも紹介されていました。<br />
　で、メモリだけはたっぷり4GBあるので、私も早速Windows7をインストール（<a href="http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/hot/20091222_338404.html">こちら</a>の続き記事と全く同じ）。結果は、起動時間が1分以上掛かるのが気に入らない他は、もっと動作がもたつくかと思ったら、そこそこ快適に動きます。さらに「Comfortable PC」というフリーソフトを使って、Windows7の余計な機能を削ぎ落とし、現時点では日常の作業（…と言ってもOfiiceソフトが動けばいいだけなんですが…）にはけっこう使えるマシンになっています。</p>

<p>　このマシン、1.6Kgとちょっと重いとは言え、HD液晶でほぼフルピッチのキーボードがついているので、出張時の作業用にはけっこう向いているのでは…と思ってます。特に個人的に最近増えているExcelの作業にはいいかもしれません。また、年をとって小さい字を長時間見ていると疲れるようになったので、横1366ドットに対して13.3インチの画面は助かります。これが、11.6インチだったら、けっこうキツいでしょう。また、本体サイズは筐体の投影面積は大きくても厚みはないので、可搬性もそれほど悪くありません（Timbuk2のラップトップメッセンジャーSサイズのPC用コンパートメントにギリギリで入らなかったのは計算違いでした）。ACアダプターのケーブルが重いのが難点ですが、これはエレコムの軽量アダプターに交換しました。<br />
　しばらく、Windows7の状態で持ち歩いてみて、どうしても使いにくければWindowsXPをインストールし直そうと思っています。</p>]]></description>
<link>http://www.pit-japan.com/ws30/mt3/archivestop/2010/01/lenovoideapad_u.html</link>
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<category>日常生活</category>
<pubDate>Fri, 08 Jan 2010 16:07:44 +0900</pubDate>
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<title>真夜中に聴きたい50曲 (16)</title>
<description><![CDATA[<p>(16)<strong>Ry Cooder</strong>「<strong>There's a Bright Side Somewhere</strong>」（ライ・クーダー：どこかに素晴らしい場所が…）</p>

<p>　私は猫が好きです。20代の後半、バイク事故で大腿骨を複雑骨折して家でリハビリをしていた頃に拾ってきた雑種の雌猫「ニャン」は、21年も生きて大往生しました。本当は今も猫を飼いたいけれど、また20年以上生きるかも…と思うと、その時の自分の年を考えて怖くて飼えないのが実情です。<br />
　街を歩いていても、ノラ猫を見かけると、手を出しながら近づいたり、写真を撮ったりしてしまいます。そして、冬の陽だまりで、気持ちよさそうに寝そべっている野良猫を見ていると、ついつい口ずさんでしまうのが、ライ・クーダーの曲「There's a Bright Side Somewhere」です。</p>

<p>　この曲は、Ry Cooderが2007年に発表したアルバム「My Name Is Buddy」に収録されています。アルバムの中では、猫のバディが主人公です。バディがネズミのフレディとともに第二次大戦前後の古き良き時代のアメリカ各地を旅しながら、当時の社会の様々な社会状況を見聞し、体験していくという、コンセプチュアルな構成になっています。そして、当時のアメリカの状況をつぶさに表した歌が、結果的に「アメリカの今」を鋭く抉る視点となっているところが、ライ・クーダーの狙いなのでしょう。全17曲の長いアルバムですが、カントリー、フォーク、ゴスペル、そしてライ・クーダーお得意のテックス・メックスなど、バラエティに富んだ曲が並び、最後まで飽きさせません。そして、アルバム最後の曲が「There's a Bright Side Somewhere」です。「どこかに素晴らしい場所が…」というタイトルそのものの曲で、これを聴くと私は何だか少し暖かい気持ちに包まれます。</p>

<p>　この「My Name Is Buddy」というアルバムは、けっして嫌いではないもの、ライ・クーダーのアルバムとして冷静に見れば、手放しで褒めるわけにはいきません。コンセプチュアルゆえに「あざとい」部分や「お手軽」な部分が鼻につきます。カントリー、フォーク、ゴスペル、テックス・メックスなどライ・クーダーが過去に手がけてきた音楽をこれぞとばかりに並べてみただけ…という気がしないでもありません。<br />
　ライ・クーダーには「Chicken Skin Music」や「Buena Vista Social Club」など、キラ星のような名盤が数多くあります。とりわけ「<strong>Chicken Skin Music</strong>」は、個人的には「無人島へ1枚だけ持っていくアルバム」を考えた時にかなり上位に来るほど大好きなアルバムだし、70年代から聴き込んで音楽的にも高く評価しています。そうした名盤と比べると、「My Name Is Buddy」のコンセプトの安直さは、ちょっと引いてしまう部分がないでもありません。</p>

<p>　とは言え、猫好きの私は「My Name Is Buddy」というアルバムのジャケットに大きく描かれた、ふてぶてしい「バディ」の顔と姿が大好きだし、このアルバムを最初の曲からずっと聴いた最後に「There's a Bright Side Somewhere」を聴いて、ほんわりと暖かい気持ちなるのが大好きです。</p>]]></description>
<link>http://www.pit-japan.com/ws30/mt3/archivestop/2010/01/50_16.html</link>
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<category>音楽</category>
<pubDate>Tue, 05 Jan 2010 14:42:55 +0900</pubDate>
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<title>真夜中に聴きたい50曲 (15)</title>
<description><![CDATA[<p>（15）<strong>Maria Muldaur</strong>「<strong>The Work Song</strong>」(マリア・マルダー：ザ・ワーク・ソング)</p>

<p>　池袋の西口に、行きつけの小さなロック・バーがあります。友人達と小料理屋で飲んで騒いだ後、年末が近いのに何となく閑散とした街を1人でフラフラと歩いてその店にたどり着いた私は、カウンターでマスター相手にバカ話をしていました。客がフッと途切れた深夜になって、マスターがおもむろにターンテーブルに載せたレコードから聴こえてきたのがこの曲です。思わず会話をやめて、マリア・マルダーの声にじっと耳を傾けてしまい、1人で勝手にいい気持ちになってしまいました。</p>

<p>　「The Work Song」は、マリア・マルダーの73年のソロデビューアルバム「Maria Muldaur」（邦題：オールド・タイム・レディ）の中の1曲です。カナダ出身のケイト・マクギャリクルの曲で、少なからず感傷的なメロディと郷愁をそそる歌詞が何とも言えません。彼女の独特の繊細な歌声をバックコーラスが盛り上げ、感傷的ながらも暖かい、とてもノスタルジックな雰囲気の曲に仕上がっています。</p>

<p>　そしてこの「The Work Song」を含む「Maria Muldaur」は、出色のアルバムです。大ヒット曲となった「Midnight at the Oasis」をはじめ、ドリー･パートンの「My Tennessee Mountain Home」など、非常に良い選曲。バック・ミュージシャンも豪華です。ライ・クーダーやドクター・ジョンが参加していると言えば、推して知るべしです。全体としてはルーツ系の「アメリカン・ミュージック」としか言いようがないのですが、ロック、カントリー、ブルーグラス、ディキシー、ブルース、ジャグ、フォーク、ジャズなど様々な音楽の要素が溶け合ったこのアルバムは、この手の音楽が好きな人なら泣けるほど味がある構成で仕上がっています。かく言う私も、アナログ盤の頃から散々聴き込み、CD、そしてMP3音源の時代になっても、日々手放せないアルバムの1枚です。</p>

<p>　「The Work Song」は、まさに、真夜中に聴くと胸にじっと染み入る1曲です。</p>]]></description>
<link>http://www.pit-japan.com/ws30/mt3/archivestop/2009/12/50_15.html</link>
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<category>音楽</category>
<pubDate>Tue, 29 Dec 2009 14:10:25 +0900</pubDate>
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<title>Walkman NW-S745</title>
<description><![CDATA[<p>　毎日持ち歩くDAP（MP3プレヤー）ですが、ここ1年以上COWONのU5をメインに、クリエイティブのMOZAIC 16GBをサブに使ってきました。先月末にメインの機種をSONYのNW-S745（16GB）に換えました。深い理由はないのですが、SONY機も普通にドライバ無しでWindowsで認識しD&Dでファイルを放り込め、フォルダ単位の管理と再生ができるという点を評価したのと、あとはノイズキャンセリング機能を使ってみたかったのです。本当はデジタルアンプとデジタルノイズリダクションを搭載した上位機のA845を購入しようと思ったのですが、実物を見たら画面サイズが大き過ぎると感じたこと、そして内蔵バッテリーの再生時間がS745よりもかなり短いことなどから、とりあえずS745の方が使い勝手がよいと判断して買ってきました。</p>

<p>　で、使ってみて思ったよりも良かったのが、初めて体験したノイズキャンセリング機能です。私は通勤に都営大江戸線という、普通の地下鉄よりも小型でうるさい路線（リニアモーター方式だからです）に乗るため、カナル型イヤホンでもかなり音量を上げて聴いていました。それがS745でNC機能をオンにすると、普段の「轟音に近い騒音」が体感で90％ぐらいはカットされます。さらに驚いたのが、先日の海外出張に持っていった時の話です。飛行機の中でNC機能を使うと、あの低音で響き続ける飛行機独特の騒音が、ほとんど聞こえなくなるではありませんか。おかげでバンコクまでの往復の各6時間、その大半を音楽を聴いて過ごしました。適当な音量で真剣に聴くのもいいですが、小音量で音楽をかけておけば騒音は聞こえないし、とてもよく眠れるのです。<br />
　ただ、このNC機能、高機能ゆえに周囲の気配を完全に消してしまうので、歩きながら使うのは絶対危険です。また、公共交通機関で使うときも、周囲の状況を判断して使った方がいいでしょう。</p>

<p>　S745は音質も悪くありません。標準搭載のヘッドホン使用で、NCを使わない設定なら、「COWON U5＋フィリップス SHE9700」の組み合わせと比較しても、音質に遜色はありません。時々聴くFMチューナーの感度も良好。これで1万6千円ですから、非常にいい買い物をしました。今度はぜひ、デジタルアンプを搭載し、さらにNC効果が高いというデジタルNCも搭載しているA845を購入してみようと思います。</p>

<p>　それにしても、相変わらず曲の転送・管理にあのバカっぽいソフトiTUNESを必要とし、しかも音質がイマイチのiPODには全く興味なし。ただ現在、大部分が192Kbps、一部クラシックなどを320ＫbpsのMP4で収録しているので、16GBではなんとなく容量が不足気味。現時点でアルバム数で約170枚、曲数で約2200曲、それ以外にYouTubeからリッピングしたビデオクリップのMP4エンコード動画（それにしても、この<a href="http://www.crav-ing.com/">このソフト</a>は非常に便利）を50曲分ほど入れているので、そろそろ16GBのメモリが一杯になりつつあります。だから、次はA846（32GB）にしようかとも思っているところ。ただしMOZAIC 16GBは使い続けます。なんと言っても、海外のホテルなどでスピーカー再生でBGMを楽しむのには非常に便利ですから…</p>]]></description>
<link>http://www.pit-japan.com/ws30/mt3/archivestop/2009/12/walkman_nws745.html</link>
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<category>日常生活</category>
<pubDate>Tue, 01 Dec 2009 15:07:00 +0900</pubDate>
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<title>真夜中に聴きたい50曲 (14)</title>
<description><![CDATA[<p>（14）<strong>Bob Dylan</strong>「<strong>One More Cup of Coffee</strong>」（ボブ・ディラン：コーヒーをもう一杯）</p>

<p>　「Desire（欲望）」はディランのアルバムの中で最高のセールスを記録していますし、その「Desire」に収録された「One More Cup of Coffee」は、「風に吹かれて」や「時代は変る」「ライク・ア・ローリング・ストーン」などメッセージ性が高い初期の数々の名曲を除けば、彼の作品の中では最もよく知られている曲の1つでもあります。アルバムは日本でもけっこう売れましたし、「One More Cup of Coffee」もよくラジオでかかってました。</p>

<p>　むろん、まだ大学紛争の余波が多少は残る1970年代に高校生活を送った私ですから、初期のディランの曲には強い思い入れがあるし、中学生の頃に初めて手にしたギターで「風に吹かれて」や「ミスター・タンブリンマン」などを唄った世代でもあります。しかし、メッセージとしてディランの曲、ディランの歩んだ道に深い興味を持つのとは別に、シンプルに「音楽」「楽曲」としてディランを聴いてみれば、アル・クーパー、マイク・ブルームフィールドらが参加した「追憶のハイウェイ61」とともに、この「Desire」というアルバムに非常に大きな魅力を感じるのは私だけではないでしょう。</p>

<p>　ところで、「Desire」の中では、他に「One More Cup of Coffee」以外にもう1曲「Mozambique」が好きなのですが、いずれの曲も言わずと知れたエミルー・ハリスのコーラスつきです。まあ、エミルー・ハリスが大好きなことは何度も書いていますし、前回書いたグラム・パーソンズを読んで頂ければわかるとおり、私はエミルー・ハリスというシンガーは、彼女自身が非常に優れたシンガーであると同時に、競演することによって他のシンガーのよい部分を引き出す力を持っている…と強く感じるのです。そして、この「One More Cup of Coffee」という曲、ひいては「Desire」というアルバムは、エミルー・ハリスの透明感がある歌声とスカーレット・リヴェラが弾くエキゾチックなバイオリンが、ディランのメッセージ性の強い声と歌詞を適度に中和し、結果的に異なる要素と音が複雑に調和したとても心地よいアルバムに仕上がってるのだと感じています。</p>

<p>　まあ勝手なことを書きましたが、やっぱりディランのアルバムを聴くとなると、初期のアルバムを聴くことの方が圧倒的に多いのも事実。初期の曲で好きな曲と言えば、例えば「Positively 4th Street」などで、これを真夜中に1人で聴いていると少し感傷的になっている自分がいます。</p>]]></description>
<link>http://www.pit-japan.com/ws30/mt3/archivestop/2009/11/50_14.html</link>
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<category>音楽</category>
<pubDate>Mon, 30 Nov 2009 12:23:31 +0900</pubDate>
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<title>真夜中に聴きたい50曲 (13)</title>
<description><![CDATA[<p>(13)<strong>Gram Parsons</strong>「<strong>Love Hurts</strong>」（グラム・パーソンズ：ラブ・ハーツ）</p>

<p>　グラム・パーソンズのソロ２枚目のアルバム「Grievous Angel」から、あの名曲「Love Hurts」です。「Love Hurts」という曲は多くのミュージシャンが歌っており、曲自体は特に名曲だとも思わないのですが、このグラム・パーソンズとエミルー・ハリスがデュエットで歌う「Love Hurts」は、間違いなく永遠の名曲です。</p>

<p>　個人的に言えば、グラム・パーソンズについて語りだすと、いくら単語を費やしても語り尽くせない程の思い入れがあります（普段は誰にも語りませんけど…）。一般的には「カントリーロックの始祖」といった形容詞がつけられることが多い彼ですが、私はグラム・パーソンズの音楽は、「カントリーロック」などというジャンルで簡単に括られるようなものだとは思っていません。私が好きな「アメリカの音楽」、本来の意味での「ルーツ・ロック」そのものを具現化した音楽であり、そんな理屈抜きに、聴いていると非常に心地よい音楽なのです。</p>

<p>　グラム・パーソンズというミュージシャンについて熱く語る人の多くは、彼の死後に自分が好きな何らかの音楽ジャンルの系統を辿っていくことで「結果的に彼に辿りついた」という後追いの形で知る人が多いのですが、かく言う私も同じです。高校時代にザ・バーズがけっこう好きだった私は、「ロデオの恋人」をよく聴き、ザ・バーズのメンバーとしてのグラム・パーソンズの名前は知っていました。しかし、1974年に彼がLAのモーテルで酒とドラッグの過剰摂取で死んだことも知らなかったし（棺桶が盗まれて遺体が砂漠の真ん中で焼かれるというミステリアスな話）、その後クリス・ヒルマン（前に取り上げたSTEPHEN STILLSのアルバム「MANASSAS」にも参加しています）らと共にフライング・ブリトー・ブラザース（The Flying Burrito Brothers：イーグルスを途中で脱退するバーニー・リードンも参加していました。またアル・パーキンスも参加しています）というバンドを作ったことも、さらに脱退後に2枚のソロアルバムを出したことも知りませんでした。1970年代の終わり頃、東京で働きながら、結婚もして少し生活が落ち着いてきて、休日ごとにバイクで走り回る中、いろいろな音楽雑誌を読んだりレコードを買ったりする中で、グラム・パーソンズの死の経緯と彼がその後のロックシーンに与えた影響を知ったわけです。</p>

<p>　しかし、その後1980年代、90年代、そして現代に至るまで、グラム・パーソンズは、音楽シーンでさほど大きく話題になるミュージシャンではありませんでした。しかし、この80年代以降の時期に私は、彼が最初にニューヨークで結成したバンド、International Submarine Band（ここにもバーニー・リードンがいました）時代のアルバムから、The Flying Burrito Brothers時代の名盤「黄金の城」（The Gilded Palace of Sin）とそれに続くセカンドアルバム、そしてソロになってからの「GP」「Grievous Angel」など、入手可能な彼の音源の全てを入手して聴き続け、心地よいサウンドと甘い彼の声に、もうどっぷりはまって抜け出せなくなった次第です。<br />
　それにしても、その後のウェストコースト・ロック（こんなジャンル分けはヘンかも）の流れを見るにつけ、グラム・パーソンズの影響がいかに大きいかがわかりますし、このあたりの詳しい経緯は、私以外の人がたくさん書いています。</p>

<p>　今回取り上げた「Love Hurts」は、事実上彼自身が発掘した新人女性シンガーであり当時公然たる愛人でもあったエミルー・ハリスとの情感溢れるデュエットが何とも言えず心をくすぐります。<br />
　前に私はエミルー・ハリスのアルバム「Wrecking ball」に衝撃を受けたと書きましたが、この「Wrecking ball」以前は、彼女はグラム・パーソンズの影響から全く抜けきれていなかったわけです。いや、影響どころか、グラム・パーソンズの敷いたレールの上を走ってきたのがエミルー・ハリスという歌手の実体だったのでしょう。しかしラノワがプロデュースした「Wrecking ball」によって、初めて彼女は「グラム・パーソンズの呪縛」から逃れることができ、一皮むけた…と、個人的に思った次第です。</p>

<p>　さて、グラム・パーソンズ、エミルー・ハリスという大好きな2人に対する思い入れを除いて純粋にグラム・パーソンズの曲から選ぶのなら、「Love Hurts」以外にもっとよい曲がたくさんあります。特に私が好きなのはThe Flying Burrito Brothers時代の曲で、アルバムThe Gilded Palace of Sinの中の「Dark End of the Street」などは今でも必ず月に数回は聴くほど、愛聴しています。</p>]]></description>
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<category>音楽</category>
<pubDate>Fri, 27 Nov 2009 13:02:43 +0900</pubDate>
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<title>カニ島で遊ぶ</title>
<description><![CDATA[<p>　先週は出張で1週間ほどバンコクに滞在していました。滞在中は多忙で、目新しい場所にはどこにも行けませんでしたが、行きつけのイサーン料理レストラン、クルア・ロムマイで絶品のガイヤーンとコームーヤーンを食べられたのが唯一の収穫です。</p>

<p><img alt="Dscf0886_s.jpg" src="http://www.pit-japan.com/ws30/mt3/archivestop/Dscf0886_s.jpg" width="320" height="240" /></p>

<p>　ところで、ほんの1ヶ月前、10月中旬にも海外に出かけていました。もっともこちらは遊びですが、3連休を利用して友人とマレーシアに行きました。1ヶ月も前の話ですが、ちょっと面白い話なので、経緯を書いておきます。</p>

<p>　今年の夏頃にたまたま池袋で友人5人でトルコ料理を食べながらワインをガブ飲みしていた時、突然、みんなでどこか海外へ美味しいものを食べに行こうという話になりました。誰かが「カニを食べたい」と言い出し、別の誰かから「そういえばマレーシアに、カニ料理で有名なカニ島というのがある」という話が出て、飲んだ勢いでその「カニ島（ケタム島）」へ行くことに決めたわけです。ちなみにこのカニ島、マレー語では「プラウ・ケタム」と言い、プラウは島、ケタムはカニの意です。<br />
　みな多忙なので、連休を利用できる近場に限定されるのですが、ケタム島はクアラルンプールから電車で1時間、船で30分という行程で行けるので、これなら3日間の連休利用でもOKです。というわけで、顔ぶれは男3人、女2人の計5人。連休の前後の休日の取り方も違うし、皆旅行慣れしており現地までの行き方も好みが分かれるので、結局ケタム島へ行く日だけを決めて、その前日にクアラルンプールで現地集合という話になりました。ケタム島へ行く日は10月11日の日曜日。打ち合わせを兼ねた現地集合日は10月10日、夜7時30分にブキッ・ビンタン近くの有名な屋台街、アロー通りの「Jalan Alor」の大きな看板標識の前で…ということに決めました。<br />
　関空発の前日夜行便を利用してバンコク経由で来た1名と当日マレーシア航空でやってきた4名は、無事アロー通りで合流し、屋台メシを食べながら翌日の日程を確認しました。</p>

<p><img alt="Dscf0404_s.jpg" src="http://www.pit-japan.com/ws30/mt3/archivestop/Dscf0404_s.jpg" width="320" height="247" /></p>

<p>　10月11日、午前11時にモノレールのブキッ・ビンタン駅に集合、まずはセントラル駅に向かいます。セントラル駅でKTMコミューターに乗り換え、終点のポートクランに向かいました。マレー半島の西海岸へ向かうローカル線に揺られて、約1時間でポートクランに到着。駅前のフェリー乗り場が工事中で300mほど移動したところにある船着場からケタム島行きのフェリーに乗り、中国人ばかりの乗客に混じって約40分で、マラッカ海峡に面したマングローブの島、ケタム島に到着しました。</p>

<p><img alt="Dscf0519_s.jpg" src="http://www.pit-japan.com/ws30/mt3/archivestop/Dscf0519_s.jpg" width="320" height="240" /></p>

<p>　ケタム島の桟橋から10分ほど歩くと、小規模なレストラン街があり、適当な店に落ち着いて、片っ端からカニ料理を注文、タイガービールを飲みながら2時間ほどカニ（日本のワタリガニに近い）やいろいろなシーフードを食べまくりました。勘定は5人で250リンギット程度、1人当たり50リンギット（1400円程度）でお腹いっぱいです。</p>

<p><img alt="Dscf0542_s.jpg" src="http://www.pit-japan.com/ws30/mt3/archivestop/Dscf0542_s.jpg" width="320" height="246" /></p>

<p>　そのまま夕方クアラルンプールに戻り、夜は有名なハッカ（客家）レストランで、皆でスティームボート（タイスキのような鍋料理）を囲みます。またしてもお腹いっぱいになるまで食べて飲んで、その日は終了。翌日は先に帰った1名を除く4名で早い時間から飲みまくり、翌12日の便で帰国しました。</p>

<p>　ただ、マレーシアに食べに行っただけの短い旅行でしたが、それぞれ勝手なスケジュールで現地集合の気楽な行程で、かなり面白く過ごせました。費用も飛行機代、宿泊費、食費等全部混みで1人当たり7万円程度に収まる安さ。マレーシアは何度も訪れていますが、ケタム島は初めてだったこともあり、近場ながら非常に興味深い旅行でもありました。</p>]]></description>
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<category>日常生活</category>
<pubDate>Fri, 20 Nov 2009 12:10:50 +0900</pubDate>
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<title>真夜中に聴きたい50曲 (12)</title>
<description><![CDATA[<p>(12)<strong>Al Kooper＆Stephen Stills＆Mike Bloomfield</strong>「<strong>Albert's Shuffle</strong>」（アル・クーパー&スティーヴン・スティルス＆マイク・ブルームフィールド：アルバートのシャッフル）</p>

<p>　アル・クーパー、スティーヴン・スティルス、マイク・ブルームフィールドと言えば、あの名アルバム「Super Session」です。このアルバムの素晴らしさやセッションの経緯などについては、多くの人が語っているので、私が個人的に付け加えることもありません。</p>

<p>　さて、「Albert's Shuffle」はリマスター盤で聴くべきです（現在はリマスター盤しか購入できないと思いますが…）。リマスター盤には2002年にリミックスされた「Albert's Shuffle」が、ボーナストラックとして収められており、これが何とも素晴らしい。デジタル技術を駆使したリミックスによって、40年前の録音が、指が弦を擦る音やギタリストの息遣いまで聴こえるような臨場感溢れる演奏として再現されています。私は古い演奏は何でもリミックスすればいいとはけっして思いませんが、この「Albert's Shuffle」に限っては、昨今のデジタル技術がもたらした恩恵にため息が出てしまいます。</p>

<p>　リミックス版で聴く「Albert's Shuffle」のマイク・ブルームフィールドの名演奏は、あくまで本物の「ブルース」ではないものの、ある種陶酔するようなギター演奏の真髄を楽しむことができます。まさに「真夜中に聴く曲」として、ぴったりです。それにしても、「Super Session」全体を聴いて、これがとても40年前の演奏だとは思えません。時代を超えて、いい音楽はいい…と素直に思わされてしまうアルバムです。</p>]]></description>
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<category>音楽</category>
<pubDate>Thu, 19 Nov 2009 12:52:48 +0900</pubDate>
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<title>真夜中に聴きたい50曲 (11)</title>
<description><![CDATA[<p>(11) <strong>Lucinda Williams</strong>「<strong>I Lost It</strong>」（ルシンダ・ウィリアムス：I Lost It）</p>

<p>　女性シンガーの曲が続きましたが、もう1人続けて女性シンガーソングライターの曲をピックアップします。<br />
　今回取り上げたルシンダ・ウィリアムスは、日本では何故か「玄人筋の評価だけが高い」シンガーです。アメリカでは、現代最高の女性シンガーソングライター…に近いほどの高い評価を受け、広く大衆から支持されてグラミー賞も受賞しているにもかかわらず、日本ではあまり知られていない上、音楽好きの間で語られることもかなり稀な存在です（私の周囲の話だけかも…）。</p>

<p>　それはそうとして、今回紹介する「I Lost It」はルシンダ・ウィリアムス自身が作った曲で、彼女のいろいろなアルバムの中で歌われていますが、私が好きなのは「Car Wheels on a Gravel Road」に収録された「I Lost It」です。<br />
　(9)のエミルー・ハリスの「Goodbye」のところで触れたスティーブ・アールも参加している「Car Wheels on a Gravel Road」は、個人的には文句なしに彼女の最高のアルバムで、厚みのあるサウンドは、土臭いアメリカン・ルーツロック、サザンロックとして聴いても、非常に良い雰囲気を出しています。ただ、個人的な好みで言えば、独特の鼻にかかった声と歌い方がくどい感じがする時もあるので、「Car Wheels on a Gravel Road」の中でもっともストレートに歌っている「I Lost It」が私の好みというわけです。フルボリュームで聴くと、とても気持ちがいい曲です。</p>

<p>　「Car Wheels on a Gravel Road」以降、彼女は「Essence」「World Without Tears」と、次々ヒットアルバムを出し、アメリカの音楽界で頂上へと上り詰めていきます。そして最近では「WEST」などがけっこういい味を出してはいますが、私は「Car Wheels on a Gravel Road」以上に惹かれるアルバムはありません。<br />
　むしろ私は、「Car Wheels on a Gravel Road」以前、セカンドアルバムの「HAPPY WOMAN BLUES」が好きです。このアルバムは1980年に発売された彼女の2枚目のアルバムですが、このアルバムで初めて彼女のオリジナル曲として「I Lost It」が収録されています。ここでは「Car Wheels on a Gravel Road」に収録された「I Lost It」とは全く違う楽曲と言ってもよいぐらい、カントリータッチの軽妙な曲調で歌われているのですが、これはこれで悪くありません。それにしても「HAPPY WOMAN BLUES」のアルバムジャケットのルシンダ・ウィリアムスの写真、すごく可愛いくて好きです。</p>]]></description>
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<category>音楽</category>
<pubDate>Wed, 18 Nov 2009 11:07:13 +0900</pubDate>
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<title>真夜中に聴きたい50曲 (10)</title>
<description><![CDATA[<p>(10) <strong>Joni Mitchell</strong>「<strong>Both Sides Now</strong>」（ジョニ・ミッチェル：青春の光と影）</p>

<p>　1967年にジュディ・コリンズが発表したアルバム「Wild flowers」に収録された曲｢Both Sides Now」は、1969年に映画｢青春の光と影」（原題：Changes）の主題歌となり大ヒットしました。この曲はご存知のとおりジョニ・ミッチェルの曲で、彼女のデビューアルバム「Song to a Seagull」に続いて1969年に発表された「<strong>Clouds</strong>」に収められています。</p>

<p>　ジョニ・ミッチェルの初期のアルバムには、「Clouds」以外にも、名曲「The Circle Game」が収録された「Ladies of the Canyon」やより内省的な色合いが濃い「Blue」などなど多くの名アルバムが存在しますが、個人的には「Chelsea Morning」や「Both Sides Now」が収録されている「Clouds」が一番好きです。そして今回、その「Clouds」の中でも「Both Sides Now」を取り上げるのは、やはり私の世代特有の「青春の感傷」が含まれていることは間違いありません。<br />
　「Both Sides Now」は、歌詞も含めた曲自体の素晴らしさもさることながら、アメリカの公民権運動、世界各地で盛り上がったベトナム反戦運動や学生運動の嵐の中で、誰もが自分自身のあり方、自分と社会の関わり方を考え続けた「あの時代の空気」を最もよく反映させている曲の1つであり、当時ジョーン・バエズやボブ・ディラン、そしてCSN＆Yなどが歌う直接的な反戦歌などよりも、もっと深いところで何かを語りかけてくれる曲であったことが、ピックアップの理由になっています。</p>

<p>　そんな小難しい話は別にしても、ジョニ・ミッチェルというシンガーの素晴らしさは、簡単に語り尽くせるレベルではありません。ロックシンガー（あえて言います）としては非常に特異な存在で、孤高のミュージシャンと言ってもよいと思います。そして、前回取り上げたエミルー・ハリスと同様に、ジョニ・ミッチェルもまた、年を経るとともに独特の深みを増してきたシンガーです。1969年から2007年にかけてグラミー賞を9回受賞しているという事実も、彼女が世代を超えて支持されていることの確かな証です。初期のシンプルな弾き語りのスタイルに始まり、ジャズやフュージョンを取り入れた70年代、最先端のコンピュータミュージックの技法を取り入れた80年代以降、そして原点に回帰するようにシンプルな音楽に戻りつつある近年に至るまで、ジョニ・ミッチェルの音楽のスタイルに変化はあっても、魂のミュージシャンとしての本質は何ら変わりません。ギタリストとしての彼女のテクニックも、依然として素晴らしいものがあります。</p>]]></description>
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<category>音楽</category>
<pubDate>Tue, 17 Nov 2009 14:59:37 +0900</pubDate>
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