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2010年05月11日

●twitterの使い途

 ちょっと前に、「twitterなんて、使っているのは、目立ちたがりの経営者と政治家と芸能人とヒマ人だけ…」なんて話がありましたが、実は私もそれに近い感触を持ってはいます。まあ、そこまでとは思わないにせよ、個人的にはあまり使い途がありません。最大のネックは「140文字」という制限で、私のような「饒舌」ならぬ「饒筆」な人間にとっては、ちょっと何かを書こうと思うと、全く字数が足りません。さらに、きちんと意見を述べるためには、やはり140文字では足りないことの方が多い。ビジネスでの利用た広告媒体としての利用も始まっていますが、いまのところそれほど重要なメディアとは考えていません。
 それに私は、「ソーシャルメディア」なるものの必要性が、個人的にはどうしてもわからない。社会的必要性については様々な意見があろうかとは思いますが、ともかく個人的には不要です。だいたい、見知らぬ人とコミュニケーションをとるのは非常に面倒。どの程度のコミュニケーション能力や知性を持っているのかわからない人間と、ネット上で議論をしたり交流したりするなんて、やってられません。ともかく、ビジネスもプライベートも含めて日常のコミュニケーションはメールと電話で十分。公に対して個人的な意思表示をするならWebサイトが有効だとは思います。私の場合はBlogシステムを使っていますが、コメントもトラックバックもオフにして使っているので、通常のWebサイトと使い方は同じです。CMS代わりにBlogシステムを使っているだけます。
 そんなわけで、twitterのアカウントを作って以降、何に使おうか考えてきたのですが、最近思いついたのが「読書記録」です。実際に10日ほど前から使ってみたら、これがけっこう便利です。私は、ところ構わず本を読み、しかも同時に何冊も併読し、電車の中やカフェの中など、どこで読了するのかわからない濫読生活を送っているので、通常の読書日記をつけようと思うと、その日に読み終わった本がどれで、読書中の本がどれで…といったことが、よくわからなくなり、面倒になってしまっていたのです。ところが、スマートフォンや携帯からも簡単に書き込みできるtwitterなら、読了と同時に、また読み始めると同時に、場所を問わず本のタイトルを記録しておけます。これって、意外と便利です。別に感想を書かなければ、140字でも十分なので、当分は備忘録代わりに、twitterで読書記録をつけていこうと思っています。

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