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2010年05月12日

●日常雑記 ~「赤い鼻」マスターに合掌

 昨夜は、祈祷師のびびこさんと、他に友人2人、合わせて4人で池袋西口ときわ通り奥の「木々家(はやしや)」へ。いつ食べても、この店のやきとんは絶品です。で、その席で友人のK氏から衝撃的な情報を聞きました。それは、「赤い鼻」のマスターが亡くなった…というもの。何でも10日に葬儀が行われたとのことです。早速、古くからの池袋飲み仲間のKさんやSさんに電話で連絡したところ、皆さん絶句。「木々家」の後で立ち寄ったバー「FREE FLOW RANCH」のマスターも昨夜知ったそうで、非常に驚きかつ残念がっていました。

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 「赤い鼻」というのは、知る人ぞ知る、西口の沖縄料理店。「知る人ぞ知る」という表現にはかなり深い意味があり、料理が美味しい名店…というのとはちょっと違います。カウンターだけの小さなお店で、朝までやっているところから、まあ「2軒目の飲み屋」として使う人が多かったと思います。良くも悪くも沖縄出身の個性的なマスターの人柄に支えられていたお店でした。
 この「赤い鼻」というお店がある場所は、かなり目立たないところで、確か「赤い鼻」ができる前は、阪神大震災で被災して神戸から移転してきた「神戸ラーメン」のお店がありました。その神戸ラーメンが数年で閉店した後に開店したのが「赤い鼻」、だからもう10年以上になるはず。最初の頃はランチなどもやっていたお店でしたが、徐々に飲み屋化し、昨今は深夜の池袋を徘徊するコアな人たちに愛される特異な存在のお店になっていました。
 こんな、一般的には誰も知らない小さなお店のことをあえて書いたのは、愛すべき赤い鼻のマスターのことをWeb上に記録として残しておきたかったから。昨夜、「木々家」で飲んだ後にその「赤い鼻」の前を通ったら、電気が消えて真っ暗になっていました。ワタガラス豆腐や、酢でじっくり煮た鳥モモを食べながら、シーカーサーサワーを飲む、ゆったりとしたひと時…。あのカウンターで、もう飲めないと思うと実に寂しいです。

 ところで、祈祷師のびびこさん、本当に愉快な方です。そして、見掛けよりも(ゴメンナサイ)ずっと真面目で誠実な人。それにしても、今時「祈祷師」という肩書きで食べている人が存在するのは、やはり驚異。この不況の時代、精神的な拠り所を求める人はますます増えるでしょうが、がんばって欲しいものです。

 長く使っていたオリンパスのICレコーダーが壊れたので、買い換えました。どれにしようかと悩んだ挙句、購入したのはSANYO「ICR-PS502RM」。内蔵2GBに加えてMicroSDの4GBを入れて使い始めました。ズーム録音の感度が良好で音質もよく、気に入りました。もう少し使い込んだら、使用感など詳しく報告します。

 携帯電話の公式サイトでやっていたコンテンツをパクられました。うちの会社のコンテンツをそっくりパクってiPhone用アプリにして売っていたのです。とりあえずiTunesに連絡して、権利侵害申立を行いましたが、iPhone用アプリは非常に本数が多く、またあまり権利関係の審査が厳しくないので、一部でパクリが横行しているという話も聞きました。法的措置も取るつもりです。うちのコンテンツをパクったiPhone用アプリを販売するバカ会社はugatta と、Rakudoor(楽道)です。ugattaなる会社のHPを見たら、「経営理念:Fairness/公平性を重んじ…」とありますが、堂々と他社のコンテンツをパクって「Fairness」とはブラックジョークでしょう。本当にひどい話。

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