ここはオルタナティブ・デジカメサイト。デジカメとMPEG-4動画の話、サブカル系の駄文コンテンツをどうぞ…
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画像日記   〜都会に暮らすサイレント・マイノリティの発言


2002/2/20

 過去に撮影した銀塩フィルムのデジタル化に着手しようと決心しました。中でも、1983〜4年にかけて、ニューヨークを中心に、全米をグレイハウンドバスで移動しながら撮影した数千枚のフィルムをライブラリー化しようと考えています。
 80%がポジでマウントしたもの。あとは白黒とネガが少しあります。撮影に使ったカメラはポジがPENTAX MXでネガがオリンパスXA。もう15年以上も放ってあったので保存状態が心配になってきました。早くデジタル化しないと、不安です。
 不思議なもので、銀塩カメラとデジタルカメラの優劣論争をする時、必ず「銀塩は100年は持つけど、デジカメの画像は媒体が変わったら終わり」というような意見が出ます。私は、絶対に銀塩のネガやポジのままの方が劣化が心配です。デジタル化さえしておけば、永久にデータは消えないわけですから…  それに見たいと思ったときに、いつでも見られます。紙焼きをアルバムに貼って保存しておいても、いちいちアルバムを引っ張り出して見たりすることは絶対にありません。デジタル化してパソコンのHDに入れておけば、好きな時に見られるし何にでも利用できます。
 しかし、問題はデジタル化に要する時間です。ポジスキャナを用意するとして、1800〜2400dpi程度でスキャンすると、ポジ1枚あたり1分以上のスキャン時間がかかります。3000枚をスキャンするとなると、延べ50時間以上、交換の手間や保存・整理の操作にかかる時間を考えれば、その3〜4倍の時間はかかるでしょう。1日30分ずつ作業したとしても1年以上かかる計算です。何かよい方法がないかなぁ…。  他にもある過去に撮影したネガやポジを全部スキャンするとなると、これはもう数年がかりの作業になりそう。みなさんはどうやって処理をしているのでしょうか?

 今日の画像は、「神田川」です(SPYZで撮影)。これは高田馬場付近で、昔流行った「あなたはもう忘れたかしら、赤い手ぬぐいマフラーにして…」という歌の舞台になったあたり。私はずいぶん前にこの近くに住んでいたことがありますが、15年以上前とほとんど雰囲気が変わっていません。「神田川」という歌が流行った時代のこのあたりはさすがに知らないんですが、きっとこんな雰囲気だったのでしょう。

 いま仕事中なんですが、FM放送を流しているラジオからハイロウズの「いかすぜOK」が聞こえてきます。この曲、好きですね。今度カラオケに行ったときに唄おうかなぁ…

2002/2/19

 バカチョンカメラの「バカチョン」は、やはり使うべきではありません。バカチョンという言葉に関して、自分では「チョン」という言葉を差別用語として使ったことがない…という理由、さらには韓国国籍の友人や知人に聞いても、「バカチョンカメラ」を差別用語とは思わない…と言われたこともあって、私は「差別用語ではないのでは?」と書きました。
 で、この発言を全面的に撤回します。これは数日前に在日二世の大学生と話した結果です。彼らは大阪の出身者で、小中学生の頃から何度も「チョン」と言われたそうです。私が小学校から高校までを過ごした名古屋では、朝鮮人を「チョン」と呼ぶ習慣はありませんでした。朝鮮人に対して差別的な言動はたくさん見ましたが、「チョウセン」と呼称して差別していました。高校時代には同級生に朝鮮国籍の友人がいましたが、誰かが「チョン」と言った記憶はありません。
 しかし、これはどうも私の周囲の限られた世界での話だったようで、朝鮮人を侮蔑する言葉としての「チョン」は予想外に拡がっているようです。それを指摘された私は、「バカチョンカメラ」という言葉について、あらためて彼らに聞いてみたところ、はっきりと「不快な言葉」と認識すると言いました。やはり「チョン」という言葉と「バカ」という言葉が結びついているということで、非常に馬鹿にされた感じになる…と言うのです。
 バカチョンカメラの「バカチョン」が、その語源から見ると差別とは無関係だったことは事実でしょう。また私自身が個人的にバカチョンの「チョン」と「朝鮮人」を結びつけられなかったことも事実です。しかし、現在においては差別用語になり得るということがはっきりとわかりました。また、差別されていると感じる人がいることも判りました。そう判った以上、語源など問題ではありません。従って、今後当サイト内では使用しません。

 私は職業柄、言葉の使い方には人より多少敏感な方です(それにしてはこのサイト内の文章はヒドイ…といわれそうです)。「書くこと」や「読むこと」にこだわりを持つ多くの人のように、十把一絡げの「言葉狩り」は好きではありません。だから、何でもかんでも差別用語と決め付けることはしたくありません。出来る限り、その言葉が持つ文化的な背景を考えたいとは思っています。だから、「メクラ判を押す」とか「片手落ち」などという言葉は差別用語として校正で削除されますが、これらについては心情的には抵抗があります。
 かといって、こうした言葉を「日本語文化の伝統」を理由に「差別用語ではない」「言葉狩りはいけない」と、あまりに強く主張する人に対しても素直に納得できない部分があります。文化的な背景を重視することは必要でも、あまりにも伝統にこだわるのもおかしいと思うからです。言葉、言語表現は時代とともに変わるものだと理解しています。伝統を大事にするからといって、現在において上代文学に出てくるような言葉を後生大事に使い続ける理由はありません。言葉というのは、時代の変化を受け入れながら、できるかぎりナチュラルに変化していくのが自然です。
 例えば「食べれる」などという「ら抜き言葉」は生理的に嫌いです。文の中では絶対に使いません。にも関わらず自分でも話し言葉の中では自然に使っていたりするから恐ろしい。既に、ら抜き言葉は標準的な日本語表現の1つとなったといってもよいでしょう。
 言葉に関しては、敏感でありたいと思う反面、時代の流れや文化の変遷に対して「自然」であることも大切だと考えています。

 今日の画像は、池袋駅メトロポリタン口前にある商業ビルのガラスの壁面に大きく描かれた「モナリザ」です(SPYZで撮影)。
 絵画は嫌いな方ではないのですが、モナリザはその美術的な価値はともかく、特に興味を惹く絵ではありません。どの画家が好きだとか、どの時代の絵が好きだとかいうのもあまりなく、なんとなく好きな絵嫌いな絵がある程度ですが、それでも美術館には時々足を運びます。そういえば、アレクサンダー・カルダー、デイヴィッド・ホックニー、ジョージア・オキーフ、アンディ・ウォーホール、そしてバスキアやキース・ヘリングなど近・現代アメリカ美術は好きで、ニューヨークへ行くと必ずホイットニー美術館などを訪れます。

2002/2/18

 日立マクセルがWS30EXの発売を中止した…という話を、当サイトの掲示板への藤木さんの投稿で知りました。その後、日立マクセルのサイトで確認しましたが、本当に発売中止が決定したようです
 で、…思うに「WS30」というシリーズは終わったと思います。日立マクセルが今後デジカメ販売事業を続けるかどうか知りませんが、35万画素機、というか低価格デジカメのラインアップを続けることは、あまり意味がない気がします(余計なお世話ですね)。というよりも、低価格35〜100万画素機クラスではもう「新しい試み」がやりにくくなってきている気がするのです。
 現在100〜130万画素クラスでCCDを搭載した本格的な旧型機種が1万円前後で大量に市場に出回っている状況からすれば、CMOSを搭載した1万円前後の35〜100万画素機なんて、よほど変わったコンセプトでなければ売れないでしょう。Cheez!SPYZは「超小型機」というジャンルで爆発的なヒットを記録しましたが、この手のコンセプトも携帯電話に35万画素カメラの搭載が一般化すると、神通力を失うことは確実です。1万円前後、または1万円以下で市場性のあるデジカメをコンセプトすることは、極めて難しくなってきたような気がします。
 WS30のOEM元であるLargan社のホームページを見ると「Chameleon Mega」という、CMOSの130万画素機がラインアップされていますが、「ix-130」や「MPX」と同じく、個人的には全く興味がありません。安価なCMOSカメラの画像には、ほとんど興味がわきません。「ix-130」や「MPX」の撮影画像を見る限り、35万画素も130万画素もあまり変わらない気がします。
 35万画素でもCMOSではなくCCDならば、かなり雰囲気の異なる画像が撮影できることは、eggyの例を見るまでもなく、一昔前のデジカメ大手各社の35万画素機を見れば明らかです。だから、発表されたWS30EXのコンセプトは実に面白いと思っていました。CMOSのままで130万画素にしたところで、「ix-130」や「MPX」の後追いです。私はeegy並のダイナミックレンジを持ち、暗い場所でノンストロボで撮影が可能で、なおかつWS30 SLIMと同程度のサイズのカメラに期待していました。発売中止になったのは残念です。

 だからと言って現行のWS30/SLIMの魅力がなくなるわけではないのですが、トイデジカメにもそろそろ多画素化以外の新しい方向性が出てきてもよいかな…と思います。カメラ付き携帯電話との競合が厳しくなる中、トイデジカメは」あくまで「トイ」で終わってしまうのでしょうか?

 ところで、WS30という機種がなくなったら、「WS30の世界」というこのサイトのタイトルはどうするのか…と知人に聞かれました。むろん、そのまま残します。「WS30」というカメラがあろうとなかろうと、私にとっての「WS30」は、「低価格デジカメの象徴」以外の何ものでもありません。

 今日の画像は、池袋駅近くにある蕎麦屋の看板です(SPYZで撮影)。「手打ち蕎麦と地鶏料理」が売り物なので、ニワトリの看板がかかっているのでしょうね。値段を考えれば特に美味しい店ではありません。ランチ以外には行かないお店です。

 先週末から体調不良(原因不明)なんですが、仕事は待ってくれません。特に原稿の締め切りを何本も抱えているので、かなりプレッシャーがかかっています。なんだか食事をする気がしなくて、今日も昼食を抜いてしましました。どうも、ここのところ体力が落ちてきた感じがします。バイクで日本一周とか、昔みたいに1日700〜800kmを走り続けるツーリングなんて、もう無理かなあ…

2002/2/16

 日記特別編  「自分の評価と他者の評価  〜デジカメ・ニーズの個人差  その2」


2002/2/15

 日記特別編  「自分の評価と他者の評価  〜デジカメ・ニーズの個人差  その1」


2002/2/14

 男性の皆さん、バレンタインデーのチョコレートはもらいましたか? むろん、私は毎年そこそこの数をもらいます。今年ももらいました。ここだけの話ですが、私は女性にモテます(コイツ何をバカなこと言ってんだ?と思われるでしょうが事実です:笑)。特に外観がカッコいいとは思っていませんが(少しは思ってます:笑)、自分のライフスタイルに共感してくれるのは、男性よりも女性が多いのです。もっとも私はチョコレートを食べないので、みんな周囲の人間にあげてしまいます。だから、本命の女性からは好きな和菓子をもらうことにしています。
 私の友人に、ここ10年来、バレンタインデーになると周囲の男性に100個以上の手造りチョコレートを配っている女性がいます。彼女は30代半ばで独身なのですが、ルックスもスタイルもよく、とてもチャーミングな女性です。ボーイフレンドもたくさんいるし、恋人もいます。でも、彼女自身は「惜しみなく愛を分け与える行為」だと、バレンタインデーの自分の行動を自画自賛しており、楽しくチョコレート配りをしています。素敵ですね…。
 さて、「インドのヒンズー至上主義政党、バレンタインデー妨害を表明」という記事には、笑いました。ああ…、宗教的な行動を「笑う」のは大変に失礼なことですね。反省します。で、日本にも宗教的な理由からバレンタインデーに反対している人はいるんじゃないかと思ったら、こんな方を見つけました。「サカリを煽る日」というエッセイです。「サカリを煽る…」とは、すごいタイトルですね。
 考えてみると、このサイトのURLは出さない方がよかったかもしれません。私はこの方が所属する宗教団体、非常に不愉快です。もっとも私はこの宗教団体に限らず宗教は全て嫌いですが…。こんなイカれた団体に所属している人間にも「表現の自由」が保障されるところが、インターネットというメディアの持つ恐ろしさでもあり、メリットでもあるのでしょう。アレフでもネオナチでも…、そして私でも…、ホームページで自由に自分の意見が言えるのです。

 話は変わって、ロイターという世界的な通信社がありますね。そのロイターは、ニュースの配信にあたって、9月11日の米国同時多発テロ事件関連の報道やパレスチナ報道を含めて、「テロリスト」という言葉を一切使わないそうです。ビン・ラディンやパレスチナ過激派を「テロリスト」と呼ばないことに対して、アメリカ政府などから強い抗議があったとのこと。それに対してロイター社は「ある国や政府からテロリストと呼ばれる人々も、別の国や政府からみれば民族の英雄や独立の英雄だったりする。事実を事実として伝えることがわれわれの仕事だ。ニュース記事には『判断や主観』を入れない…」と答えたそうです。実に優れた見識だと思いました。アメリカの政府への追従から、テロリストという言葉を連呼する日本の政治家や文化人などには、ぜひこの話を知って欲しいと思います。

 「独立の英雄」といった存在の人々が、ある段階まではテロリストと呼ばれることが多いのは事実です。今回は既にその経緯よく知られているパレスチナやアイルランドの例はあえて出しませんが、歴史を見れば他にも多くの「テロリスト=民族・国家の英雄」という例があります。
 例えばケニアの独立の経緯も有名な話です。1952年、英国の土地収用政策に反対するギクユ族が起こした「マウマウ団(ケニヤ土地自由軍)暴動」は、反植民地闘争への口火となり、独立のきっかけとなりました。イギリスは植民地を守るために、マウマウ団を徹底的に弾圧しました。片っ端から捕まえて拷問にかけて殺しました。「マウマウ団」は貧弱な装備で武装し、植民地政府に対してゲリラ戦を展開したのです。鉄パイプとバネを使った手造りの銃と拾った薬きょうでイギリス軍と戦いました。マウマウ団の決死の戦いがきっかけで、ケニアでは1952年にアフリカ人の選挙権が認められ、初代大統領となった「独立の父」ジョモ・ケニヤッタらの努力もあって1963年の独立に至りました。
 このマウマウ団、当時のヨーロッパをはじめとする全世界で、「恐ろしい秘密結社」として盛んに喧伝されたのです。これは、アフリカという土地の持つイメージを最大限利用したイギリスのプロパガンダでした。自らの植民地政策の問題点を隠すために、マウマウ団はテロリストよりもっと恐ろしい「悪魔のような恐怖の秘密結社」とされたのです。
 同じような話は、フランスから独立闘争を担った「ベトミン」やその後の「ベトコン」にも見られます。1960年代に「ベトコン」という言葉から、何か恐ろしい集団を想像した人は非常に多いはずです。「ベトコンは残忍ななゲリラ」というイメージをアメリカは作り上げようとしました。非戦闘員が住む人口密集地への無差別爆撃を繰りかえした北爆、枯葉剤の散布、ソンミ村の虐殺事件など、結局、残忍な戦闘行為を繰り返したのは米軍の方だったというのは、象徴的な話です。
 翻って現在、パレスチナの武装闘争派の人々が「テロリスト」かどうかなんて、誰も決められません。判断は歴史に委ねるべきだと思います。その意味で、先に紹介したロイター社の判断は、非常に正しいと考えます。

 今日も、いつもの「飲みながら画像」です(WS30 SLIMで撮影)。SLIMやSPYZなどの小さいカメラをポケットに入れておいて、こうして食事や打ち合わせ中にテーブルの上をパチリと撮影するのは、半ば習慣のようなものになりました。
 最近思うのですが、365日3食の全てを撮影する…というのを、1年間続けてみたら面白いかもしれませんね。10年ぐらい経って、「ああ、あの頃はこんなものを食べていた」…なんて感慨深く見られるかもしれません。
 しかし私は、十代の頃から食べ物の好みがほとんど変わっていません。逆に言えば、毎日食べるものにあまり変化がないのです。子供の頃から現在に至るまで野菜は嫌いだし、中でも子供と同じでニンジン、ピーマンなどは全く食べません。こういう偏食って大人になると治るって言いますが、私の場合は全く変わりません。

2002/2/12

 ハギワラシスコムの128MBのCFカードが壊れました。データが読み出せなくなっただけでなく、デジカメでフォーマットができないのです。eggyやVN-EZ1に入れてフォーマットしようとすると、デジカメの方がフリーズしてしまいます。
 USBカードリーダーに差し込むと、パソコンの方からは、かろうじてドライブとしては認識します。そこで、スキャンディスクをかけてやりました。大量のエラーが出ましたが自動復旧。その結果、パソコンの記録メディアとしては復活、パソコンからはデータの読み書きが出来るようになったのですが、相変わらずデジカメでは使えません。クソッ!

 シグマのデジカメ発表には少し驚きました。しかも一眼レフタイプです。この「SD9」は、CCDではなく「Foveon(R) X3TM イメージセンサ」を採用している点でも画期的です。Foveon(R) X3TM イメージセンサは、1つのピクセルでR・G・Bを感知するものだそうで、画質の方は不明ですが期待したいですね。RAWデータ記録の採用、IEEE1394の採用など意欲的な試みがフィーチャされており、何となく気になる製品です。発売日は未定とのことですが、発売されたらけっこう話題を呼ぶかもしれません。
 ところでシグマといえば、タムロンやトキナーなどと並んで、昔から一眼レフ用の安価な交換レンズを作っているメーカーとして認識している人が多いかもしれません。私が1980年代にアメリカに住んでいた時にも、米国のカメラ雑誌で大きな宣伝をうっていました。また10年以上前から自社開発の一眼レフも販売していますが、あまり所有している人を見たことがありません。

 ところで、デイブ・ヴァン・ロンクが死去したとのことです(こちらの記事を参照)。
 デイブ・ヴァン・ロンクと言ってもご存じない方が多いかもしれませんが、60年代から70年代のニューヨークのミュージックシーンに多大な影響を与えたシンガーで、ボブ・ディランなどに大きな影響を与えました。でも、記事中にある「フォークの大御所」というよりも、ブルーグラス。シンガーといった方が、正確かもしれません。このデイブ・ヴァン・ロンク死去の記事が目にとまったのは、つい先日文庫化されたばかりのローレンス・ブロック「聖 なる酒場の挽歌」を読んだからです。このニューヨークを舞台にした傑作ミステリーの中でデイブ・ヴァン・ロンクの詩が象徴的に使われていました。彼が歌った曲では「朝日のあたる家」(アニマルズやディランが有名ですが…)なんかも知られています。「朝日のあたる家」は、ウディ・ガスリーも歌ってますね。
 古きよき時代のニューヨーク、そしてグリニッジ・ヴィレッジの象徴でもあった彼の死に、心から冥福を祈ります。

 ※こんなサイトも好きです。

2002/2/11

 TVではどのチャンネルでもオリンピックばかり、面白くありません。スポーツを見ているのは面白くないわけではないのですが、オリンピックになると、日本選手がプレイするたびにアナウンサーが絶叫するので、アホらしくて見ていられません。今朝のTVではモーグルで銅メダルを取った里谷多英選手をゲストに、「亡き父親に捧げるメダル」というコーナータイトルで某民法アナウンサーが亡くなった父親のことをしつこく聞いていたので、あまりの不愉快さにTVを切ってしまいました。いったいこりゃなんだ?…という感じです。

 ところで先日、「…男女が一組になって行うペアやアイスダンスの演技で、観客などに見せるのにふさわしくない演技があった場合、その都度0・1点を減点すると決めた」…というニュースを読んで、笑っちゃいました(こちらを参照)。ぶっちゃけた話、女子スケートやアイスダンスで「必要以上に性衝動をかきたてるような表現は減点」ということらしいですねぇ。
 もともと、女子スポーツ選手はある種のフェチの対象であり、こうしたフェチなマニアのホームページがたくさんあります。女子新体操競技や水泳競技などは、会場へのカメラの持ち込みが制限されてますよね。
 スポーツの中でも「美しさ」を競う競技が、女性専門競技として存在することは、周知の通りです。私は以前から、新体操やシンクロナイズドスイミングが「何故スポーツなのか?」という点で大きな疑問をもってきました。私はシンクロナイズドスイミングという競技で、女性がハイレグの水着を着て、水の中でも落ちないギラギラの化粧をし、妙なダンスをしながらプールに入り、太い足を出して水中で踊り、水面に出ている顔はわざとらしく笑っている…という状態を見ながら、「なんて不自然なことをやっているのだろう」と、思っていたわけです。正直言って、セクシャルなものを感じるよりも、「気色悪い」って感じでした。まあ、どっちにしてもアイススケートで片足を高く上げて回転することを減点対象とするという話と同じ基準をシンクロ競技に当てはめたら、いったいどうなるのでしょうか。水面で太い足をぐるぐる回したりできなくなるかもしれませんねぇ…ハハハ…。
 「躍動美」とはいえ女性が美しさを競うのですから、セクシュアルな部分でのアピールは、1つの必然的な方向性でしょう。それを減点対象とするというのは、ヘンですよね。それなら、いっそ、女子スケート競技やシンクロ、新体操などをスポーツとして認めない方がスッキリとします。

 それにしても、もっとヘンなのは、ニュースの中にある「苦情が寄せられた」の一文。いったいどんな人が、苦情を寄せたのでしょうか。いわゆる「PTAのオバサン」たいぷでしょうか? それを想像するとなんとなく笑っちゃいます。

 話は変わりますが、コンパクトなカメラ好きの私は、昨日MINOLTA「DiMAGE X」を買いに行ったのですが、店頭でじっくり触って操作してみて、購入を中止しました。なによりも、思っていたよりも大きいのが気に入りませんでした。ともかく、サイズだけを聞いて想像していたよりもずいぶんデカイというのが印象です。デザインも安っぽく、カッコ悪いと思いました。若干でも横長にして欲しかったですね。縦横比が正方形に近いのなら、もっと1辺が小さくないとグリップしにくいですね。
2002/2/9

今日は朝から秋葉原へPCパーツを買いに出かけました。
池袋のJR構内にあるロッテリアで、150円のコーヒーを1杯飲むことに…。


なんとロッテリアのメニューに「たい焼きぜんざい」というのを見つけました。
ぜんざいの上にミニたい焼きが乗っています。
「限定10食」とありましたが、これって1日に10食分しか注文を受けないということでしょうか? 食べたい…


行きつけの店の1つ、あぷあぷ2号館。
ここでは5インチベイにHDDを搭載するためのマウンターを購入。390円でした。


秋葉原の片隅にある老舗のとんかつ屋「丸五」です。
ロースかつが1800円と値段が高い割に、おいしくないですね。
店構えは立派ですが、オススメできません。


JR秋葉原駅のホームからの光景です。
「アキハバラデパート」の改装工事をやっています。
何でも、アニメや映像ソフトの総合ショップができるそうです。
ノスタルジックな洋品店街や飲食店街がなくなると思うと、ちょっと寂しい感じ。


 ※ 以上、久々にWS30SLIMで撮影。
2002/2/8

 私はお金に縁がない人生を送っています。お金持ちになる、ということは絶対にないでしょう。人生観とかそんな大げさな話ではなく、お金に対する欲求が希薄なのです。自分の人生を維持する上で必要な収入…、これに対する目安はあります。そのためには必死で働きます。そこまでなら、お金に対する執着はあるのです。でも、それ以上の収入については何か漠然としかイメージできません。そんなことを思っていたら、ふと「お金ってなんだろう?」ということを考えました。まあ、経済学の基本とは「お金(貨幣)とは何か?」という問いに対して答えを出すことです。これで、社会の基本的な仕組みがわかりますよね。

 ごく単純に言えば、貨幣とは「もの(商品)の価値」を置き換える存在です。この「もの(商品)の価値」とは、それを生み出す「労働」に置き換えることが出来るため、アダム・スミスは「貨幣とは労働の総和」と定義しました。これを踏まえてマルクスは、「貨幣とは資本家が資本を蓄えるための存在」と言いました。
 しかし、「もの(商品)の価値」は、それを欲する人によって異なります。簡単な例えでは、水が豊かに湧き出る土地では水に価値はありません。しかし、水が貴重な砂漠では、コップ1杯の水に高価な値段がつきます。そこでケインズは、需要と供給のバランスやニーズの問題に目を向けて、「貨幣とは商品に対する幻想の対価」と定義しました(ここらへんは記憶だけで書いているので間違っているかもしれません)。
 いずれにしても、モノとモノの交換を便利にするための「標準価値」として、古代には米や布が使われましたが、それがより流通耐久性が高くて価値に対する普遍性も高い「金」へと変わっていきました。その金が金を含有した貨幣へと変わり、やがて金と交換できる紙幣になったというのが、簡単な経緯ですね。
 でも、現在は貨幣/紙幣(お金)の価値って、もっと複雑なものになっています。為替の世界を見ればわかるように、お金自体が投機の対象です。ケインズも予測しなかった、「幻想が幻想を生み出しつつある」という感じです。
 そんなことを考えながら読んだ『貨幣論』(岩井克人:筑摩書房)は、非常に面白い本です。貨幣論には、二つの流れがあって、一つは「貨幣はそれ自体が価値を持つ商品を起源とする」いう「貨幣商品説」、もう1つは「共同体の申し合わせや、社会契約、国家の立法に起源がある」という「貨幣法制論」です。岩井克人は、この貨幣論に対して形而上学的な解釈を持ち込みました。貨幣が貨幣である所以は、「貨幣を使う人(社会)が貨幣の存在を認知している」点にある…というのです。さらに、「貨幣と商品の関係を論じることは、言語学において言語と事物との関係を論じることと形式的な同一性を持っている」とまで言います。これは、非常に面白い比較です。
 この「言語と事物との関係」というのは、私の好きな「認識論」ですね。この分野に話が飛ぶと私は饒舌になってしまうので、やめておきます。ただ、前述した「幻想が幻想を生み出す」という貨幣論は、まさに「貨幣という存在を人間(社会)がどう認識するか」という問題に踏み込んでいます。
 こんな考えを前提に、冬の夜長に「自分とお金の関わり」について考えるのも、また一興です。

 今日の画像は、D-snapで撮影した「きれいなお姉さん」です。小さ過ぎてよくわからない?…それでいいのです。肖像権の問題がありますから。

 私は、「きれいなお姉さん」をたくさん撮影しようと考えています。身の回りの女性も撮影しますが、最近それだけでは飽き足らなくなってきました。もっとたくさんの女性を撮影したいと思っています。それで近々、「きれいなお姉さん撮影ツァー」に出ようかと、真剣に考えています。全国主要都市、そして海外も含めて年に数回のペースで、撮影旅行を行うという計画です。多忙な生活の中で実現には困難が伴うでしょうが…こんな計画を立てているだけで、日々の労働に耐えられるというものです(笑)。

2002/2/7

 日記特別編  「デジカメサイトの管理人、いろいろ…」


2002/2/6

 相変わらず、私のもとには時々デジカメ購入相談のメールが寄せられます。「○○と○○のどっちを購入したらよいのでしょう?」とか、「はじめてデジカメを購入するのですが、オークションで安く出ていたWS30はどうでしょうか?」…などの質問です。不思議なものです。こんなデジカメサイトを管理しているというだけで、デジカメについて詳しいと思われてしまうのですから…(笑)。それで、デジカメ購入相談メールを頂く件なのですが、実は「そんな相談を私にされても困る」というのが本音です。メールを頂くのは歓迎ですし、答えるのが面倒なのではありませんが、なんと答えてよいのか全くわからないのです。

 まず第一に、私は他人にどのデジカメがよいのかという客観的な評価を示すほどデジカメに詳しくない…という事実があります。このサイトに書いているのは全て「個人的、主観的な感想」であって「万人に納得してもらうための客観的な評価」ではありません。
 第二に、私のデジカメに対する評価基準が、一般的なものではないということです。デジカメのどのスペックを評価するのかは、人によって違います。例えば、私は自分がデジカメを購入するにあたって、サイズと重量の問題、電源の問題等を第一に考え、その条件にあったものの中から、画質や操作性などを判断して決めます。具体的に言えば、私のデジカメの選択基準には「撮影時重量が400g以上の機種は買わない」というのがあります。サイズにも選択基準があり、それは「チノパンのポケットに入らない機種は買わない」というものです。要するに、どんなに高画質で使い勝手のよいデジカメでも、重くてポケットに入らないものは、最初から選択の対象外…なのです(趣味で使うデジカメに限定した話ですが)。
 これは、私の撮影スタイルから来るものです。要するに私にとっては「カバンを持たずに手ぶらの状態で持って歩けないデジカメには利用価値がない」のです。国内・国外の旅行時には、手ぶらでホテルから散歩に出かけます。そういったシチュエーションで撮影できないと、「カメラで何かを撮影する」なんてことは、全くやらないかもしれません。
 だから私は、旅行に持っていくのにミノルタ「DiMAGE7」とFUJI「FinePix6900」のどちらがよいか?…などと聞かれようものなら、「どっちもやめなさい」と答えるでしょう。

 他人にデジカメの購入相談をするのはやめましょう。また、評論化の言うことも無条件で信じるのはやめましょう。

 さて、今日の画像は行きつけの喫茶店「街角」です(D-snapで撮影)。今日のお昼は、ここでコーヒーとサンドイッチを食べました。

 ところで、D-snapの動画編集ソフト「SD-MovieStage」を使ってみましたが、これはeggyやVN-EZ5で撮影したASFファイルの編集が可能です。逆にD-snapで撮影した動画は「PixLab」では編集できません。こうなると「SD-MovieStage」はソフト単体で安く買えるし、MPEG-4の標準編集ソフトとして普及する可能性があります。機能の詳細や使い勝手については、後日レポートします。

2002/2/5

 日記特別編  「eggyを買え!  最後のアジテーション」


2002/2/4

 自宅のADSLアクセス環境は非常に快適です。オフィスの1.5MBよりもはるかに速いですね。スループットで3〜4MBというのは、こんなに速いとは思いませんでした。モジュラーケーブルの長さや取り回しなどを調整すれば、まだ速くなる可能性があります。
 なんと言っても、かつてパソコン通信を始めたころは300bpsのモデムやテレフォンカプラで、それが1200bpsになり28.8Kbpsになり…と、15年以上かけて徐々に高速化してきたわけです。そんな昔の話じゃなくても、つい3〜4年前にはOCNエコノミーの128Kbpsが「速い」と思ったわけですから…。初期のインターネットプロバイダなんか、マンションの1室で128Kbpsの回線引いてやってるところありましたよね。中堅のプロバイダでも256Kbpsのセルリレーなんて専用線を使って、数千人の会員を収容してました。それが、いまや個人で数Mbpsの回線を占有できるのです。しかも月額3千円以下です。OCNエコノミーは128Kで月額3万2千円でしたから…。当たり前のこことは言え、すごい時代になったものです。
 ところで、帯域が狭いMPEG-4はWeb用動画フォーマットとして非常に有効です。特にeggyのノーマルモードである160×120dotの動画は、ISDNクラスの回線でも十分に再生可能な点が魅力です。でも今回D-snapでいろいろと遊びながら思ったのですが、D-snapの320×240dot(帯域は約360Kbps)の動画でも、ADSL回線だとほとんどバッファで待たされることなく再生できます。…ということは、この程度の回線度が一般ユーザーのアクセス環境になるのであれば、サイズが大きくてフレームレートが高い動画をアップしても構わないんじゃないか…という気にもなります。
 とは言うものの、現在ADSLの回線普及数は約150万世帯。これは全インターネット接続端末数から見ればまだまだ微々たるもの。他のブロードバンド回線と併せても、世帯数で見て普及率は2割にも達していません。自分のアクセス環境がよくなったからと言って、まだまだ広帯域の動画をアップする時期ではないでしょう。

 今日の画像は、オフィスの近くの蕎麦屋です(D-snapで撮影)。静止画の画質が思ったよりも悪いD-snapですが、こんなスナップならOKです。
 「ここのつ」という非常に美味しいお蕎麦屋さんなのですが、お昼時には絶対に入れません。それと、高いですね。天せいろで2枚食べると、1500円近くになります。いくら美味しくても、昼食に1500円を出費する気はしません。でも、時々無性に食べたくなって、月に2回ぐらいは食べてます。  最近、オフィスの近所の店は全部飽きました。新しい店を開拓しようにも、もう食べてないお店がないのです。いよいよオフィスを引っ越す時期かもしれません。

2002/2/2

 新コンテンツ、D-snapの使用感」と、 D-snapの画質」をアップしました。


2002/1/31

 「…昭和43年に発売直前になって急遽、発売が中止されたザ・フォーククルセダーズの幻の名曲『イムジン河』が、3月21日に発売される…」というニュースを読みました。
 この曲は私の高校から大学時代に、「幻の歌」として知られていました。1980年代も様々なジャンルのシンガーによってライブハウスなどで歌われ続けたので、よく覚えています。非常に叙情的な詩とメロディは非常に印象に残るもので、フォークソングも含めてこの手の叙情的な歌がどちらかというと苦手で嫌いな私も、詩とメロディがはっきりと記憶に残っています。しかし、そのフォーククルセダーズが歌って発禁になったというオリジナルを聞いた覚えはありません。私は、実際に発売の時期には興味を持つ年代ではなかったため、後からこの歌が「発禁」になったものだと聞いて、何故発禁になったのかその理由がわかりませんでした。今回、このニュース記事を読んで初めてこの曲が発禁になった経緯がわかりました。要するに北朝鮮当局が歌詞に問題ありとクレームをつけたわけですね。何でも、昨年大晦日の紅白歌合戦でキム・ヨンジャが歌ったことが解禁のきっかけになったそうですが、私は紅白歌合戦という番組を全く見たことがないので、それについては知りません。第一、キム・ヨンジャという歌手を知りません。演歌や歌謡曲には全く興味がないのです。
 いずれにしても、ここ10年以上聞いたことがなかった曲なので、なんとなく懐かしく、入手して聞いてみようかと思っています。
 こうして、昔のことを思い出して何か行動するのは、自分が年をとったという証拠でしょう。私は、30代の半ばまでは自分の年齢についてまともに考えたことがありませんでした。いつも「現在が一番楽しい」と思って生きてきましたし、現時点でも基本的にそうです。音楽の好みもファッションの好みも、旅のスタイルも10代の頃と基本的に同じですし、ひねくれた価値観についても変わりません。でも、今回のようなニュースを聞いて反応してしまうところが、やはり「年をとった」ということなのでしょう(笑)。

 さて、今日の画像は自宅の近所で撮影したもので、練馬の旧家の庭から見上げた高層マンションです(SPYZで撮影)。練馬というところは、こんな緑豊かな場所と、畑と、高層マンションが、混在しているのです。自宅近くの地下鉄駅から新宿まで30分弱、池袋のオフィスまでは20分ちょと、環境にも利便性にも不満はありません。でも、最近では引越しがしたくなってきました。海の近くがいいなぁ…。

 現在、D-Snapでせっせと動画撮影をしています。週末ぐらいには、詳細なインプレッションをお届けできると思います。

2002/1/30

 日記特別編  「大きいカメラは、人生を楽しむのにジャマになる!」


2002/1/29

 個人的なドメインを2つ持っており、その1つは2年ほど前からアメリカの安いサーバーを借りて置いていました。これは月額8.5ドルで45MBの容量があるのですが、2年前にはかなり安かったのです。でも、最近では別に安くありません。そこで、今回国内のレンタルサーバーに移すことにしました。  国内サーバーでも最近では安価なところがあり、今回選択したのは年間6600円(月額550円)で100MBの容量があるサービスです(Futurism Works)。ここは前に仕事で使っていたドメインを移したことがあって、転送速度もまあまあ。で、ドメインの移動手続きを行うことにしました。

 むろん、商用で使うレベルではありません。商用のレンタルサーバーなら、安価な国内サーバーとなると、やはり皆さんも御存知のat-linkがお勧めです。ここなら月額3万円以下で、かなり高性能で安定したホスティングサービスを受けられます。1台丸ごと貸しですから、サーバーのスペックも自由。Celeron900MHz程度のマシンで、初期費用が5万円前後からです。

 さて、もう1つのドメインについてはやはり米国のサーバーに置いておきます。というのも、エロサイトを運営するためです。別に法律に触れるような画像を置くつもりはありませんが(いや多少は抵触するかもしれません)、それでも国内サーバーよりは、米国のサーバーの方が安全です。というよりも、私は日本という国に「言論の自由」や「表現の自由」があるとは思っていませんから…。


 今日の画像は、オフィスの近くのモスバーガー店内です(SPYZで撮影)。
 ここのところランチはモスバーガーと言う日が多いのです。立ち食い蕎麦ばかり食べていたのですが、ちょっと飽きてきました。

2002/1/27

 この話、この日記で紹介してもいいかどうか、3分間ほど悩みました。もしかして、すごく「下品」なヤツと思われるかもしれない。それに女性の方でここを読まれる方もいるでしょうし…。でも、彼女に教えたら笑い転げてたんで、やっぱり書いちゃいます。
 皆さんもうご存知ですよね、この話です。
 私は先週の始めに、遅ればせながらこのスレを読んで、笑って笑って笑い抜き…道を歩いている時も、電車に乗っている時も、ときどき思い出しては笑ってました。
 でも、こういうスレになると誰も荒らさない…2ちゃんねらーの良識を再認識しました。

2002/1/26

 おいしいタイヤキと言えば、四谷の「わかば」、麻布十番の「浪花屋総本店」、根津の「柳屋」などが超有名。でもそれほど有名ではありませんが、池袋にもおいしいタイヤキ屋があります。池袋東口三越の裏手にある「福義」。三越裏の交差点の角にあって「名代たいやき」とい書いてあるのですぐにわかります。ここはけっこう古いお店で、15年前には確実にありました。
 タイヤキというと最近は甘さを抑えたアンコがはやりですが、この「福義」のアンコはかなり甘い方です。でも、薄くてパリと焼かれた皮と、隅々までたっぷりつまったアンコが最高。本格派のタイヤキです。しかもこの店、他に類をみないベルトコンベア式のタイヤキ機を使っています。何でも、この店のご主人が自分で開発したとのことで、見ているとけっこう面白い。オススメです。

 さて、今日の画像は夕方のオフィス近くの街並みです(SPYZで撮影)。
 ネオンサインが灯る頃の画像なんですが、街灯やネオン、クルマのテールランプなどの点光源が滲むこともなく、よく写っていますね。あらためてCheezSPYZの実力を見直しました。

2002/1/24

ジョージ・ワシントンと桜の木


 「ジョージ・ワシントン=桜の木=正直者」と連想してしまうのは、私の世代だけなのでしょうか?
 アメリカ初代大統領をめぐるこの有名なエピソードについては、いろいろと考えさせられることがあります。

 ジョージ・ワシントンと桜の木の話を話をもう一度おさらいしてみましょう。

  −少年ジョージは、父からもらった斧で父が大切にしていた桜の木を切ってしまった。
  −父は、「誰が切ったか知らないか」と少年ジョージに聞いた。
  −ジョージは「ぼくがやりました。お父さんごめんなさい。」と、正直に謝った。
  −父は正直に謝ったことを喜び、ジョージを許した。

 …と、こんな話だったと思います。

 私は、この話が日本だけで知られているのか、アメリカ人も誰でも知っている話なのか、ちょっと気になりました。私自身がアメリカに住んでいたこともありますが、アメリカ人の口から、このジョージ・ワシントンの「桜の木のエピソード」を聞いたことは一度もありません。
 そこで、アメリカでジュニア・ハイスクール、ハイスクール時代を過ごした知人に聞いてみました。「ジョージ・ワシントンと桜の木の逸話を学校で教わったことがあるか?」と…。彼はむろんこの話を知っていましたが、アメリカの中学、高校で教わった記憶はないといいます。

 アメリカの小説を読んでいても、このエピソードが出てくることはまずありません。というよりも、私がいままで1千冊以上は読んだアメリカ人作家の小説(大半がミステリーですが…)で、ジョージ・ワシントンと桜の木のエピソードが登場したのはたった1冊です。それはニューヨークを舞台にした探偵小説で名高いローレンス・ブロックの「聖なる酒場の挽歌」で、この小説の中で主人公の探偵マット・スカダーが密告屋と会話する場面で、チラッとこの逸話が登場します。後にも先にもこのミステリーただ1冊以外では、読んだことがありません。

   この逸話が「作り話」だということは、ほぼ間違いのないところです。この逸話は、1800年にロック・ウィームズ(Mason Locke Weems)という牧師が書いた「逸話で綴るワシントンの生涯」という評伝の中で紹介されました。しかし、この話は初版にはなく、1807年に出版した第5版から登場しています。作者であったウィームズは本の売上を伸ばそうとして、それまであった逸話よりさらに興味深い逸話をでっち上げてしまったらしいのです。本の中でこの話は「信頼できる夫人から聞いた話」として紹介されていますが、これは全くの嘘っぱちのようです。
 この本は非常によく売れたらしく、アメリカでこの話が拡がり、その後日本の戦後教育に取り入れられた…というのが、日本で誰もが知ることになった経緯です。

 最初の疑問…つまり、「この話が日本だけで知られているのか、アメリカ人も誰でも知っている話なのか」という点については、結局よくわかりません。どなたか御存知の方はいらっしゃるでしょうか?

 さて、アメリカは自国の歴史を非常に大切にする国です。至るところに「建国の聖地」がありますが、中でも最初の議会が置かれたフィラデルフィアは圧巻です。市の中心部にあるインディペンデンス国立歴史公園(Independence National Historical Park)には、独立記念館(Independece Hall)やリバティ・ベル・パビリオン(Liberty Bell Pavilion)、フランクリン・コートなどが並んでいます。建国の鐘を鳴らしたリバティベルの周りには、いつも全米各地から訪れる見学者が溢れています。
フィラデルフィアの主役は、独立宣言を起草したトーマス・ジェファーソンとベンジャミン・フランクリン。特にベンジャミン・フランクリンの住居址であるフランクリンコートは、住居址の地面(地面だけです)がそのまま建物で囲って保存され、ガラス板越しに「ここが書斎の跡」という感じで地面を覗くことができるのです。
 トーマス・ジェファーソンは、バージニア州のシャーロッツビルに、その邸宅が保存されています。ジョージ・ワシントンは、ワシントンDC郊外のマウントヴァーノンにやはりその邸宅が保存されています。

 でも、歴史を大切にするアメリカとは言っても、彼らの言う「歴史」はアメリカ合衆国が独立・建国して以降の歴史だけです。例えばスミソニアン博物館には建国以来の膨大な収納物が収められていますが、建国前の歴史的な遺物はほとんどありません。確かに全米各地にネイティブ・アメリカンの歴史を伝える博物館はありますが、どれも至って地味なもの。建国後の歴史を知らしめるために各所に保存されている聖地に較べて、その扱いがおざなりな感じを受けるのは否めません。
 アメリカ人にとっての歴史はわずか250年前の「移民、そして独立・建国」に始まるのです。しかし、アメリカの歴史はもっと古いものです。先住民による文明の歴史は紀元前にさかのぼります。
 ということは、アメリカ人はアメリカ大陸という「土地」に愛着を持っているわけではないようです。アメリカという国に愛着や誇りを持ってはいても、そこが独立以前から長い歴史を持っていたという事実については、あまり注意を払っていません。
 不思議な話です。例えばユダヤ人とっては、国に対する誇りや愛着が「パレスチナ」という土地に対する執着と不可分に結びついていますし、他の多くの国でも、国と土地が切り離して考えられることは、まずありません。

 ジョージ・ワシントンと桜の木の逸話にはじまり、アメリカという国についていろいろと考えさせられました。

2002/1/23

 日記特別編  「つまんねぇ写真ばっかり撮ってんじゃねぇよ(笑)」



2002/1/22

 三洋電機のホームページを見ると、デジカメの紹介サイトの各所に「『動画デジカメ』は三洋電機の商標です。『デジカメ』は三洋電機の登録商標です。」と書いてあるはずです。そうです、「デジカメ」は三洋電機の登録商標なんです。
 この話は前から知っていたのですが、三洋電機以外のデジカメメーカーのホームページには「デジカメ」という言葉が使われていないかどうかを確認してみました。…で結果は、ありません。三洋電機以外のデジカメ各社のホームページでは「デジタルカメラ」とか「デジタルスチルカメラ」とかいう言葉は使われていますが、原則として製品紹介ページでは「デジカメ」という言葉は使われていません。製品紹介以外のユーザー向けコンテンツでは「デジカメ」という言葉が時々使われています。例えば「デジカメ活用教室」…といった感じの使い方です。
 それにしても「デジカメ」「動画デジカメ」という言葉の商標を持っているなんて、デジカメ業界における三洋電機のポジションを再確認させられます。
 ところで、個人サイトでも「デジカメ…」というタイトルをつける時には、本当は「『デジカメ』は三洋電機の登録商標」です」と入れなければならいのでしょうか?

 昨夜は、インド人シェフサティヤさんによる「お約束の新作カレー」を食べることができませんでした。なんと、サティヤさんがカレーを作るのを忘れていた…そうです。で、今日の画像は、本来はカレーを食べながら飲むはずだったビールです(StickShotで撮影)。

 相変わらずサイトデザインをちょこちょこと変更していますが、これも自宅がADSLになったおかげです。ダウンロード速度には十分に満足していますが、それ以上にうれしいのは実はアップ速度です。サイトのデザインを変更する際には、頻繁にソースをアップして見え方を確認します。だからアップロード速度が上がると、サイトデザインを変えようという意欲が起きるのです。

2002/1/21

 このサイトを公開して、ちょうど1周年になります。誰かが見ていることとか読んでいることをほとんど考えていない勝手サイトの極みのような内容にも関わらず、いつも書いているように多少飽きてきました。好き勝手なことを書いておいて、飽きるもなにもないものです(笑)。要するに、サイトを運営することに飽きたのではなく、サイトの内容に飽きています。
 デジカメに関する自分の意見をひととおり書いた現在、つまんない風景画像やスナップ画像を公開するサイトにはしたくありません。とはいうもののデジカメ情報サイトとして多少は誰かの役に立ってるかもしれないわけで、一応このサイトは残し、今後も新しいしデジカメを購入した時や何か新しい実験をした時などには情報を追加していくつもりです。また、日記というか時々考えたことも書いていきます。いずれにしても、デジカメ以外の「駄文コンテンツ」が増えることは確実です。
 このサイトを残す代わりと言ってはなんでですが、かねてから運営しようと思っていた「エロサイト」を近々公開するつもりです。「エロサイト」と聞くだけで「運営者はヘンなヤツ」と断定する…私にはそんなメンタリティはありません。既に海外サーバーを使って着々と準備を進めています。エロと言ってもいろいろとあるわけで、ここはやはり人間が人間たる所以…つまり感受性の部分で感じるフェティッシュなエロサイトを公開する準備を進めています。ここでは、プライベートなデジカメ画像が活躍するかもしれません(笑)。
 デジカメの本質的な使い方とは何か…を真剣に考えると、「プライベートエロサイト」というのは、ひとつの解答だと思うのです。むろん、このサイトでURLを公開したりはしません。1週間以内に公開しますから、エロサイト好きな方(?)は探してみて下さい。

 で、このサイトについても1周年を記念して(勝手に記念してろって?)、デザインと雰囲気を大幅に変更することにしました。今回からはスタイルシートを使うことにしました。昨夜、2時間ほどかけてHTMLを書いていたのですが、シロートの悲しさで思い通りに表示できない部分があります(私のオフィスにはWebデザインの専門スタッフがいますが、プライベートなサイトを依頼するわけにはいきません)。Explorerでの表示は何とかなりましたが、Netscape4.7は全くダメです。tableタグの入れ子構造にしたら、セル内で画像とフォントが重なったりするのです。これを直していくには膨大な時間がかかりそう…というわけで、新しいデザインのサイトでは6.0以前の旧バージョンのNetscapeを切り捨てることにしました。
 それで、まだ完全に全ページのデザイン変更を行っていないのですが、とりあえずトップページと一部のページの変更が完了した部分を部分的に公開しちゃいます。ここは本日以降、Netscape4.7では見られないサイトになったと思ってください。Netscape6.2では多少崩れますが一応確認しているつもりです。

 今日の画像は、カフェ内での盗撮です…って、別に盗撮したわけではなく、カフェの中を撮影したら、女性が写っていたという画像です(笑…SPYZで撮影)。
 前に田代まさしが盗撮で捕まりましたが、他人が写った画像はどこまでが「盗撮」になるのでしょうか? 街中でなにげなく風景を写すと人の顔が写っていることってありますよね。厳密に言えばこれも肖像権の侵害になるのでしょう。でも、有名写真家の撮った画像の中にもたくさん人物が写ってますよね。雑踏を写した写真など、写っている全ての人に掲載や展示許可を得ることなど不可能です。このあたりはグレーゾーンですね。



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