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私的画像日記 〜デジカメとともに暮らす日々の記録


旧ファイル(3/18〜4/18日分)
旧ファイル(2/13〜3/16日分)

 

   
5/22  忙しい…。今日は1日、一度もデジカメに触っていません。むろん1枚の写真も撮っていません。寂しいです。
 昨夜は午前3時に就寝、今朝は7時30分に起床。朝食後8時30分に家を出ました。オフィスへ行く前に銀行回り。オフィスには9時45分頃に到着。メールチェック後に、原稿書きに入ります。午後0時30分にオフィスを出て、目黒のクライアントへ。途中で喫茶店で20分の昼食タイム。クライントで、近日中に発刊予定の広報誌の企画会議を行いました。その後、30分ほど喫茶店でデザイナーと打ち合わせ。午後5時にオフィスに戻り、雑用と原稿書きです。夜8時から、オフィスの近くのレストランで取材です。現在まとめているiモード関連のノンフィクションの最終的なツメです。まあ、多忙な中で美味しい食事ができただけでも満足すべきでしょう。午後10時に取材を終えて、デザイン会社へ。パンフレットの色校正をします。午後11時に帰宅。すぐにパソコンの電源を入れて、メールチェック。ついでに、この日記を書いています。
 デジカメに触る時間もなければ、自分のサイトをチェックする時間もない。先週の後半以来、こんな毎日が続いています。

 そろそろストレスが溜まってきました。そんなわけで、来週はなんとか休みをとるつもりです。デジカメを2〜3台持って、西海岸にでも行くつもり。とは言っても現在の状況では、本当に休暇がとれるかどうかわかりません。

 実につまらない、個人的な日常の様子を書いてしまいました。こんな事情で、今日の写真はありません。
 というのも寂しいので、以前に撮影した写真を1枚。これはアメリカ、ミルウォーキー郊外にあるミラービール本社のビジターセンターの写真です。ビール好きの私は、たまたま仕事でシカゴを訪れた折に、ちょっと足を伸ばしてミルウォーキーまで行ってきました。むろん、目的は「タダでビールを飲む」ためです。
 ええ、もちろん工場見学のあとでビールを飲んできました。美味しかったですよ。  
5/20  今日は天気のよい日曜日だと言うのに、朝からオフィスで仕事です。締め切りが迫った単行本の原稿整理で、昨日からもう十数時間パソコンの前に座っているというわけで、もううんざりです。原稿完成間近の本の内容はiモード関連の話で、たまたま事情があって1年半も前から自分たちが運営していた大規模なiモードのコミュニケーションサイトの顛末を書いたものです。
 ここのところ、携帯電話の出会い系サイト絡みで殺人事件が起こったりして、携帯電話のコミュニケーションに対する風当たりが強いのですが、私はiモードなどWebアクセス型の携帯電話は、人と人とのコミュニケーション方法や人間関係を大きく変える力を持っていると信じています。

 そう言えばeggyがまた出回り始めていますね。昨日PHSの機種交換のためにビックカメラ池袋北口店を訪れたら、地下の売り場にeggyの在庫がありました。9800円と以前と同じ価格です。ひところのブーは去ったとは言え、やはり1万円ならeggyは「買い」です。ここまで遊べるデジカメは他に類を見ないものです。ここだけの話ですが、私は「パソコン批評」の5月号に簡単なeggyの紹介記事を書きました。もう数ヶ月間に渡ってeegyの話があちこちで話題になっている現在、さすがにいまさらeggyの話を書きたくない気持もあります。でもやっぱりいいものはいい…って感じですね。まだeggyの機能についてよく知らない人が相手だと、どうしても力が入ってしまいます。

 今日の写真は、友人がパソコンに向かっている姿です(WS30で撮影)。ひどい画像ですが、けっして失敗写真というわけではありません。要するに、意図的に写りの悪い画像、顔がわかりにくい画像を選んだのです。友人のプライバシーに配慮してのことです。
 まだまだ、このサイトで知人・友人のポートレートを片っ端からアップする気にはなれません。 
5/18  唐突ですが、高橋治「自白の構図」(文春文庫)という推理小説が好きです。高橋治といえば「秘伝」で直木賞を受賞し、「星の衣」「風の盆恋歌」などの代表作がある純文学分野の作家です。その高橋治が推理小説分野に挑戦した第一作が「自白の構図」です。まあ、推理小説というよりは警察小説と呼ぶ方が正しいのですが、ともかく私は、読了したありとあらゆる国内の推理小説の中で最も好きな、そして最も優れていると考えている小説です。  日本の作家による優れた推理・警察小説と言えば、例えば高村薫の「マークスの山」「照柿」や「レディ・ジョーカー」などを挙げることができます。むろん、彼女の作品は「小説としての面白さ」という点では絶賛に値するのですが、高橋治の「自白の構図」はまた一味違います。
 まず文体がシンプルで美しい。さらに適切な長さのセンテンス、そして叙情的ではありながら必要以上の修飾語がまったくありません。主人公ろその周辺の人々など登場人物の造型はしっかりしていますが、これもストーリーの展開に邪魔になるようなエピソードなどを極力省いています。ともかく、日本語のお手本にしたいような文体で、たんたんと物語が進んでいきます。
 前にも書いたように、私は基本的には翻訳ミステリーのファンです。ジョージ・P・ペケレーノスやトマス・H・クック、ドン・ウィンズロウなどが好きと言えば、ミステリー好きの方なら好みの作品の傾向がおわかりになると思いますが、日本の作家はあまり読みません。特にトリックに重点を置く最近のミステリー作家は、あまり好きではありません。ミステリーと言えども、小説としての面白さが第一なのです。
 そんなミステリー好きな私にとって、高橋治の「自白の構図」は特別な作品です。神崎警部補を主人公とするシリーズとしては、「殺意の断崖」「美しき囮」と併せて全部で3作品ありますが、第一作の「自白の構図」がやっぱりお気に入りです。私は、一度読んだ小説を2度3度と読むことはまずありません。しかし、この「自白の構図」は10回は読み直しています。こんな小説が書けたらいいな…とも思います。

 あーあ、またしてもデジカメとは無関係なことを書いてしまいました。

 今日の画像は「都電もなか」です(WS30で撮影)。都電荒川線「梶原」駅前の商店街入口にある「明美」というお店で売っています。都電の形をした箱は2種類あり、中のもなかも都電の形をしています。中の餡はぎゅうひを使ったもので、さっぱりとしています。
 人気商品らしく、お店はいつもこの「都電もなか」を買いに来るたくさんのお客さんでいっぱいです。 
5/17  昨日はこのサイトを置いているサーバーが夕方から2時間ほどダウンしました。といっても、まあたいしたアクセス数もない個人サイトなので、特に問題はなかったのですが…。
 個人的には、無料サーバーやプロバイダのサーバースペースはどうも使う気がしません。このサイトはアメリカのレンタルサーバーを利用しています。月額20ドル程度で独自ドメインで200MB程度のスペースが使えるというもの。メールアドレスは確か50個ぐらいは貰えたはずです。これを、業務用途と個人用途の両方で使っています。
 最近では国内のレンタルサーバーもだいぶ安くなってきましたが、やはりアメリカのサーバーでcomドメインで運用する方が、まだまだ安上がりのようです。私は、ymmr.comという個人のドメインも持っており、これは別途で月額8.95ドルのレンタルサーバーを借りています。
 アメリカのサーバーを借りていると問題になるのが、障害発生時のコミュニケーションです。英語でメールを送るのは特に問題はないのですが、問題は時間帯です。日本の昼間に障害が発生した時、先方は夜です。私がレンタルサーバーを借りている会社は、サンフランシスコの郊外にあるので、日本との時差は14時間です。昨日のトラブル発生時には、先方は午前3時頃ということで、メールに対する応答はありませんでした。何度も緊急時に電話をかけたことがありますが、やはり時間帯を気にしなければなりません。でも、まあトラブルの発生は稀で転送容量も大きく、むろんCGIは何でもOKなので便利に使っています。
 そういえば、オフィスの方はOCNエコノミーを解約することにしました。東京めたりっく通信のADSLがまあ順調なので、基本的にはこれで全ての業務がOKです。固定アドレスの方は、一応フレッツISDN+ZOOT(月額千円で固定IPをくれるプロバイダ)で、自社サーバーを立てました。これで、telnetなんかも行けますし、一応業務環境の再構築が終了しました。あとは、自宅のフレッツISDNをフレッツADSLに変更する予定なのですが、ADSLのためにアナログ回線に戻すと現在のISDNで電話番号を2つ使っているのがダメになるのが痛いです。
 さて、どうしようか…

 今日の画像は、デジカメではなく、愛用の銀塩カメラPENTAX「MX」です(WS30で撮影)。ホントに遊びに仕事にこれほど使ったカメラもありません。内蔵露出計のLED表示を見ながら絞りとシャッター速度を決めなくてはならない完全なマニュアルカメラ。まさに「写真とはどういうものか」を教えてくれたカメラです。むろん、今も現役。特に写真が趣味ということはありませんが、たまに白黒フィルムを入れて撮影したくなるカメラです。 
5/16  デジカメサイトにもいろいろとありますが、機能や画質などデジカメ自体についてこだわるサイトと、デジカメで撮った作品を掲載するサイトの、大きく2種類に分けられます。
 まあ、「WS30の世界」は、安いデジカメについてウダウダとくだらないことを書いていたりするので前者に近いと思いますが、後者のサイトとなると実にいろいろなタイプのサイトがあります。
 基本的には「自分がデジカメで撮影した写真を見せる…」というコンセプトが多いわけで、旅先の風景やら日常の生活のなかで撮影した写真を掲載しているサイトが一番多いようです。また、花の写真、鉄道写真などテーマを決めて作品を公開しているサイトの場合、趣味の方をアピールしたい方も多いようです。

 ところで、こうした「正統的な」デジカメサイト以外に、デジカメを使って「レースクイーン」をひたすら撮影したサイト、アイドルを撮影会などでで撮影したデジカメ画像を集めたサイト…といったものがたくさんあります。こういうのって、アダルトサイト系に分類されたりして、いわゆる正統派のデジカメサイトには入りません。
 でも、デジカメで撮影した「花」の画像を公開するとデジカメサイトに分類され、レースクイーンの画像を公開するとキワモノ扱いされる…これってなんとなくヘンじゃないかと思ったりします。
 私はこうした「レースクイーンサイト」的なデジカメサイトを非常に高く評価している部分があります。デジカメっていうのは「使ってナンボ」のものです。機能がどうだ画質がどうだと理屈をコネる前に、「撮影する」という行為自体を絶対の目的として持つべきだと思っています。
 例えばサーキットでレースクイーンを撮影している人達にとっては、デジカメは単なる道具に過ぎません。デジカメの機能を「レースクイーンをうまく撮影できるかどうか」だけで判断するはずです。ズームレンズがあった方がいいとか、晴天の屋外でのホワイトバランスがよいかどうか…とか、目的のためだけに機能を判断します。これは、デジカメを選択する場合、非常に健全なアプローチです。
 私は特にレースクイーンの画像を熱心に見る趣味はありませんが(美しい女性の画像は嫌いではありません)、でもこうしたことにデジカメを使っている人達は「本当のデジカメユーザー」のような気がします。
 そんなことを考えていたら、女性の写真だけを集めてサイトで公開してみたくなりました。というよりも、これからデジカメの画質や機能について論じる時は、女性が美しく撮れるかどうか…だけを判断基準にしようかなぁ。実は、普段は男女を問わずけっこう人物を撮っているのです。前にも書いたように、公開するとなるとプライバシーの問題がありますよね。どうしよう…

 今日の画像は100円ショップで売っているソフトケース(WS30で撮影)。これ、eggyを入れるのにちょうどよいので愛用していますが、他にもこのケースをeggy用ケースに使っている方は多いようです。
 でもこの100円ショップのソフトケースって、私の知っている限り2種類あります。この写真のケースはちょっと柔らかめ、その他にちょっとクッションがハードなタイプもあるんです。そっちの方が具合がいいのですが、あまり売っていません。 
5/15  真夏のように暑い1日でしたが、仕事が終わっってオフィスを出る夜8時頃には気温も下がり、気持ちのよい風が吹いています。友人と待ち合わせて、池袋の街をぶらぶらとお散歩しました。
 散歩の途中で、新しく開店したらしいアジア料理店を発見しました。「Khapom」というお店です。
 タイ料理やベトナム料理が中心で、値段も味もまあまあってとこですか。とりあえずは、シンハービール飲みながら「生春巻」を食べる友人をeggyで動画撮影しました(画像をクリックして下さい)。



5/14  古い話で恐縮ですが、現在はロックやレゲエが好きな私も、その昔はNHKの「みんなのうた」なんかを愛唱しておりました。「みんなのうた」は長寿番組であり、1961年に始まったとのことです。かれこれ40年も放送しているわけですね。
 そんな「みんなのうた」で放送された曲の好きだった曲の中の1つに「デビー・クロケットの歌」というのがあります。何年に放送された曲かはわかりませんが、私の小学校1〜2年の頃でしょう。実はこの歌、いまでも部分的に歌えるのです。  デビー・クロケットといえば「アラモの砦」で知られる、アメリカを代表するヒーローです。
 話は長くなりますが、なぜ唐突にこの歌を思い出したかというと、たまたま友人とメキシコ旅行の話をしていたところ、デキサス州のサン・アントニオの話になりました。アメリカからメキシコへ陸路で入るには、サン・アントニオ、エル・パソ、ティファナの3つのルートしかありません。私は後の2つは国境を越えたことがあるのですが、サン・アントニオには行ったことがありません。で、「サン・サントニオに行きたいなあ」という話になって、そこからサン・アトニオ近くにある「アラモの砦」の話になり、デビー・クロケットを連想したのです(恐ろしくつまらない話ですね…)。
 1835年、アラモの砦にわずか185人(188人という説もあります)のテキサス義勇軍が立て込もり、リオグランデを越えて攻めて来たサンタ・アナ率いるメキシコ軍と死闘を繰り広げたあげくに全員が壮絶に戦死した場所です。映画「アラモ」では、ジョン・ウェインがデビー・クロケットの役をやりましたね。

 話は「デビー・クロケットの歌」に戻ります。記憶に残っているこの歌の歌詞の一部なんですが、「〜負ける戦と知りながら、アラモの砦に駆けつける〜」ってところは問題ないですよね。
 ところが、こんな歌詞も記憶に残ってるんです。「〜戦い仕掛けるインディアン、大酋長との一騎打ち〜」って…。ちょっと待て、それは違うんじゃないか…、って気が付きました。ヘンですよね。デビー・クロケットはインディアンと戦ったんじゃなくて、メキシコ軍と戦ったんですよね。歌詞を全部覚えているわけではないので、何かデビー・クロケットがインディアンと戦ったという話でもあるのかも知れませんが、どうもこの歌詞は胡散臭いような気がして…。
 Webでちょっと調べてみたのですが、「デビー・クロケットの歌」に関する詳しい情報はありませんでした。単なる私の記憶違いなのか、この歌の歌詞がおかしいのか、ほんとうのことはわかりません。

 今日の話は、なんだかなぁ…

 今日の写真は「柏屋の薄皮饅頭」です(WS30で撮影)。福島在住の知人がいつもお土産に持ってきてくれるものですが、この手のポピュラーなみやげ物のお饅頭の中では、かなりまともな方かもしれません。あまりくせのないこしあんと黒砂糖味の薄皮は軽い食感で、オフィスの3時のオヤツには好適です。 
5/12  最近はビールやお茶などのアルミボトル缶が増えてきましたよね。私は飲んだ後のアルミボトル缶を、なんとなくもったいなくて捨てられないのです。というのも…
 私が登山をやっていた高校・大学時代は、なかなかよい水筒がない時代でした。普段水筒代わりに使っていたのは1リットルのポリタンクです。アルミの水筒は臭いがつかなくてよいのですが、グランテトラやマルキルのアルミ水筒は非常に高価で高校生にはとても買えない代物でした。
 アルミ水筒といえば昔からヤカンにもなる「GI水筒」ってのもありましたが、あれは形状が登山向きじゃない。ともかく、赤や黄色のカラフルなグランテトラは憧れの水筒だったのです。
 で、今「聞茶」のアルミボトル缶をじっと眺めていると、華奢ではありますがハイキング用の水筒にちょうどよいのではないかと…そんなことを考えてしまいます。途中に水場が多い、小屋泊まり1泊ぐらいの山行なら、500ccのボトルを2つ持っていけばちょうどよいのではないでしょうか…

 ちょっと標高が高い山域もそろそろ雪がなくなる季節です。そうですね、北八ヶ岳あたりへ行ってみたいですね。オーレン小屋あたりから登って、硫黄から北へ歩き、麦草峠あたりまでかなぁ。いや、もうちょっと北へ向かって雨池、双子池から、大河原ヒュッテぐらいまで歩いてみたいものです。私が高校生の時には、雨池と双子池の間には林道を経由しないで行ける道がありましたが、今はないみたいですね。
 そう言えば、15年ほど前に125ccのトライアルバイクで本沢温泉まで林道を登ったことがあります。登山道をバイクで走るのは道を傷めるのでけっして勧められるものではありませんが、そこはシーズンオフで人のいない時に、できる限り静かに登らせて頂きました。本当は無謀にも夏沢峠までバイクで行ってみようかとも思ったのですが、さすがに登山者への迷惑を考えて断念した思い出があります。

 日立マクセル「WS30 SLIM」の公式サイトがオープンしましたね。やっぱりというか、徹底して「女性向け」を前面に押し出しています。モデルがネックストラップで首からぶら下げてるイメージ写真なんか、何というか初代「IXY」(APS版)の江角マキ子のCMを思い出しちゃいました。

 ところでPanasonic「CardShot NV-DCF1」と「VN-EZ5」は、正面から見たデザインがそっくりということに気が付きました。と言っても「CardShot NV-DCF1」なんてデジカメをご存知の方はほとんどいないでしょうが…
 
5/11  二次電池って、勉強すると面白い。というわけで、新しくニッケル水素電池の話をコンテンツに増やしましたが、今後も電池の話は増えそうな予感がします。

 今日は絶不調。午後早い時間にオフィスを出て帰宅してしまいました。
 原因はめまいです。どうも、前庭神経炎の症状の「揺り戻し」ではないかと思いますが、困ったものです。いったんベッドに入って、また起き出してこうしてパソコンに向かっていますが、頭はフラフラしています。
 こういう病気をきっかけにして、「ある日目覚めたら超能力が身に付いていた」なんてことはないでしょうか…。例えば、数十キロ離れた場所の人の話し声が聞こえるようになるとか…
 気分が悪い…、アホなこと書いてないで、今日はもう寝よう…
5/10  SONYの初代マビカ(Mavica MVC-FD5)やキヤノンの「Q-Pix」など2インチの磁気メディアを使った初期のデジカメまで遡らなくとも、ほんの3〜4年前のデジカメを見ているだけで、実に面白いコンセプトの製品がありました。印象に残っている製品をいくつか思い出してみましょう。

 まずは、シャープ「MD-PSI」。最大の特徴は、記録メディアにMD(ミニディスク)を使っている点です。MD1枚に約2,000枚の静止画を記録できる他、音声と文字データを同時に記録・再生することができました。さらに、音楽用MDの録音・再生機能もあったから、ポータブルMDプレヤー兼用型デジカメだったわけです。35万画素のCCDを搭載し、2焦点の光学系というのも変わっていました。
 日立の「MP-EGI」は、MPEGIフォーマットで動画が撮影できるデジタルカメラでした。これは本当に意欲的な製品だったので印象に残っています。記録メディアとしてPCカードタイプのハードディスクを用意、静止画なら3,000枚、動画なら20分の記録ができました。その後の「MP-EG10」とともに、コンセプトを発展させてMPEG-4カメラ分野に進出して欲しかったですね。
 ニコンの「CoolPix」は、本体を直接パソコンのPCカードスロットに、直接カメラ本体を差し込んで撮影データの転送ができる変わり種でしたね。あのニコンが…という今となっては笑い話のようなデジカメです。「デジカメ」というのは、銀塩カメラと差別化するために何か変わったことをやる必要があったわけですね。
 京セラは「DR350」というVGA機がありましたね。そういえば京セラはその前に「DR1」っていうMavicaスタイルの2インチ磁気ディスクを使うカメラも出してました。
 NECの「Picona」とPANASONIC「COOLSHOT」は、縦型の撮影スタイルが新鮮だったので印象に残っています。PANASONICは確か九州松下電器が作っていたのですが、その後いいデジカメを何種類も出しましたよね。
 三菱電機は「DJ-1000/DJ-1」というカード型カメラを出していました。「WS30 SLIM」のハシリのようなカメラで、コンセプトはよかったんだけど…。最後には投売りされてましたね。
 PENTAX「EI-C90」は、記憶している方も多いでしょう。その後デジカメ分野ではパッとしない旭光学ですが、「EI-C90」は割と欲しかったデジカメです。
 日本アグファも印象に残るメーカーです。国内販売していたのは、確か「ePhoto307」。感材・フィルムメーカだけに、カメラとして非常にオーソドックスな作りの製品でした。35万画素のCCDを搭載、液晶モニタはなく光学式ファインダー式だったと思います。

 今日の写真は、池袋の裏通りにある「墓地」です(WS30 SLIMで撮影)。実はデジカメで「ヒトダマ」でも撮ってやろうと密かに狙っているのですが、この「ヒトダマ」とか「心霊写真」とかは、普通のフィルム式カメラよりもデジカメの方が写りにくいかもしれませんね。
 デジカメで撮影した心霊写真などがありましたら、ぜひ画像掲示板にアップして頂きたいものです。 
5/9  J-PHONEの携帯電話「J-SH04」には、11万画素のCCDカメラが付いています。液晶画面は256色表示のSTNなので、モニタ画面の追随性が悪いのがタマに傷、でもけっこう遊べます。明るさの調節なんてのもできます。でも、画質はよくありません(当然です)。J-PHONEのCMのようなきれいな画像は絶対に撮れません。
 撮影時には「チャラン」とけっこう大きな音がしますが、これは「盗撮防止」が目的とのこと。実際にこのカメラを使って、女性のスカートの中の盗撮を試みたヤツがいたとかいないとか…。このカメラの感度では絶対に無理です。
 で、撮った写真はロングメールに添付してパソコンに転送するのですが、そのままではデータ量が大き過ぎて添付できません。携帯電話上で「5行表示」にリサイズしてから転送します。

 そんなわけで、昨日の様子を「J-SH04」のカメラで撮ってみました。画像はレタッチ無しのオリジナルサイズです。


まずは会社を出て歩道を池袋方面に歩きます。


ここは池袋西口公園。東京都立の「芸術文化会館」という巨大なホールがあります。まさに税金の無駄遣いですね。


友人宅の室内で撮影しました。


その後は居酒屋へ。同行した友人です。
店内が暗いので鮮明な画像は得られません。


居酒屋のテーブルの上です。


「小鯵の唐揚」なる一品です。
 
5/8  何度も述べているように、私はCanonとSONYのデジカメが嫌いです。特に性能面で文句があるわけではけっしてありません。第一、200万画素以上のデジカメなんて、機能面ではどれも大差がないからです。  Canon製デジカメについては、数年前にPowerShot A5という初期の名機(?)を使ったことがあります。補色フィルター搭載、リチウム電池採用のなかなかスタイリッシュな機種で、当時の他社製デジカメと比較しても、ISO感度が高くてむしろ使いやすいと思った記憶があります。嫌いになったのはIXYシリーズからです。某デジカメ評論家が言うように「極小画素CCDの弊害」が気になったのではなく、ユーザーの所有欲をくすぐることを最大の主眼としたブランド戦略や、サッカーの中田を使うイメージ戦略がなんとなく嫌いだったからです。
 SONYについては、初代CyberShot以来、やっぱり「カメラらしくない」ところがひっかかっていました。たまたま仕事で知人の「CyberShot DSC-F505K」を使った時には驚きました。非常にアンバランスでまともなホールドができず、正直言って「なんじゃこりゃ」って感じでしたね。
 しかし、最近の製品を使わずに「嫌いだ」と言っているのも何ですねぇ…
 そこで、このCanon嫌いとSONY嫌いを払拭するため、どちらかのメーカーのデジカメを1台購入しようという計画を立てました(単なる思いつきですが…)。候補に挙げているのはCanon「A-20」とSONY「DSC-S75」です。まず「A-20」は、IXY DIGITAL 300で高く評価されている新画像処理回路と原色系CCDを搭載し、何よりも全体の雰囲気がカメラらしいのがいいかも。それに単3型ニッケル水素電池を使えます。「DSC-S75」の方は、雰囲気が従来のSONY製デジカメらしくないところがいいですね。やはりこちらも、カメラっぽい雰囲気があります。
 …なんてことを書きながら、実は通販で5万円を切ったKodak「DC4800」を見つけたので、そっちを買っちゃうかもしれませんね(笑)

 それにしても「世の中のトレンドに逆らう」というのは、非常に悲しい私の習性です。着ている服は高校時代以来アメリカントラッド一筋だし(どこへ行くにも正装はネイビーのブレザーにレジメンタルタイです)、バイクは2スト車が好きだし…
 こうしたスタイルにあまりこだわっていると、世の中にある「本当にいいもの」を知らずに終わる危険性があります。従来の路線を打破する第1歩として、Canonのデジカメを買ってみようかな…って、何を寝言のようなことを言っているのやら。

 今日の画像は…相変わらず街で見つけたヘンなものです(WS30 SLIMで撮影)。どこかのエスニック料理店の店頭に看板代わりに置いてあったものです。
 オフィスのある池袋近辺はエスニック料理店がともかく多い。中華料理と韓国料理、タイ料理にベトナム料理、マレー料理など、まったくもって「アジア」って感じです。東京豊島区は、ゴミの集積所にもゴミ収集日の案内が日本語、英語、中国語で書いてありますし、区報も中国語バージョンが発行されています。 
5/7  私のオフィスは池袋にあるので、毎日のように池袋でゴハンを食べています。まあ、昨今は情報誌などで「美味しい店」の特集がたくさんあるので私が書くこともないでしょうが、でもあまり雑誌に紹介されない、とっておきの美味しいお店をいくつかご紹介しましょう。題して「池袋グルメガイド」…って、デジカメとは何の関係もありません。

ワインと無国籍料理「かつら」
東京都豊島区池袋2-39-5 COSMYU-102(03-5951-1230)、ホームページはこちらです。
 ここは、昨年末に開店したばかりのお店です。料理長さんとソムリエでもあるオーナーさんが二人三脚でやってるのですが、非常にフレンドリーなお店です。様々な食材を気軽に食べられる居酒屋風料理の感覚で出してくれます。ワインは、オーナーに相談すればOK.。ビールにも日本酒にもこだわりがあるので、何でも聞いてみましょう。

タイ料理「ピラブカウ」
豊島区池袋2-48-4(03-3988-8889)、ホームページはこちらです。
 池袋にはたくさんのタイ料理店がありますが、タイ滞在経験者の間でもっとも評価が高いお店です。狭いお店の中は、タイの食堂そのままの雰囲気。ここで、シンハービールでも飲みながら、友人と話していると、気分はもうバンコクです。

佐渡料理 酒食処「いち」
豊島区西池袋3-29-11泉ビル2F(03-3986-2228)、ホームページはこちらです。
 ここは、池袋ではもっとも魚の美味しい店です。お店で出される魚の多くは佐渡直送とのことで、新鮮なお刺身がこたえられません。また、日本酒も新潟の地酒を中心に取り揃えているので、美味しいお酒と魚を心ゆくまで楽しむことができます。

 デジカメサイトなんだからこんな話はどうでもいい…なんて言わないで下さい(笑)。デジカメだけが人生じゃありませんから(当たり前ですね…)。あちこち旅をして、美味しいものを食べて、女の子と楽しく話して(男女の組み合わせは自由ですが…)、面白い本を読んで、好きな音楽を聞いて、バイクに乗って…いろいろと遊びましょう。そう、デジカメの機能や画素数にこだわるよりも、自分が楽しいと思う人生の中のいろんなシーンでデジカメを使って遊びましょう。  うーん、またしても勝手なことをほざいてるヤツだとお思いでしょうが…今日はちょっとハイな気分なんです。ご容赦を!


 今日の画像は…七福神です(WS30 SLIMで撮影)。通りすがりの小さな神社にあったもの。
 今日1日で何か不幸・不運なことがあった方は、ありがたいこの画像を拝んでください。きっと事態が好転し、よいことがあるはずです(そんなわけないですよね)。 
5/6  ここ数年、アウトドアで遊ぶ機会がめっきりと減りました。ツーリングも登山もキャンプも、すっかりご無沙汰です。別に体を動かすのが面倒になったわけではありません。たまたま、「アウトドアで遊びたい」と思わない時期なのです。その代わり…と言っては何ですが、街歩きが非常に楽しい。たまの休日は、ひたすら街を歩くことにしています。
 街を歩く場合、特に目的は決めません。名所旧跡や景勝地を歩くわけでもありません。街中でも住宅街でもところ構わず…って感じです。基本的には、女性と一緒に話しながら歩くのが好きです。途中でカフェでもあれば、立ち寄ってコーヒーを飲んで…。だいたい午後の早い時間帯から歩き始め、数時間歩いたあとは繁華街で終わる…というコースがいいですね。そうすれば、夕方の繁華街で買物でもして、最後に雰囲気のいい店でビールを飲めますから(笑)。

 なんか、こういう本質的に怠惰な生活が身に馴染んできました。相変わらず旅にも出ますが、国内外の旅先でやってることはだいたい「街中の散歩」です。こうなったら「散歩道」を極めてやろうか、なんて真面目に考えています。


 今日は、その散歩の途中で出会った「太ったノラ猫」の動画です(VN-EZ5で撮影:ノーマルモードに変換)。画像をクリックしてみて下さい。夕方の池袋の裏通りにいたのですが、何か妙に人間になついているカワイイやつでした。 
5/5  デジカメの性能について語る時、「解像度」の問題は欠かせません。まあ、このサイトのあちこちで言っているように、私はデジカメを購入したり使ったりするときに解像度っていうのはあまり重要視していないのですが…  デジカメのことをぼんやりと考えて入る時に、解像度と人間の視力の問題について知りたいと思いました。だって、人間の眼が見える範囲でしか解像度は意味を持ちません。銀塩フィルムが3000万画素なんて言っても、人間の眼は本当にそんな高い解像度(分解能)を持っているのか…とふと疑問に思ったのです。

 ところで「視力」という人間の眼の能力を測る尺度がありますよね。この視力っていうのは、「人間の眼の解像度」、つまり「網膜像の解像度」を示すものだってご存知ですか?簡単に言えば「2つの点を認識できる能力」のことなんです。  日本のオフセット印刷物は、普通は175線です。従って、350dpi以上の情報はありません。(ただしモアレ除去が必須です。)例外は、フォントやロゴなどのアウトラインを忠実に再現する必要がある場合。これらは一般に1200dpi以上が使われています。フォントなどアウトラインでは1200dpiが必要となる理由は、コントラストのくっきりした輪郭検出の能力が、通常の風景画像などの観察解像度とは別のしくみがあるためとのことです。
 ところで、この印刷物の仕様は人間の眼の分解能力に準拠して決められたそうです。印刷物関連の資料によると、人間の眼は、視力1.0の人で30cm先の原稿の291dpiを分解するのだそうです。2.0の人でその2倍。従って、平均300dpi、良くても600dpi前後が眼の最大の分解能とみることができます。
 さて、平均的な視力である1.0で考えて見ましょう。291dpiというのは、1インチ(25.4o)に291ドット。ってことは1ドットが約0.09oいう計算になりますね。さて、300万画素のデジカメの最大解像度の画像は、だいたい2048×1536ドットです。ということは、2048ドットに0.09oを掛けて…。
 結論としては、約20×14cmの写真ならば、平均的な人間の眼は「300万画素以上の画像は分解しない」という計算になります(おおざっぱですが)
 その上で、さらに考慮すべき要素があります。人間の目は視野の中心に対応する網膜上の中心窩と呼ばれる部分で高解像度を持ち、周辺に行くにしたがって解像度が低下しているとのことです。また、この最大解像度は「注視」する時に発揮されるもので、注視する対象は網膜の中心部分でのみ捉えられるのだそうです。そうなると、注視しない状態では300万画素すら不要かもしれません。

 …と、ここまでの話は、この文を書きながら適当に計算したので、どこか間違っている可能性があります(間違っていたらご指摘ください)。誰か生理機能としての「人間の眼の分解能」と「デジカメの分解能」に関する、詳しいレポートを書いてくれないかなぁ。

 今日の画像は、麻布十番温泉です(WS30 SLIMで撮影)。東京にはたくさんの温泉(鉱泉)がありますが、ここもその1つ。私のオフィスがある池袋にも、かつてはちゃんと汲み上げている「池袋温泉」というのがありました(現在はサウナになっています)。
 麻布十番と言えば、豆源の豆菓子とか浪花屋のたいやきとかが有名ですが、私はこの浪花屋の店員と喧嘩をしたことがあります(口喧嘩です)。だって、客を客とも思わない生意気な態度をとったもので…。 
5/3
「譲れない一線」の話(GW中のタワゴト)

  「…に関しては譲れない一線がある」という言葉を口にする人がよくいます。この「譲れない一線」というのは、思想信条やライフスタイル等に関してであったり、趣味に関してであったりしますね。だから議論の最中にもよく使われます。例えば「私は自民党のような保守的な政党が嫌いだ。だから選挙では絶対に保守政党に投票しない。保守党や自由党も自民党と同じで嫌いだ。でお、同じ保守政党でも民主党の左派の主張なら納得できる部分がある。その辺が絶対に譲れない一線だ」…って感じかな。趣味の世界の例で言うと「私はCDやMDなどのデジタルオーディオは嫌いだ。やっぱり音楽はアナログレコードで聴くべき。しかし、サンプリング周波数96KHzのDATやDSD方式のスーパーオディオCDなら認める。この辺がオーディマニアとしての譲れない一線だ」…って感じでしょうか。
 この「譲れない一線」という言葉は、「プライド」や「誇り」を意味する言葉としても使われます。人は誰もがプライドを持っている…という意味のことを言わんとして、「人は誰にだって譲れない一線があるはずだ」などと、一般論として語る人もあります。

 で、個人的な話ですが、私には「譲れない一線」というヤツがありません。主義主張や信条がない人間と思われるかもしれませんが、ある意味でその通りです。もう少し厳密に言うと、私にも自分なりの「譲れない一線」らしきものはありますが、それは一生を掛けて守っていくべきものではなく、頻繁に変わっていくものなのです。
 こんなところで、政治的な主義信条やライフスタイルの話をしてもしょうがないので、趣味の世界の例で言いましょう。例えば私はバイクが好きで、それも2サイクルのシンプルなエンジンを持つバイクが好きです。逆に嫌いなのは、過剰装備でゴテゴテとした4ストマルチですね。で、現時点での「譲れない一線」というのは、「4ストは嫌いでも、シンプルな装備の単気筒ならOK」といったところかもしれません。でもこれは、あくまで「現時点」の話です。今後すごく魅力的な4ストマルチのバイクが登場したら、その瞬間にそれ以前に設定した「譲れない一線」は破棄します。私は,旧い「譲れない一線」をあっさりと自分自身で覆すのです。
 要するに、私は「節操がないヤツ」なのであります。

 さて、本題(?)のデジカメの話になります。デジカメに関しても、主義主張のある人は非常に多いようです。掲示板などを見ていると、「初心者が最初に購入するデジカメは一通りの機能を持つ200〜300万画素の中級クラスにすべき」、「起動時が遅く、記録時間が長いデジカメはシャッターチャンスを逃すのでダメ」、「チップサイズが小さいCCDを使っている製品は絶対にダメ」…等々、様々な意見が、それぞれ確固たる信念と根拠のもとに述べられています。デジカメにハマった人は、誰もが「評論家」になってしまうようです。
 私も同じで、このサイトの中で言いたいことを言っています。「スペックや画素数にこだわるな」とか、「単焦点カメラがいい」とか、「実売価格の安い製品を評価しよう」とか…。
 でも、私の場合は現在こう考えていても、それはあくまで書いた時点での考えに過ぎません。明日になったら、すごく魅力的な400万画素のズーム機が発表され、その瞬間に「デジカメは高機能のズームに限る」と考えを変えるかもしれません。そして急に、「WS30のようなチープなデジカメはつまらない」と言い出す可能性も十分にあります。

 私は、「譲れない一線」や「節操」は、ない方が人生を豊かにしてくれる…と考えています。私はある時期「身長の高いやせた女の子が好きだ」と思っていました。でも身長が低くて健康的な体格の女の子で、しかもすごく性格と頭のよい女の子が目の前に現れたとたん、それまでの女性に関する好みはあっさりと捨て去りました。
 政治的信条も、ライフスタイルに関する信条も、女性の好みに関する信条も、趣味に関する信条も…、信条があること自体はよいことです。でも、いつでもコロコロと信条を変えられる方が、絶対に楽しい人生を送れる…と思います。 
5/2  つい先ほどパソコンを1台組み立てました。E815マザーとCeleron800MHz、メモリ256MB、40GBのHDD、TNT2 32MB…といった平凡な格安パーツだけで構成したもので、ケースも込みでパーツ代の合計は6万円弱。これといって特徴のないパソコンですが、仕事用なのでこんなスペックでOKです。仕事用に限らず、個人的に使うパソコンだって、実は私にとっては十分なスペック。インターネットアクセス以外は、デジカメ画像のレタッチやホームページ作成、ワープロなどを使うのが中心だから、これ以上のスペックは不要です。Athlon1.3GHzとかPentium4 1.7GHzとかは確かに速いけど、800MHzあたりの格安CPUと較べると価格差ほどの性能差はありません。よく雑誌なんかに載ってる「CPUベンチマーク結果÷実売価格」って数式で算出するCPUコストパフォーマンスが参考になります。これで判断すれば、Celeron800MHzやDuron800MHzあたりが現時点では最適のCPUかと思います。
 同じような計算式をデジカメに応用できないでしょうか? もし画質を数値化できるのなら、「画質÷製品価格」という数式でコストパフォーマンスを算出できるんだけど…。いや、もっと正確にやろうと思ったら、画質、機能、操作性など主要な機能を全てを10段階評価で点数化するんです。ただし、こうすると高倍率ズームが有利になったりするから、重量は軽い方、製品サイズは容積が小さいほど高得点にする。それでその得点の合計数値を実売価格で割って、得点の高いものほど「ハイコストパフォーマンス」…っていう比較をやったら面白そうですね。それほどに「実売価格」の問題はデジカメを評価する上で重要だと思うのですが…。
 もっともCPUと違ってデジカメは趣味的な要素が強いから、コストパフォーマンスがよいものを買うとは限りませんね。それどころか私なんか、あんまり人が買わないような製品をけっこう買ったりします。評論家による高い評価がある製品は、かえって買いたくなくなるんだから、ひねくれています。だから私がこのサイトで書き散らしている「デジカメとは…」なんて、話半分というか、「たわ言」ぐらいに思って頂いた方がいいですよね。
 でも、ホームページっていうのは、すごくいいメディアですよね。好き勝手な「たわ言」を書き散らせるんだから…

 話は変わって、安くなったと言えば、先日秋葉原を歩いていたら15インチの液晶モニタを39,800円とか38,800円とかで売ってました。いまやこのサイズ液晶パネル生産は韓国がトップです。おかげで、いよいよ身の回りからCRTモニタをいっせいに追放できそう。

 さて、今日の写真は「WS30 SLIM」で撮影した自宅近くの花屋の店先です。発色もいいし、まあよく写ってますね。「SLIM」は、WS30の後継機としては悪くないコンセプトだと思うけど、やはりこの外観イメージは持ち歩くにはちょっと抵抗がある。旧型のメタリックなカラーの方が好きだし、それから単3バッテリーを使う方がいい。というわけで、カバンに放り込んでおく常用カメラは、旧型の方になりそうです。
 もっとも、今日持っているManhattan Portageの小さなショルダーバッグには、「WS30 SLIM」「旧WS30」「DC3800」という3台のデジカメが入ってます。1台1台は軽いんだけど、3台持って、それに予備のニッケル水素電池2本を持つと、けっこうバッグは重くなります。その他、文庫本が2冊、筆記道具、書類など入れて歩いています。 
5/1  相変わらず繰り返されている「銀塩カメラ派」と「デジタルカメラ派」の論争って、「アナログオーディオ派」と「デジタルオーディオ派」の論争と同じです。銀塩カメラの解像度とデジタルカメラの解像度を比較することの無意味さは前にも書いた通りですが、アナログオーディファンもデジタルオーディオ機器に対して同じようなことを言います。曰く…「サンプリング周波数による非可聴音域の再現性の限界」とか「デジタルオーディオは原理的にダイナミックレンジに限界がある」等々。同じような、アナログ対デジタルの論争は「LD vs DVD」でもありました。
 結局、どの論争でも全部同じなのは、いずれも単純な「機能比較」であって、実際に使う場合の「用途」「利用場面」「利用方法」「コストパフォーマンス」などの話が無視されている点です。
 私は銀塩カメラと銀塩フィルムが持つ機能を十分に認めた上で、デジカメを楽しく使っています。アナログオーディオの良さを認めつつも、手軽なデジタルオーディオシステムのメリットも十分に甘受しています。だからこうした論争をネット上で見つけると、いつも「不毛な議論だなぁ…」と思いながら、しかし半分は面白さも感じながら読んでいます。
 デジタル機器に対して拒否反応を示す人は、デジタル機器固有の「人間味の無さ」をも指摘します。確かにデジタル機器は、「機械」って感じがしません。CPUやDSPやメモリ、そして何よりも「ソフトウェア」で実現するデジタル機器の機能は、リレーやモーターなどの持つ機械っぽさを感じません。この感覚は、何となくわからないでもありません。
 私はバイクが好きですが、バイクの点火方式が機械式のポイントから「CDI」や「PEI」などの電子点火ユニットに代わった時、自分でいじれなくなって寂しい思いをしました。デジタル機器は基本的には「ブラックボックス」であり、その点がなんとなくひっかかる人が多いのでしょう。しかし、時代は進んでいきます。ワープロを使い始めると手書き原稿には戻れないように、デジタル機器を使わない生活は、多くの利便性を自ら放棄する結果になります。利便性の放棄と引き換えに人間的な生活がとり戻せる…と主張している「自称エコロジスト」もよく見かけますが、人間的な生活ってそんな安っぽいものではないと考えています。

 「人間的に生きるために携帯電話を使わない」などともっともらしく発言する文化人を見ていると、「お前は携帯電話を使わないことでしか人間的な生き方が出来ないのか?」とチャチャを入れたくなります。これは「年賀状は手書きに限る、ワープロで作成した年賀状には人間味がない」といった類の発言に対する反発と同じです。「お前は人間味というものを文章内容で表現できないので、手書きにこだわっているのか?」とチャチャを入れたくなるのです。

 今日から「風薫る5月」です。知らないうちにアクセスカウンターが30,000を超えていました。このサイトは確か、1月中旬から下旬にかけて開設したのですが、考えてみれば3ヶ月弱でかなり多くの方に訪問して頂いています。本当はここで、「たくさんの方に読んで頂いて感謝します」…とでも書くのが筋でしょうが、あえてそうは書きません。当サイトは誰に来ていただいても構わないし、誰も来ていただかなくても構いません。昨日も書いた通り、このサイト内は基本的に「主観的な情報」しか書かれていません。今後はさらに過激な主張を含んだ内容にしていこうか…などと考えています。
 あ、写真入れるの忘れた…  
4/30  唐突な話ですが、この「WS30の世界」というサイトにある「情報」はけっして客観的なものではありません。個人的な趣味や主張に基づいた、極めて「主観的な情報」ばかりです。
 例えばデジカメに関する情報サイトはたくさんあります。専門雑誌もあれば、パソコン雑誌の特集記事もあります。とにかく世の中にデジカメの情報は溢れています。そんな中で、私が客観的な情報を提供しようと考えても、到底役立つ情報など提供できるものではありません。
 私は、デジカメの情報を書くにあたって「客観的でありたい」などと考えたことは全くありません。それどころか、逆に「できるだけ主観的に書く」ことを心掛けています。むろん、「機能」については「事実」を書けばよいのであって、主観も客観もありません。でも「使いやすさ」の評価に客観的な立場はあり得ません。例えば操作ボタンの位置など、右利きの人に使いやすくても左利きの人にはすごく使いにくいかもしれません。こうして見ると、「実用性」の評価なんて結局は主観以外に書きようがありません。
 「画質」に関しても実はそうです。「写真」というものの存在意味が「視覚情報を正確に再現する」ことであれば、客観的な画質評価はあり得るでしょう。しかし私は、写真は視覚情報を正確に再現するためだけに写真を撮っているわけではありません。解像度の話がよい例です。人間は道で出会ったかわいい女の子をじっと見つめているとき、その背景にある看板の文字など見ていません。その子の着ているシャツの色など見ていないので、正確には覚えていません。写真に「再現性」以外の価値を見出している場合には、画質に対する客観的評価の多くの部分は無意味になります。

 デジカメでもクルマでも服でも本でも、あらゆる「モノ」を購入する時には、「自分の意志と好みで買う」というのが私の基本です。「誰かに勧められた」「評論家が誉めていた」というような他人の意見については、無視するのではなく参考に留め、最終的な決断を自分で下すことが重要なのです。「こんなモノが好き」という自分の嗜好を大切にしたいと思っています。
 そんなことを考えていると、こうした個人サイトの存在意義というのは「主観性」にあることを、あらためて確信する次第です。だからこそ、何が好きか…を書くよりも、何が嫌いか…を書いた方が、より主観性が強調されてよいのかもしれませんね。
 私の意見は極めて主観的であることを自覚しているがゆえに、自分の下した評価の是非について他人と議論する気はまったくありません。強いて議論するとすれば「主観的な意見を強く他人に押し付けようとする」相手に対しては、何となく反発心が頭をもたげます。

 はてさて、わけのわからない話を書いてしまいました、ゴルデンウィーク中にも関わらずオフィスで仕事をやっていることに対する、「多少の苛立ち」のせいでしょう。ご容赦ください。

 で、この写真がその休日のオフィスです(WS30で撮影)。乱雑に並ぶ大量のパソコンと、その隙間に山積みされる書類が、絶妙のハーモニーを醸し出しています(笑)
 以前パソコンが普及し始めた頃、「パソコンが1人1台普及すると紙の書類は不要になり、オフィスからペーパーが一掃される」なんて言われたことがあります。ウソです。パソコンを使えば使うほど、プリントアウトされる紙も増えていきます。ペーパーレス社会なんて、絶対にあり得ません。 
4/28  友人のデザイナーが最近オフィスを借りました。JR中野駅から5分ほどの、非常によい場所です。大手の予備校の本部教室ビルの一角ですが、周辺環境もまずまずです。
 で、話というのが…そのオフィス、とても珍しい賃貸物件で、なんと「神社付き」のオフィスなのです。そこでは、オフィスの入っているビルの横に小さな稲荷神社があり、そのオフィスを借りた人が管理する…ということに決まっているのだそうです。小さなお稲荷さんで、その本尊の入っている祠の鍵も渡されているのだそうです。
 私も自営業なので、これまでにあちこちでオフィスを借りて来ましたが、さすがに「神社付き」の物件にはお目に掛かったことがありません。
 神社の管理人…っていったい何をすればよいのだろうと、最初は友人も迷っていましたが、最近では時々祠の鍵を開けて内部を掃除したりしているとのこと。
 で、この写真が稲荷神社の祠の中です。中にミニチュアの鳥居があり、陶器製の狐の置物が両側にあります。ワンカップのお酒は友人が供えたのだそうです。なんだか冗談のような光景でした。なんとなくシュールな感じもします。本物の神社の祠を開けてみることなどあまりないはずなので、まあ後学のために記憶の隅にでも留めておいて下さい。 
4/27
 日記・特別編「格安デジカメを買おう!」

 
4/26  私はTVも含めてAVソフトを視聴するのは大好きです(多忙であまり見る時間はないのですが…)。だから、AV機器に関しては、これまでかなりお金を使ってきました。10年以上前にパイオニアの40型のプロジェクタやドルビーサラウンドのAVアンプなどを購入して、ささやかなホームシアターを楽しんでいました。その頃は、ハイエンドの重量級のLDプレヤーやらEDベータ(懐かしい)のデッキやら、ともかく高音質・高画質と名が付けばたいていのものに手を出していました。
 ところが、ここ数年はAV環境に対して以前ほどの興味を無くしてしまったのです。現在は、オーソドックスな36型のCRTのTVとS-VHSのビデオ、安いDVDプレヤー、DVカメラ…が、日常使っているAV機器の全てです。
 ここ数年間でAV機器のデジタル化が進み、価格が高い製品と安い製品の、画質や音質の差がすごく小さくなったのです。そうなると、わずかの差しかない高画質や高音質を求めて高いお金を払うのが、なんだかバカバカしくなってきました。
 アナログ時代は、AVでもピュアオーディオでも、製品の値段の差はそのまま性能の差でした。
10年前は、5万円のVHSビデオデッキと15万円のハイエンドのS-VHSのビデオデッキの画質の差はすごく大きかった。しかし今は、例えば3万円のDVDプレヤーと10万円のDVDプレヤーの画質の差は、36型のTVで視聴している限り、ほとんどわからない程度です。こうなると、コストパフォーマンスというヤツを考えてしまいます。
 この「価格の差ほど性能の差がない」と言う状況は、AV機器に限らずデジタルグッズ全般に言えることです。パソコンもそうですし、デジカメもそうです。確かに「値段がは高いものは高性能」なのですが、値段に比例して高性能になるわけではありません。例えば、デジカメの例を見れば、最近では3万円台で300万画素機が買えます。3万円台で買えるデジカメと10万円前後のデジカメの画質の差を、モニタ上ではっきりと指摘できる人は少ないでしょう。
 また、メーカーによる製品機能の差も小さくなりました。コストメリットを追求するあまり、生産が大手メーカーに集約される傾向が進んでいます。メーカー数が多い製品でも、OEM供給元を辿ると1〜2社しかない…という製品が増えています。また、丸ごとOEMでなくとも基幹部分の部品は、全て同じメーカーからの供給というケースもあります(デジカメもそうですね)。
 よい時代になったとも言えますし、モノの良し悪しを見極める楽しみが少なくなった…とも言えるかもしれません。

 今日の画像は、行きつけのビアパブのグラス…って、こんな写真ばかりですね(eggyで撮影)。まあ、ギネスは大好きなので意味も無く撮ったのですが、でも、最近はギネスやBASS ALEなどを飲ませてくれるお店が増えてうれしい限りです。
 そろそろこういう写真やめて人物写真シリーズに移行しようかなぁ。私は人物写真のストックってすごく多いんです。けっこう毎日、周囲の人を撮ってるんですが、いざサイトに載せるとなるとプライバシーの問題が気になります。 
4/25  前にも書きましたが、「トイデジカメ」と言われる低価格デジカメは、台数ベースでは全デジカメ市場の約25%に達しています。注目のマーケットということで、各社から新製品が続々登場しますが、なかなか「これは!」っていう商品は登場しません。
 期待しているのは、トイデジカメと130万画素程度のローエンドデジカメの中間に位置する製品です。液晶なしのVGA機種で構わないので、光学系など基本機能がそれなりにしっかりとした、写りのよいカメラが欲しいですね。価格は1万円台半ばでよいと思います。米国では、低価格VGA機の大きな市場が存在するのですが、「液晶モニタ付き」が基本。私は、液晶モニタ無しの光学ファインダータイプで、その分コストを下げた機種が普及するとよいと思うのですが。

 そんな中で、注目すべき製品がいくつか発表になっています。
 まずはAGFAの通販サイト「AGFA DIRECT」から購入できる「ePhoto CL20」です。画素補完による130万画素機とは言え、コンパクトでシンプルな機能はちょっと興味が沸きます。ただ、19,800円という価格はオリンパス「D-360L」や富士「FinePix1300」などのリアル130万画素機の実売価格との差がほとんどないので、ちょっと高過ぎる感じがします。
 次に、バンダイからまもなく発売されるVGA機「FSTYLE mini」と「F-STYLE」です。特に「F-STYLE」の方は、スマートメディアが使えて12,800円はちょっと魅力です。これは買っちゃいそうな予感がします。
 そして、WS30の後継機種「WS30 SLIM」も発表されました。以前から知られていた「ChameleonU」と同じ外観なので、これはそのChameleonUなのでしょう。光学系など細かいスペックに違いはありますが、基本機能はほぼ現行WS30と同じです。トイデジカメとは一線を画す機能という意味では、依然として注目のデジカメですね。

 トイデジカメと130万画素程度のローエンドデジカメの中間に位置する製品…となると、本当のところは、VGAよりワンランク上の80万画素程度のコンパクト機が発売されると面白いのですが…。このクラスで思い出すのが、現在でも所有しているしている「DSC-X100」です。85万画素機ながら破綻の少ない鮮やかな画像と、レンズカバーを開けると即撮影スタンバイになる機敏な動作は気持のよい機種でした。この「DSC-X100」から液晶モニタと外部メディアを外したようなシンプルな80万画素機…といった感じの製品が安く商品か出来ないでしょうか。できれば、本体重量は100g以下で…

 さて今日の写真は、オフィスの近くの住宅街にある公園の昼下がり(WS30で撮影)の光景。暖かい春の日差しの中で、お弁当を食べている人がいました。いいですねえ、こんな日はお店で昼食を食べるよりも、お弁当屋さんで適当なお弁当とお茶を買って公園で食べる方が楽しそうです。 
4/24
 日記・特別編「デジカメ評論記事に対する自分勝手な感想」

4/23  昨日、ちょっと用事があって渋谷に出掛けました。まあ、いつも通り街は賑わっていたのですが…。いつも通りデジカメをカバンに入れて歩いていたので、神泉から松濤、円山町のあたりを歩きながら、何枚も写真を撮りました。私は、こうして街を歩きながら写真を撮るのが大好きです。うまく言えないんですけど、すごくきれいな風景…とかを目の前にしても、別に写真を撮ろうって気にはなりません。前にチベットに行った時、ボカラの郊外から初めてアンナプルナを眺めたことがあります。その時にはカメラを持っていたのですが、しばらくの間はカメラを構えずにただただ景色を眺めていました。一応撮って来た写真を後から見ましたが、あの時の空気感はやっぱり写っていませんでした(プロじゃないから当たり前ですね)。海外旅行でも、何の目的もなく待ちの雑踏を歩いて入る時にはたくさんの写真を撮ります。日本にいる時と同じで、街を撮るのが好きです。
 街を歩いていると何にでもカメラを向けてしまいます。ちょっとしたブティックのショーウィンドウだったり、壁の落書きだったり、歩道に座り込んでアイス食べてる女の子だったり、あまり被写体を選別せずに片っ端から撮影します。1時間ほど街を歩くと、だいたい50枚ぐらいは撮影します。
 でも、銀塩カメラだと絶対にこんな枚数は撮らない。やっぱり現像に出すのが面倒ってのが大きいですね。デジカメっていうのは、撮影スタイルを根本的に変えてしまいした。ともかく枚数を撮るのです。これは、非常にいいいことだと思います。たくさん撮影することで、カメラのクセや弱点などがよくわかりますし、何よりも「数撃ちゃ当たる」で、自分でもハッとするような面白い画像が撮れたりするのです。
 撮った写真は、ただただパソコンのHDDに溜め込んでいます。ここ4年間ほどで数Gバイト分はあるでしょうか。バックアップを取るでもなく、ただただ放ってあります。きちんと整理する…なんて習慣もないので、ただ撮影日付名のフォルダにまとめて入れるだけです。何か最近はEXIF情報の撮影時間を元にファイル名を自動リネームしてくれるなんていう便利なフリーウェアもありますが、そこまでやる気はしません。個人で撮影した画像のブラウズやレタッチはPaintShopProを愛用、現在のバージョンは7.0です。PhtoShopもありますが、これは印刷関連の仕事以外では使いません。
 あー、今日は何かとりとめのない話になってしまった…

 今日の画像は、新宿駅西口です(DC3800で撮影)。東京を代表する…というか、日本を代表する大都会の風景です。ゴミゴミした街も大好きだけど、こういう「いかにも」って感じの都会の風景も好きです。

 話は変わって、携帯電話用のブラウザを開発しているアクセスが「NetFront3.0」を開発、EZ-Web対応端末に搭載…というニュースを読みました。「NetFront3.0」はXHTML対応で、iモード用とEZ-Web用の両方のホームページを閲覧することが可能です。ってことは、AUやツーカーの端末で膨大なiモード用コンテンツが見られるということですね。 
4/21  たまたま面白いサイトを見つけました。その名も「プログレッシブロックを日本語で歌う会」というホームページです。
 プログレッシブ・ロックは好きです。キングクリムゾン、ELP、イエスなど何でも聞くのですが、やはり別格はピンクフロイドです。
「WALL」以前のよく知られている初期のアルバムもむろんよいけれど、「鬱」「対」あたりの新しめのアルバムも悪くないですね。オーディオシステムの前に座って真剣に聞く…と言う感じではありませんが、1人で深夜に地方の国道をドライブしている時など、カーステレオから流れてくるピンクフロイドなんかは、なんとも「いい気持」にさせてくれます。
 ちなみに、アルバム「THE DARK SIDE OF THE MOON」の中の有名な「MONEY」は、こんな歌詞になっていました。


持ってけよ!
人より働きゃいいだけさ


クソっくらえ!
一発大勝負に賭けてみるかい?
新車、キャビア
プロ野球のオーナーでも
やってみるかい?


戻って来いよ!
俺は大丈夫! しれたもの


大当たり!!
けど俺を誘ってくれるなよ
大名旅行でみんな大騒ぎ
ジェット機でも
買ってみるかい?


罪作り
世の中みんなに分けちまえ

その通り!!
それこそ悪の温床だぜ
それでもいいじゃないか
成り上がるなら
しかたない

 で、別にこれだけを読むとどうってことのない詩です。でも、これを「MONEY」の曲に合わせて自分で歌ってみてください。私は…自分で歌ってみて吹出していまいました。どう考えてもおかしいですよ、日本語でピンクフロイドを歌うのは。
でも、このサイトの主催者の方々は本当にマジメに歌っているようです。「プログレッシブロックを日本語で歌う会」を読んでいると、プログレッシブロックに対する「本物の愛」が伝わってきます。こういうサイト大好きです(勝手に引用させて頂きました)。

 えーと、今日の写真はJR原宿駅です(DC3800で撮影)。原宿駅のクラシックな駅舎については誰でも知っってますが、こうしてあらためて見ると、風情があっていい駅舎ですね。
 あまり知られていないのですが、私が住んでいる練馬区にも「西武池袋線 中村橋駅」という、クラシックな駅舎を持つ私鉄駅がありました。三角屋根の駅舎の残っている駅として一部で有名でしたが、池袋線の立体複々線化工事に伴って、つい先ごろ取り壊されてしまいました。残念なことです。 
4/20  昨日の日記で報道写真家の沢田教一についてちょっと書きましたが。もう1人私の好きな写真家がいます。それはアンセル・アダムズです。月並みですが、彼の撮影したヨセミテ国立公園の写真には、非常に惹かれました。モノクロ写真で切り取られた、エルキャピタンやハーフドーム、ヨセミテフォールなどの写真は、何か神々しいような感じさえ受けます。
 その後、実際にヨセミテ国立公園を訪れてグレイシャーポイントに立った時、あの雄大な風景を前にして、「アンセル・アダムズの写真の方が神々しかった…」などと不埒なことを考えたものです。

 アンセル・アダムズと言えば、これもちょっとした思い出があります。10年ほど前にサンフランシスコに仕事で行った時に、たまたまマーケットストリートの南側を歩いていました。最近はIT関連産業がたくさんオフィスを構えている地域ですが、当時はあまり治安のよくない、観光客も訪れない殺伐とした一帯でした。歩いていると偶然に、アンセル・アダムズ センター(Ansel Adams Center for Photography)という建物を見つけたのです。ちょうど開館しており、何か企画展をやっていたので迷わず飛び込みました。まさに、そこはアンセル・アダムズに関する写真や資料の宝庫で、何かとても興味深く館内を見て回った記憶があります。
 アンセル・アダムズのオリジナルプリントがたくさん展示してあると言えば、SFMOMA(サンフランシスコ現代美術館)がよく知られています。しかし、このアンセル・アダムズ センターについては、あまり紹介されることがないように思います。アンセル・アダムズの写真が好きな方で、もしサンフランシスコに行く予定がある方は、ぜひ一度訪ねてみてください。

 今日の写真は、オフィスの近くにある公園に咲いていたツツジの花です(WS30で撮影)。お昼休みに撮ったものです(WS30もなかなかきれいに撮れるではありませんか!)。桜の季節も終わり、ツツジの季節になりました。でも、今日の東京の気温は26度と「夏日」で、ツツジというより、スイカの季節です。

 ところで、秋葉原の路上ショップで購入した「謎の放電機能付き充電器」のその後の報告です。通常の使用では全く問題はありません。意図的にかなり電池残量があるニッケル水素電池を放電→充電したみたところ、完全な充電状態になりました。また、日立マクセル製の市販のニッケル水素電池用充電器(8時間充電タイプ)を利用してまともに充電できなかった(充電してもすぐに電池がなくなる)電池を、この放電機能付き充電器で充電してみたところ、無事フル充電状態になりました(ニッケル水素電池は湯浅の1400mA)。値段からすれば、非常に優れた充電器だと思います。お薦めです。 
4/19  写真は好きでも写真集や写真家にはさほど興味がありません。写真集は、ほとんど買ったことがないのです。むろん、優れた写真が事実を伝えたり感銘を与える力を持っていることはよくわかっています。しかし、芸術分野の写真集も報道分野の写真集も、なぜかあまり興味がないので購入したことはない。自分が活字人間だからでしょうか。そんな中で、以前ちょっとした仕事の関係で沢田教一について詳しく調べたことがあります。彼の写真集は非常に印象的なものでした。沢田教一については最近映画化されたのでご存知の方が多いと思いますが、UPIのカメラマンとしてベトナム戦争に従軍、「安全への逃避」という写真でピューリッツア賞を受賞し、その後取材中のカンボジアで亡くなった報道写真家です。
 それで、あれは1986〜7年頃だったと思います。故沢田教一の夫人である沢田サタさんが、故郷の青森県弘前市郊外の自宅で「グルメさわだ」というレストランをひっそりと開店していると聞きました。当時ちょくちょく東北にバイクツーリングに出かけていたのですが、たまたま友人の女性とツーリング中に弘前を通りがかった折に、そのレストランのことを思い出しました。弘前の交番や駅の観光案内所などで場所を聞いたのですが誰も知りません。そうなるとどうしても行ってみたくなり、東京の雑誌社に勤める知人に電話をかけて調べてもらいました。やっと沢田サタさんの電話番号がわかって電話をして、食事ができますか?と聞くと、「本当は今日は営業しないつもりだったんだけど、わざわざ東京から着たのならどうぞ」と言って頂きました。それでその夜、沢田サタさんのレストランに出かけたわけです。
 尋ねてみると、「グルメさわだ」は全く普通の一軒家でした。レストランっぽい外観は全くありません。案内されたのは、普通の家のようなダイニングでした。そこでサタ夫人と姪御さんによって、手作りの料理をいただくことになりました。サタさんが沢田教一とともに住んだアジア各地で覚えた料理とのことで、大変美味しくいただいたのを記憶しています。食事後には、沢田教一の写真集を見ながら、ベトナム戦争当時のいろいろな思い出や報道写真家という仕事について何時間も語って頂き、深夜に辞したのでした。

 そんなこともあって、沢田教一の写真集「戦場」や「泥まみれの死」は、私の本棚に入っています。写真が持つ「事実を伝える力」は、優れたノンフィクションに匹敵する、いやそれ以上のものがあると感じた写真集です。

 ところでノンフィクションと言えば、私はミステリーが大好きなのですが、時々ミステリーを越える「驚愕のノンフィクション」作品に出会うことがあります。実は、文庫化された高沢皓司「宿命」(新潮文庫)を読み直して、上質のノンフィクションの「凄み」を思い知らされました。この"よど号ハイジャック犯人のその後"を書いた本が、ハードカバーで刊行されたのは確か98年です。その時に読んだ感想と大きく変わるわけではありませんが、あらためて「事実を書くことの重さ」と「事実が持つ面白さ」を感じた次第です。


 今日は、ひさびさに日記に動画をアップします。と言ってもたいしたものではありません。仕事帰りに会社のスタッフと時々立ち寄る、行きつけの串焼き店「串政」の店内です(eggyで撮影)。カウンター内のお店のスタッフがとてもキビキビと働いているので、見ていて気持のよいお店です。むろん、味の方も抜群。
 こういったシチュエーションでeggyは、相手に「カメラを向けられている」ことを意識させずにさりげなく撮れるところがいいですね。何だか悪いような気もするのですが…。