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私的画像日記 〜デジカメとともに暮らす日々の記録


3/18〜4/18日分

 

   
4/18  青色LEDが実用化されて数年経ちます。この短波長LEDの開発は、我々の日常生活を一変させてしまうような画期的なものでした。フルカラー大画面ディスプレイの実現など、既に青色LED応用商品は、私たちの生活の中に入ってきています。また、短波長LED開発のノウハウは、そのままブルーレーザーの開発のノウハウでもあり、光ディスクの大容量化や半導体露光の微細化など、エレクトロニクスの世界を一変させる可能性を持っています。
 そんな青色LEDの用途として最も期待された分野の1つに、「照明機器」を挙げることができます。LED照明は低消費電力や発熱がないなどのメリットもさることながら、「球切れがなく寿命が長い」という決定的なメリットがあります。青色LEDがあれば光の3原色が揃うわけで、LEDを使って自在に好きな波長の明るさを得ることができるわけです。また、それ以前に白色LEDの高輝度化が進んだことで、家庭用照明器具や業務用照明機器にもLED化の波が押し寄せつつあります。

 この青色LEDを利用した最もわかりやすい照明機器として「交通信号機」があります。これまで、信号機は光源に電球を使っていたので、時々球切れを起こし、メンテナンスが大変でした。全国の信号機の設置台数は17万台余りで、そのメンテナンス費用は莫大な金額にのぼります。LED化が強く望まれていたのですが、赤と黄のLEDはあっても青のLEDが無かったので、光源に電球を使っていたわけです。
 青色LEDが開発されて、信号機のLED化は一挙に進むはずでした。ところが…現時点ではLEDを採用した信号機の設置は遅々として進んでいません。その理由を聞いて頭にきました。信号機のLED化を進めると「メンテナンス会社の仕事がなくなって困る」…というのです。信号機のメンテナンスをしている会社は、警察官のOBが多数就職しているそうです。  むろん、莫大な信号機のメンテナンス費用は税金です。税金を節約することより、警察OBが就職する会社の仕事を確保することの方が重要なのだそうです。何か、この国は絶望的な状況にあります。
 私たちは、せいぜいデジカメを買って遊びましょう。

 さて、今日の写真はビデオショップの店先です。実物大のダース・モールが立っていたので、思わず1枚撮ってしまいました(DC3800で撮影)。
 そう言えば、ファントム・メナスのキャラが揃うペプシのボトルキャップ、誰もがあんなに夢中になって集めたのに、大半の人がもう飽きてしまったのでしょうね。我が家にも、30個ほどのボトルキャップがありますが、埃にまみれて箱の中に押し込まれています。飲みたくもないペプシをずいぶん買いました。今となってはバカバカしいとは思うのですが、でもまた同じようなキャンペーンをやると買っちゃううんだろうな。 
4/17  よいデジカメとは…これについて議論することは無意味です。だって、目的や利用場面が違えば「よいデジカメ」に対する判断基準は変わります。例えば自分の持っているデジカメの中だって、FinePix4900zとDC3800のどっちが優れているかなんて比較できません。でも、基本的には、ホールディングさえよければ小さいに越したことはないし、バッテリーも長持ちすればするほどよいことは間違いありません。私にとっては、デジカメは「毎日持ち歩く」ものなので、「小型・軽量・ロングライフ」は、デジカメ選定の最大の選択基準になります。
 その意味でWS30は、依然として「よいデジカメ」です。究極に近い「小型・軽量・ロングライフ」を実現していますから。ただし、100万画素以上の機種と較べてあまりにも画質の差がありますから、「メモ画像記録用」ぐらいの気持ちで使うしかありません。どうしてもカバンを持ちたくない散歩時でも、シャツの胸ポケットやズボンのポケットに入れておけるのは、非常にうれしい。
 そのWS30、あちこちの掲示板で書かれている通り、どうやら事実上の生産中止でメーカーとショップの在庫のみの販売となったようです。そんな中で、WS30に代わるカメラを待望しているのですが、これだけ新製品が出るのに、なかなかこれはと思うカメラが商品化されません。条件は、30万画素以上、電池込みで100g以下、大人が持ってもサマになるデザイン、電源OFFでも画像が消えないフラッシュメモリ、jpeg圧縮…などです。アクシア(富士)の新製品も魅力無し。バンダイの新製品「FSTYLE」あたりに期待しているのですが、どうしょうか…
 現在、15,000円以下の低価格デジタルカメラの台数シェアは25%前後とのことです。販売されるデジカメの4台に1台が、いわゆるトイデジカメです。これだけの市場があれば、もっと様々な商品が出てきてもよいと思います。
 ところで、「よいデジカメ」について議論することは無意味でも「好きなデジカメ」について語るのは自由です。私はデジカメの好き嫌いは非常に激しい(笑)。デザインや機能以前に、メーカー名で嫌いという例もあるし、ネーミングが嫌いという機種もあります。もっとひどい話として、「嫌いな評論家が雑誌で誉めていた機種なので嫌い」というのもあります。実はこれ、けっこう多いパターンです。で、どのデジカメ評論化が嫌いかというと…、とりあえずやめときます。

 今日の写真は渋谷で見かけたショーウィンドウ(DC3800で撮影)。ガングロっぽいマネキンが服を着ています。聞くところによると、美白がトレンドになってガングロはもう絶滅した…という話ですが、いまだにガングロのマネキンが使われているとは。

 確かに街でガングロの女の子を見掛けなくなりました。私のオフィスのある池袋近辺でも、昨年夏頃までは、かなりのガングロ女子高生を見掛けたのですが、この冬以降はさっぱりです。この前何かの雑誌にガングロをやめた女子高生の談話が掲載されていて、「去年までは何であんな気持ち悪い化粧してたのか、自分でもわからない」と言ってました。最初からやるなよ…と突っ込みたくなります。そう言えば、ルーズソックスも絶滅しつつありますね。 
4/16  チョコエッグに入ってるフィギュアがブームだって話はだいぶ前から大きな話題になってました。私は最初バカにしてたのですが、昨日ちょっと実物を見る機会がありました。知人で「日本の動物シリーズ」を集めている人がいて、30点ほど見せてもらったのです。はっきり言って欲しくなりました。もともと、ペプシのキャップに限らずこの手のものが嫌いではないのですが、それにしてもよく出来ています。大人が夢中になるのも無理はないですね。買っているのは80%以上が大人だそうですね。販売個数が少ないフィギュアはオークションで5〜6万円のプレミアがついているとのこと。別に「行き過ぎ」なんて思いませんが、いっそのこと、「1個○○円」で売り出してくれればいいのに…。私、全部買っちゃうかもしれません。

 今日の画像は秋葉原の万世橋付近の裏通りです(WS30で撮影)。パソコンパーツやデジタルモノを探しに秋葉原にはよく行きますが、秋葉原の魅力の1つに、周辺に散歩して楽しい場所が多い点も挙げられます。
 まずは湯島近辺。坂を登れば湯島天神や神田明神などがあり、周囲には落ち着いた街並みがあります。
 秋葉原から歩いて10分の御茶ノ水も楽しい場所。楽器店とスポーツ店が建ち並び、音楽もアウトドアも好きな私は、飽きない場所です。さらに御茶ノ水からちょっと歩けば、神保町の書店街です。古書店や大型新刊書店を回るだけで1日中楽しく過ごすことができます。
 JRの神田駅や淡路町の方へ行っても楽しい。淡路町付近はは、食べ歩きに最高です。「藪そば」や「まつや」、「伊勢源」や「ぼたん」、そして私が大好きな揚げ饅頭の「竹むら」などよい店が多いですね(竹むらは日曜休み)。JR神田駅周辺には庶民的な食べ物屋が多く、こちらも夕方からの一杯には楽しいところ。
 秋葉原からはあまり歩く人がいないけれど、浅草橋方面も散歩には意外とお薦め。昭和通を渡って、ほんの15分で行けます。江戸通り問屋街から隅田川など散歩にはもってこい。ホビーショップが建ち並んでいる一角もあるし、美味しいものを食べさせてくる老舗も多い。
 御徒町から上野方面も散歩の定番ですね。御徒町からはアメ横も近いし、さらにちょっと歩けば上野のバイク屋街に出ます。
 要するに秋葉原からは、東西南北のどちらへ歩いても楽しいってことです。秋葉原は「パソコンマニアや同人漫画誌オタクの街」ではありません。大人が散歩して楽しい街でもあります。
4/14  困ったことに、私の衝動買いの対象はデジタルモノだけではありません。衝動買いの対象の1つに、「楽器」があります。よくある話で、昔バンドやってたもので、学生時代高くて買えなかったエレキギターは、社会人になってからずいぶんと買いました。特にレスポールやストラト、テレキャスなんかは、これはいいなって思うのを片っ端から購入し、アメリカに行った時には中古を漁ったりもしました。特に、LAで格安の150ドルで買ってきたライトアッシュボディの52年のテレキャスなんかは、お気に入りです。
 で、ギターならある程度衝動買いしても構わないのですが、もっといろいろと妙な楽器が欲しくなって困ります。数年前にアコーディオンを突然買ってきた時には、周囲の人間にさんざん迷惑がられました。あれって、すごく音が大きいのです。バイオリンも、弾けもしないのに買ったことがあります。さすがに部屋で練習するのは気が引けて、知人に進呈しました。
 どれで、ここのところすごく欲しいのがバンジョーなのです。バンジョーってけっこう種類があるのです。ブルーグラスやフォークソングなんかでよく使われる5弦バンジョー以外に、4弦や6弦バンジョーもあります。私が、やってみたい音楽は「ライ・クーダー」っぽいヤツなので、現在適当なものを物色中。むろん、私はギターとピアノ以外の楽器は全くダメで、バンジョーを弾いたことはありません。それで、練習用ビデオかなんかで独習するつもりですが、さてどうなることやら…  楽器と言えば、パソコンに関係のある仕事をしているので、電子楽器やDTMについては非常に初期の頃から興味がありました。初代のデジタルシンセ「ヤマハDX-7」はむろん買いました。 次いで「Roalnd D-50」や「KORG M1」を購入、その後は片っ端から購入状態になったことがあります。MIDI音源なら、やっぱり「MT-32」が印象に残ってますね。あれは遊びました。ゲームの外部音源なんかに使われたりして、初めて「音源」なるものがパソコンの周辺機器として認知された製品です。実は、今でも「MT-32」や「MT-64」を持ってますよ。むろん使ってませんが。

 今日の写真は、歩道に立つ高さ2mほどのオブジェ…っていうか、これけっこう大きい「カラクリ時計」なんです(WS30で撮影)。わけのわからんない写真ですみません。これがどこに建っているかっていうと、数年前に新築された「練馬都税事務所」の前なんですね。けっこう高価なものだと思いますよ、これ。こんなもん作るのは税金も無駄遣い以外の何物でもないと思うのですが、よりによって税務署が作るとは…。あきれてしまいます。
 そう言えば都庁の周囲にも、石や金属でできたわけのわかんないオブジェがいっぱい建ってます。意味不明のオブジェに、ぞれぞれ「希望」とか「風の詩」なんてアホラシイ名前が付いてます。まあ、芸術作品のつもりなんでしょう。聞くところによると、1つに数千万程度の費用をかけたとか…。…ざけんなよ! 
4/13  所有デジカメにDC3800が加わり、WS30やeggyとともに毎日持ち歩いています。体調もよくなり、また暖かい天候に誘われて、散歩しながらの撮影が楽しく感じられます。DC3800は、まあ画質・機能ともに満足すべきカメラですが、ここまでシンプル機能だとデジカメ好きには一般受けしないでしょうね。
 ところで、私は昔から写真をよく撮っているので、どんな場所・場面でもカメラを構えることをあまり気にしないのですが、それでもファインダー内に人がいるときには、非常に気を遣います。というのも、ただ風景を撮影しているにしても、自分がカメラを向けられると、イヤだなと思う時があるからです。だからと言って「隠し撮り」っぽく撮影するのもあまり好きではありません。
 海外旅行に行った時には、人にカメラを向ける時には「May i take a picture?」とか、必ず声を掛けるようにしています。逆に日本では、アカの他人を撮るのはなんとなく声を掛けにくいのは何故でしょう。
 いろいろなデジカメサイトに画像掲示板がありますが、どこを見ても人物写真が非常に少ないですよね。身近な人間のプラバシーは出しにくいし、他人を撮るのは難しい…ということなのでしょうが、人物写真というのは最もカメラの特性や撮影者の意図がはっきりと出ますよね。だから新しいカメラの画像インプレッションを報告するときなどには、ぜひ人物写真を入れて欲しいのですが…。かくいう私も、日常生活の中では周囲の親しい人間をよく撮るものの、なかなかWebサイトでは公開しにくいのも事実です。

 今日の画像は、オフィスの近くにある小劇場の入り口です(WS30で撮影)。池袋というところは、昔から劇場の多い街でした。劇場で有名な下北沢は割と最近できたシアターが多いのですが、池袋は20年以上前から、たくさんの前衛的な小劇団が活動する街として知られていたようです。小劇場に限らず、池袋の裏通りにはなんとなく70年代の雰囲気を残しているところが多いですね。好きですよ。

 昨日書いた二次電池の話ですが、あれからいろいろと気になったこともあり、松下の充電器「BQ-370」も購入しました。ニッケル水素電池の正しい使い方について、徹底的に調べてやろうと思っています。ところで、二次電池に関するよいホームページを見つけました。情報がちょっと古いですが、ここまで詳細な実験にはなかなかお目にかかれません。  
4/12  デジカメライフには必需品のニッケル水素電池が不調です。手持ちの電池の多くが充電しても非常に早く放電するし、電池によっては充電完了のランプが点灯しないものもあります。…というわけで、放電器付きの充電器、しか急速充電タイプを購入しようと思っています。ニッケル水素用充電器で定評があると言えば松下「BQ-370」(放電機能なし)とかTEAC「BC-500」(放電機能付き)あたりですね。
 以前は、並列の単三型電池ボックス(直列では正常に放電しません)に豆電球をつけて、過放電にならないように(1V程度が電球の光具合で判断できるようにテスターで測定)放電していたこともありました。でも面倒です。
 Saitek「スーパーチャージャー」という放電機能付き充電器がネット上でよく話題になりますが、この製品はなんとなく怪しい感じもします。そこで、TEAC「BC-500」を購入することに決め、本日ネット通販で発注しました(6500円でした)。ただし、この製品にも問題がないわけではありません。それは入力がAC100Vに限られること。つまり海外では使用できないのです。まあ、海外旅行用には別の充電器を持っていくしかありませんね。
 ニッケル水素電池って、製品によってかなり性能にバラツキがあります。この前秋葉原へ行った時に秋月電子で安売りしている(1600mAが6本で1140円)電池を買ってきたのですが、これはハズレでした。「GP」っていうブランドです。同じ秋月電子の安売り品でも、以前購入したユアサの1200mAの電池はアタリだったのに…。普通の国内メーカー品はどこのがいいんでしょうね。マクセルとか松下とか持ってますけど、これはいいっていう電池にはなかなか出会いません。ところで、秋月電子で1200円の「バッテリ自動放電器キット」を売ってますよね。これどうかなあ…買ってみようかなあ。

 今日の写真は、ついさっきお土産にもらった岐阜の金蝶園饅頭です(WS30で撮影)。知人が岐阜に出張するというので、わざわざ頼んで買ってきてもらいました。正確には、これは大垣市の金蝶堂総本店の饅頭の方で、まあ似たようなものですね。酒饅頭の一種で、ほのかなお酒の香りがする薄皮に漉餡のお饅頭です。固くなったらオーブントースターで焼いて食べても美味しいですよ。
 お茶と一緒に2個食べました。 
4/11  そういえばeggyってある種のブームになって、けっこう売れましたよね。低価格で乱売して最終的に全部で何台ぐらい普及したのかわかりませんが、少なくともこれまでに「インターネットビューカム」シリーズの全累計販売台数よりも多いような気がします。ということは、MPRG-4カメラが何万台(十数万台?)も新たに普及したわけです。  eggyが広範囲に売れたことで、MPEG-4動画にもたくさんの人が親しむことになりました。でも、ひとつ不思議なことがあります。eggyが売れ始めてからもう2ヶ月ぐらいは経つのに、MPEG-4動画で「面白いコンテンツ」「他人に見せるための演出されたコンテンツ」を公開する人が少ないように思うのですが…。これは前にも書いたけど、例えば「シナリオのあるドラマ」ってほとんど公開されてませんよね。ヤラセ映像も思ったよりも少ないです。
 MPEG-4動画は確かに面白いんだけど、日常を撮影しているだけじゃだんだん飽き足らなくなってくる。「オリジナル作品を作りたい」という欲求が出てきませんか。
 こんなことを書くのも、MPEG-4って今後のインターネット動画コンテンツの1つの主流になることは間違いないし、大手のコンテンツプロバイダが作品を投入してくることは間違いありません。既に、どこかのプロダクションがサイトで美少女タレントをeggyで撮影した動画日記コンテンツを流し始めているし、有料化の動きもあるそうです。電通のシネマクリックなんか、デジカメで撮った田中麗奈の簡易動画を有償で配信しているくらいですから…。
 Macintoshを使ったDTPシステムが登場した時、アメリカでは「出版民主主義」なんて呼ばれました。これはつまり、それまで相当のお金を使わなければ作ったり配布したりできなかった「印刷物」を、誰でも簡単に作って配布できるようになったからです。世論や言論をリードする出版物は、DTPシステムが登場する前は大資本や権力者のものだったわけです。  インターネットの登場は、DTPをさらに大きく進めて、「誰でもマスメディアを作ることができる」という、革命的な状況を創出しました。こうした状況の中で、大資本に最後に残されたメディアが「動画放送」だったのです。MPEG-4の登場は、こうした状況を一変させる可能性を持っていると思うのです。ADSLなどのブロードバンドを前提にすれば、個人で簡単に「動画放送局」を開局できます。例えば、eggyを持たせた取材スタッフを20人ぐらい揃えて、街でライブニュースを取材させ、インターネット上に「ミニCNN」のような「ニュース放送局」を開局することだってできるのです。
 eggyのおかげでMPEG-4動画が普及しつつある現在、これを「新しいメディアとしてどのように使いこなすか」が問われているような気がします。

 今日の画像は、ランチを食べたレストランです(eggyで撮影)。お昼って何を食べたらいいのか悩みますね。一応オフィスは繁華街にあるので、周囲にランチやってるお店はけっこうありますが、お昼時はどこ満員。特に安くて美味しいランチのある店は満員で、12時から1時の間はまず入れません。ラーメンも大好きですが、評判の店はいつも行列が出来ています。なぜ「昼食難民」になって、空いた店を探して毎日うろうろしなければいけないんだろう? 
4/10  私は写真を撮ることが好きです。で、突然哲学的な疑問になりますが、「写真を撮る」って行為は人間のどんな欲求に基づくものなんでしょうか。それ以前の問題として「写真を撮りたい」という欲求って、誰もが持つ普遍的な欲求なんでしょうか?
 「人は印象的な視覚情報を記録として残したい」…、いかにもありそうな話ですが、自分の場合はちょっと違います。写真を撮ることは楽しいのですが、撮った写真を整理して保存しておくとか、あとから時々眺めるとか、そういったことはほとんどしません。これは、実はデジカメで撮った写真に限った話ではないのです。私は、昔からどこへ行くにもカメラを持って行くので、多い時には年間数千カットの写真を撮ります。こうした過去に撮った写真は、撮影後には一応すべて現像・プリントしますが、何年か経ってから見直すなってことは、まずありません。要するに撮りっぱなしなんです。デジカメの画像も同じです。デジカメを頻繁に使い始めて4年ぐらいになるでしょうか。撮った画像はいったいどれだけあるのかわかりません。全てパソコンに溜め込んでいますが、どこにどの画像があるのかさっぱりわからない状態。
 こうして見ると、自分は「写真を撮る」ことが好きなのであって、「記録する」ことが好きなわけではなさそうです。「写真を撮る」瞬間は、何だかどても楽しい。後から見て良い写真が撮れていれば、それも楽しい。でもそこまでです。だから、きちんと日付で整理したファイルを残しておく…ということに興味はありません。Exif情報なんかも、基本的にはあまり興味がないのです。
 ただし、これは趣味のレベルでの話。仕事で使う画像は、ちゃんと整理してあります。仕事で使う画像の管理は、自分ではやらずに他のスタッフに管理を任せていますが…。

 今日の画像は、渋谷の街角(WS30で撮影)。上の話の続きですが、こうした"ただ街角を撮っただけ"の画像って、いったい誰にとってどう言う意味を持つのでしょう?でも、私はこういうなんでもない写真をよく撮ります。ここ半年の平均で言えば、1日平均10カットとして、半年で2千カットは画像を撮ったでしょう。それを捨てるわけでもなく、CD-Rに焼いて整理するわけでもなく、ただただハードディスクに記録しているわけです。どうしよう、これからも増えていくのでしょうね…
 今日は、中身のない空しい話でした。 
4/9  久しぶりに秋葉原に行きました。パソコン関係のパーツの状況はなんとなく気になるので、何軒かパーツショップを探訪。Athlon用DDR対応マザーがだいぶ広く出回っていました。DDRメモリはまだ高いけど、Pentium4+D-RDRAMでマシン作るよりはコストパフォーマンスがいい。というわけで、ハイエンドマシンの自作はAthlon+DDR一色のようです。Athlonの1.2Gは3万円を切ってますからね。
 815EマザーとKT133マザーには大きな変化はなし。値段もこなれてきて10,000円〜15,000円で選り取りみどりです。CPUではCeleron800MHzが15,000円以下、Duron850MHzが12,000円ってとこです。
 メモリはちょっと値上がり。といっても、PC133の128MB(CL3)が4,000円台ですから、安いものです。
 3dfxがビデオカードから撤退し、高性能ビデオカードのメーカー事実上がnVIDA1社になっちゃってつまらないと思っていたら、そんなことはありません。いつもビデオカードを買いに行くお店「クレバリー」を覗いたら、MATROXとATIがけっこう頑張ってました。なかでも注目はMatroxの「Marvel G450 eTV」とATI「ALL IN WONDER RADEON」の2枚。いずれも、いわゆる「TVチューナーカード」ですが、3Dカードとしても高性能なところが受けるのでしょう。なかなかの人気のようでした。私もMarvel G450 eTV」はちょっと欲しかったけど、29,800円は高いと思ってパスしました。HDDは、安値安定の状態。20GBで10,000円前後、40GBで15,000円前後(いずれも7200rpm)あたりのものが並んでました。

 今日の写真はちょっと旧い写真で、2年前のシアトルのキングズドームの写真です(DS-10で撮影)。今は壊されて、もうありません。ここのところイチローと佐々木の活躍でシアトルのセーフコ・フィールドの映像はすっかりお馴染みになりましたが、2年前まではマリナーズ゙の球場はこのキングズドームだったのです。ケン・グリフィーjrがホームランを打つと屋内で花火が上がったりして、この球場は好きでした。

 話は変わって、「鬼まんじゅう」という食べ物をご存知ですか。簡単に言うとサイコロ状に刻んださつまいもに溶いた小麦粉をかけて蒸したもの(レシピはこちら)ですが、私は小さい頃から母や祖母がオヤツに作ってくれたものをよく食べていました。東京に住み始めてから、「鬼まんじゅう」という名称を口にしても誰も知りません。じつは名古屋限定のかなりローカルなお菓子だったことがわかりました。名古屋に行く機会があれば、地下鉄覚王山の日泰寺近くにある「梅花堂」というところの鬼まんじゅうを、ぜひ賞味して見て下さい。素朴で美味しいお菓子です。 
4/8  初夏のような陽気に誘われて、午後からお花見に行きました。私自身は集団で騒ぐのは好きではないし、花見ってあまり興味がありません。だから正確には、「お花見する人を観察に行った」わけですが…。東京では開花後に気温の低い日が続いたりして、散るはずの花が長持ちし、もう2週間近くも桜が満開という状況です。
 お花見と言えばやはり「上野」。ここなら「狂乱の花見宴会」の光景を見ることができます。夕方の早い時間に上野公園を訪れたところ、居る居る、公園中で花見宴会の真っ盛りです。とりあえず、彼女と缶ビールを買って、手ごろなベンチ腰掛けてじっくりと花見客の観察を行ないました。
 意外と若い人の団体が多い。学生風の集団が大騒ぎしています。酔っ払って大騒ぎしている学生の集団を見ていると、思わず「オマエら、他にやることないんか?」とチャチャを入れたくなるのは、自分が年をとったからでしょうか。でも、ブツブツ言いながらも風に舞い散る桜の花を浴びて缶ビールを飲んでいると、思わずいい気持ちになってきます。酔っ払って騒ぐ他人のことはともかく、花見ってのも悪くないじゃないか…って気になってきます。

 さて、「花見客見物」を終えて地元である池袋に戻ってきました。何か美味しいものを食べよう…って話になり、行き付けの串焼きのお店へ。きびなごのお刺身に始まって、アンコウの唐揚、汲み上げ豆腐、地鶏の串焼きもいろいろ…。先週末の退院以来の禁酒を解禁し、けっこう酒も飲んでイイ気持ち。
 こんな調子で、穏やかに1日が過ぎて行きました。

   さて、今日の写真は上野公園の花見宴会の光景です(DC3800で撮影)。酔っ払って騒いでいる人が多かったとはいえ、なんとなく整然とした雰囲気もあります。いまや日本人の年中行事の1つとなったお花見です。あまりエネルギーを使わず、義務的に参加する人も多いのでしょうね。

 何か、今日の日記は「タルんでる」っていうか「ヌルい」感じですね。たまにはいいかもしれません。 
4/7  まもなく次世代携帯電話「FOMA」が」スタートします。そこへうれしいニュースが入ってきました。総務省が、NTTドコモなど携帯電話会社3社に対して、次世代携帯電話におけるインターネット接続サービスを一般のプロバイダーにも開放するよう提案したというのです。現在の携帯電話によるインターネット接続は、携帯電話会社がプロバイダー事業を独占していますが、これはどう考えても不自然です。
次世代携帯電話では、またしてもドコモは世界のデファクトスタンダードから外れたシステムを採用しています。その上、iモード同様の公式サイト方式を導入すると聞いていたので、いいかげんにあきれていました。私はソニーも嫌いですが、ドコモも嫌いなんです(笑)。
 私の会社は、たまたまiモード関係のシステム開発の仕事なんかもしている関係で、ドコモの閉鎖的なシステムには、もううんざりしています。iモードにおける公式サイトでは、ドコモが、ネット接続、コンテンツの審査選定、課金と全てを手がける…「囲い込み型ビジネス」を行っています。それ以上に、Webアクセスへやメール送受信の方式として、TCP/IP、POP3、SMTP、標準HTTPなど、スタンダードなプロトコルをサポートせず、独自のゲートウェイサーバーを使っている現状に、おおいに腹を立てています。
 例えば、アステルの「ドットi」のような方式でインターネット接続を行い、なおかつプロバイダも自由に選択できれば、ユーザー側の自由度はうんと高まり、その結果、様々な面白いシステムやビジネスが展開されるはずですよね。

 携帯電話といえば、カメラ搭載型携帯電話は機種が増えてきました。私も面白半分にJ-PHONEの「SH04」を購入して使ってみたのですが、明るさ、解像度など、トイデジカメ以下でとても使いものにはなりません。まあ、9600bpsでメールに添付して送るのですから、ファイル容量の大きい解像度の高い画像など撮ってもしょうがないでしょうが、それなら逆にモノクロでもいいからもう少しマシなカメラを搭載できないものか…と思います。無理にカラーにする必要はないと思うのですが…。次世代携帯電話には、どんな水準のカメラが搭載されるのでしょうか…データ転送速度から見れば30万画素のカメラでも十分に行けるはずです。ちょっと楽しみです。

 今日の画像は、池袋駅のホームで見かけた山手線車両(WS30で撮影)。こんなカラー塗装された山手線を見るのは、実は初めてです。「eco-train2001」と書いてあるところを見ると、何か環境関連のイベントでしょう。それにしても、鮮やかなブルーの車両には驚きました。
最近は都営バスや都営地下鉄など、ボディにペイントした車両が増えてきましたが、私は嫌いではありません。もっと、街がカラフルになってもよいと思っています。どうせ東京は、「街の美観」という面からは無秩序で無計画な都市です。せめて、カラフルにすれば楽しくなるかもしれません。
 いつも書いていることだけど、小型・軽量で単焦点のデジカメってニーズがないのでしょうか? 何かいい新製品が出ないかなあ… 
4/6  オフィスに東京めたりっく通信のADSLが開通してから、約3週間が経過しました。IPルーター経由で7〜8台のパソコンからインターネットにアクセスしていますが、まあ快適に接続されています。しかし、全く問題がないわけではありません。
 まず、接続速度にかなりムラがあります。速い時にはほぼ額面通りのスループットが出ているのですが、1日数回、極端に遅くなることがあります。まあ、遅い時でもOCNエコノミー専用線の128Kbit/sと同程度以下には落ちませんから、5,500円という月額費用からすれば一応合格でしょう。でも気になります。次に、数日に1回はアクセスできなくなることです。ただ、ADSLモデムの電源をリセットするだけで、必ずアクセスできるようになるのです。原因ははっきりとわかりませんが、共用しているFAX回線にFAXが送られてきた後にアクセスできなくなることが多いような気がします。なお、これらの疑問点や不具合の原因についてめたりっく通信に質問していますが、明確な答えは返ってきません。しばらくは試行錯誤が続きそうです。
 私のオフィスでは、これまでOCNエコノミーで16個の固定のグローバルIPアドレスを割り当ててもらっていました。Linuxでサーバーを構築して、自社ドメインのWWWサーバー(DNS、mail等)が稼動しています(外部に公開するサーバーは別にホスティングサービスで借りています)。ADSLを導入した現在、インターネットアクセス回線としてのOCNエコノミーは不要ですが、そうすると固定IPアドレスがなくなってしまいます。ADSLで特に困るのが、クライアントのサーバーのリモートメンテナンス用に使っているtelnet。ADSLではtelnetが使えません。
 というわけで、経費節減のためにOCNエコノミー(32,000円/月)を止めて、その代わりにフレッツISDNでサーバーを立てることにしました。フレッツISDNで固定IPをくれる安価なプロバイダを探していたところ、「ZOOT」というプロバイダが月額1000円で固定IPを割り当ててくれます。現在申し込み中ですが、さてどうなることやら…
 自宅もADSLに使用と思っていますが、こちらの方はNTTのフレッツADSLを申し込むつもりです。

 今日の写真は道端で見付けた珍しいバイクです(DSC-X100で撮影)。これは確か「AG YAMAHA」という4スト250CCのオフロード車で、15年ほど前に販売されたと記憶しています。最初はオーストラリア向けの「牧場での作業用バイク」として輸出され、後に国内でも販売されました。泥はねに強いフルチェーンケースを採用したのが特徴で、馬の代わりにこれに牧童が乗って羊を追いまわしたのでしょう。鮮やかなイエローが印象的で、一時はすごく欲しかったバイクです。

 先週、新たにデジカメを買おうと決めたのですが、まだ何を買おうか決まりません。「デジカメ購入指南」なんて勝手なコンテンツを書いておきながら、自分で買うデジカメは決められません。誰かデジカメに詳しい方にでも相談してみようか…なんて冗談のようなことを考えています。今、手許にあるデジカメは6台、さてこれに加えて何を買ったら面白いんだろう? ちなみに購入目的は、「もう1台欲しい」以外にありません。 誰か教えて下さい(笑)。 
4/5  個人的な話ですが、ブルースって好きです。ブルースが好きというよりも、ブルースを生んだアメリカ中・南部の風土が好き。それで昨年シカゴへ行った折に、前から行ってみたかったクラブ「Buddy Guy's Legends」を訪れることができ、なんかすごくうれしかった。時々カウンターで飲んでるって聞いていたバディ・ガイはいなかったんだけど、十分にブルースを堪能してきました。シカゴは好きな街で何度も行ってますが、「Legends」って有名過ぎて観光地化している部分もあり、これまで行くのを敬遠していたのです。でも、やっぱり行ってよかったですね。
 最近のアメリカの大都市って、好景気のせいか雑然とした雰囲気がなくなって、どこもかしこもきれいになりました。ニューヨークでもフィラデルフィアでもサンフランシスコでも、最近のアメリカの街を歩いていてすごく不快なのが「スターバックス」がやたら多いこと。以前はシアトルにしかなかったのに、シカゴなんて、泊まっていたリバーノースのアパートメントの周囲1km以内に、5軒もスタバがありました。
 スタバって、ニューヨークの店もそうなんだけど、2〜3ドルっていうバカ高いコーヒーの値段を設定して、中産階級しか入れないようにしてる雰囲気があります。人種差別とまでは言わないけど、店舗コンセプトに「階層差別」があることは確かでしょう。アメリカで飲むコーヒーは、街角のグロッサリーかなんかで1ドル以下で買う、ポットに入ったシャビシャビのアメリカンコーヒーがいい。紙コップに入れた安コーヒーを持って街を歩くのが好きなんです。スタバは何か、落ち着かない。スタバが増えると、街の雰囲気が画一化されてつまらなくなる。私にとっては、スタバが「つまらなくなったアメリカ」を象徴しています。
 日本でもスタバが増殖していますよね。日本の場合は、スタバが嫌いと言うよりも「スタバが好きな人がきらい」です。っていうか、「スタバの雰囲気が好き…」っていうメンタリティが嫌いとでも言っておきましょうか。ま、スタバのエスプレッソってマズイし、自分は行かないから関係ありませんが…。
 またこんなこと書いて、スタバ好きの方には謝っておきます(笑)。

 全く話は飛びますが、WS30でWebカメラをやっている方のホームページを紹介したいと思います。私もそうですが、WS30をPCカメラとして使うユーザーって意外と少ないですよね。その上、Webカメラをやっていある方となるとますます少ないようです。ぜひご覧になって下さい。



 今日の写真、ただの看板なんですが、ここは池袋の裏通りにあるサウナで、いわゆる有名な「ハッテンバ」らしいんです。別にこちら方面の趣味・嗜好をお持ちの方に何ら差別感情は持っておりません。むしろ人と人の関係には多様性があった方が面白い…と、真剣に考えています。
 こうしてWebサイトで好き勝手なことを書けるのも、主義・主張・嗜好等の多様性が認められる社会ゆえのことと喜んでおりますが、「好きに主張する」ことと「他人を傷付けない」ことを両立するのは難しいことですね。
4/4  普通の自転車を電動アシスト自転車にしてしまう「ジータV」という動力ユニットが発売されています。これは自転車の前輪の上に取り付け、モーターで回転するキャタピラー様の部分をタイヤに押し付けて、摩擦によって動力を得るものです。家庭用AC電源でフル充電すると、時速14.4Kmで約50分間走行できるというもの。いいなあこれ。別に電動アシスト自転車が欲しいわけじゃないけど、これは欲しい。しかも29,800円。最近あまり乗っていないマウンテンバイクに取り付けて、街を走ってみたい。

 ところで、新しい「ソアラ」いいですね。V8の4.3リットルエンジンのメタルトップ・コンバーチブル。しかも600万円。大排気量のアメ車に通じる「おバカ」な感じがいいですね。
 二輪好きの私は、もともとクルマにはあまり興味がありません。でもクルマ好きな一部の人って、持ってるクルマで所有者の人格を判断するところがありますよね。あれ、大嫌いです。例えばコンセプチュアルな欧州車に乗っていると「大人の個性を感じる」とか、プリウスに乗っていると「環境を考える知性的な人っぽい」とか…。そんなもん、どうでもいいじゃん…と言いたくなります。その点、アメ車っていいですよね。ポンティアックとかカマロとかのちょっと大きめのアメ車って、乗ってる人の人格を考えさせないところがあります。「ああ、アメ車か…」って感じで、徹底して無視される(笑)。最近じゃヤーさんも乗らないですから。で今度のソアラは成金っぽいっていうか、環境問題なんかクソくらえっていうか…、一応「超低排出ガス」だそうですけどね。V8の4.3リッターで「環境に優しい」っていうんだから、笑っちゃうと言うか実におおらかな感じがしますね。でも欲しい!

 私のような二輪乗りから見ると、クルマの持つ「スポーティ」やら「ドライビング性能」やらは、車種による違いをあまり感じません。ちなみに我が家のクルマは、主にカミさんが運転する「プリメーラ」ですが、その前に乗っていた「カローラ」との違いをほとんど感じないのです。あくまで個人的な意見ですが、私にとってはホンダの「スーパーカブ」とヤマハの「タウンメイト」の差は大きいですけど、インプレッサとカローラの差は小さいですね。
 クルマ好きの方、ゴメンナサイ。デジカメサイトなのに勝手なこと書きまして…、反論しないで下さい。体調が戻るに従い、無責任な放言癖が復活しつつあります(笑)

 今日の写真は、街角のATMコーナーの壁面です(WS30で撮影)。いろいろなクレジットカードのマークがカラフルに散りばめられていたので、カメラの発色を見るのにいいかと思って撮影しちゃいました。こうして見ると、クレジットカードの種類ってメチャクチャに多いですね。
 最近では大手銀行が「個人ローン」を積極的にやってます。考えて見れば、公的資金でサラ金やってるわけで、これはいい商売だなぁ。事実上金利ゼロのお金を元手に高金利で金貸しをやるのなら、誰でも儲かるわけですからね。
4/3  今日から写真日記を復活します。まだめまいや失調感などの症状があり、体調は完全復活に程遠いのですが、医者の言うには徐々に普通の生活に慣らした方がよいとのことで、オフィスにやってきました。地下鉄のホームでふらついてホームから転落しそうになるし、当分はタクシーで移動するしかなさそうです。となると、デジカメを持ってお散歩できないのが痛いですね。
 まあ約1週間何もしなかったおかげで、いろいろとやりたいことがあります。特に、「何か買物がしたい!」という欲求が込み上げてきました。とはいえ、買物になど出かけられる体調ではありません。で、何かオンラインショップで買うことにしました。狙うのは、まずはデジカメです。
 デジカメといえば、ここ1ヶ月ほどの間にVGAレベルの低価格デジカメが何種類か発売になりました。コニカの「e-mini」、タカラの「プチショット」、日立リビンググサプライの「iNC35」などです。とりあえずこの3機種のどれかをお散歩カメラに加えることにして…まずはいつもお世話になっているlbvさんのサイト「ハイ・チーズ」を見てみることに。e-miniを除く2種のサンプル画像があり、見るとなかなかのものです。でも、こうなると情報の少ないe-miniが欲しくなります。e-miniのスペックを検討してみることにしました。SDRAMということは、電源OFFでメモリが消えちゃうんですね。それに8MBの割にVGAで撮影できる画像枚数が少ないと思ったら、BMPで保存とのこと。これでは買う気が失せます。私はきっちり狙って写真を撮るわけではないので、1回のお散歩で40〜50枚は撮影します。それで、他の2機種を調べるとやはりVGAでは26枚しか撮影できないとのこと。結局3機種とも購入を諦めました。
 こうして見ると、画質の是非はともかく「WS30」はやはり使いやすいスペックだと思います。私はストロボはなくても構いません。でもフラッシュメモリを搭載して、電源OFF時にも撮影画像は保存して欲しい。それと、VGAなら最低でも50枚は撮影したい。WS30に代わる「新お散歩カメラ」の登場を期待しましょう。

 さて、退院後の初写真は家の近所の「桜」です(WS30で撮影)。入院中にすっかり散ってしまうかと思ったら、まだ咲いてますね。
 私、実は桜の木が嫌いなんです。私の実家は隣家との境に桜の老木がありました。学生時代の私の部屋は、桜の木の真下にあり、花が散る頃には大量に発生する毛虫に悩まされたのです。どこからともなく部屋に毛虫が入ってきて、ひどい時には寝ている時に天井から毛虫がツーッと顔の上に下がってきたこともあります。ともかく、桜の木で思い出すのは「毛虫」です。  
3/26

3/31
「前庭神経炎」日記


 ここは「デジカメサイト」であり、けっして「健康サイト」ではありません。しかし「前庭神経炎」なる奇病にかかった私としては、ぜひその顛末を書いておこうと思った次第です。実につまらない話ですので、無視して下さい(笑)。

3/26
 3月26日午後1時過ぎ、私は突然の激しいめまいに襲われました。予兆はその日の午前中にありました。午前11時過ぎに、いつものようにオフィスでパソコンに向かって仕事をしていた時、既に軽い立ち眩みのような症状があったのです。  午後1時過ぎに襲われためまいは、もう"発作"に近いものでした。視野全体がぐるぐると廻り、とても立っていられません。立っていられないどころか、椅子に座っていることすらできません。さらに、5分間隔ぐらいで激しい嘔吐感が込み上げてきます。嘔吐感だけでなく、実際に何度も吐きました。横になって体を丸めて、30分ほどめまいと嘔吐に悶絶している私を見かねた周囲の人間が救急車を呼びました。かくして私は、日本大学付属板橋病院に運ばれました。
 病院内の救急センターに運ばれた私は、ストレッチャーのままCTスキャン室へ向かいました。と言っても、あまりの苦しさにほとんど意識がない状態の私の耳に「CTスキャン」という言葉がかすかに聞こえてきたことを覚えているだけです。後から主治医に聞いた話では、まず脳内出血を疑ってCTを見たそうです。
 で、そのまま病室に運ばれて入院と相成りました。少しでも体や頭が動くと激しいめまいと嘔吐に襲われる私は、病室のベッドに丸くなって横たわり、鎮静剤の入った点滴を打たれてそのまま意識が遠くなりました。

3/27
 翌日も、ひどいめまいが続く私。目を開けると天井が回っています。むろん、食事など全く出来ません。見舞いに駆けつけた友人や家人と、まともに話すことすらできません。 一口に「めまい」と言っても、その症状や原因は様々です。脳内出血や脳腫瘍に伴う非常に危険な兆候としてのめまいから、内耳の損傷やメニエール症候群など平衡感覚を司る部分のトラブル、そして貧血や立ち眩みなど日常よく起こるものまで、実に多くの種類のめまいがあります(めまいについてはココ)。
 そんな中で、私に付けられた病名は「前庭神経炎」という、聞き慣れないものでした。「前庭」とは、耳の器官の1つで平衡感覚に深く関連する部分。「前庭神経炎」とは、内耳につながる「前庭神経」が炎症を起こすもので、ウィルスが原因と言われているそうです。めまい、嘔吐などの初期症状が唐突で激しいのが特徴ですが、初期症状を繰り返すことはないのだそうです。要するに、最初は症状がひどいがその後だんだんによくなる…ということらしい。ただし、治るまでの期間は個人差や症例差が大きく、数週間で治る例もあれば、数ヶ月かかる例もあるとのこと。確立した治療法はないとのことです。暗澹たる気分に襲われました。
 ちなみに、やられたのは右耳の前庭だそうで、私は左回りに目が回っているとのことでした。

3/28
 少し気分がマシになってきました。ベッドに寝ている限り、あまり目が回らなくなってきたのです。自分の置かれている状況を考える余裕が出てきました。
 やはり、考えるのは仕事のことです。様々な連絡事項やアポイントについては、会社にスタッフが事情説明をしてくれているはず。ここはスタッフを信頼する以外にありません。とは思いながらも、「あの件はだいじょうぶだろうか…」といろんなことが気になり出しました。

3/29
 さらに症状の改善が進んできました。それまではトイレに行くのも車椅子に乗せられていたのですが、この日からは自分で歩いて行けるようになりました。壁に手をついてふらつきながらです。
 食事も食べるように言われ、昼食から運ばれ始めました。しかし、病院の食事…見ただけで食欲を無くす代物です。こんなもの食べるぐらいなら点滴の方がマシと思い、全部残した上で看護婦には「嘔吐感がひどいので食べられない」と言っておきました。
 主治医に「退院させて欲しい」と言ったところ、「ダメだ」と言われました。さらに、この日から、さまざまな検査が始まりました。

3/30
 なんでも、一度昨日がマヒした「前庭神経」は二度と元の機能を回復しないのだそうです。その代わりに、脳とか体全体で代償機能を発達させて、体のバランスを元に戻すのだそうです。
 この日、再度強く退院を要請し、翌日の退院が許可されました。退院前に「MRIイメージング装置」で頭部の精密な断層撮影をするそうです。何か脳に欠陥でも見つかるのでは?…とちょっと不安もあります。
 めまいも徐々に治まり、病室の窓から外を見る余裕も出てきました。桜の花が満開です。デジカメが欲しいと思いました。

3/31
 この日、東京は朝から雪です。立ち上がると軽いめまいがあり、まだふらつく足元を気にしながらも、やはり退院はうれしいもの。迎えの車に乗って、家に戻りました。
 長時間椅子に座っていることがまだ出来ないので、ちょっと起きてはすぐにベッドの上です。パソコンの画面も見ていると目が回ります。完全な社会復帰には時間がかかりそうです。 
3/25  ラジオって好きですね。小型の短波ラジオとかマルチバンドラジオとかって、つい欲しくなります。SONYの「ICF-SW1000TS」っていうラジオを持っているのですが、PLLシンセザイザー方式のこのラジオは、もう「受信機」って感じで、意味もなくいろんな遠方の局の放送を聞きたくなります。だからと言って、いわゆる「オールバンド受信機」ってヤツはあまり興味がない。盗聴の是非が話題になるせいもあるけど、あえて業務用無線やコードレスホンの通話なんかを聞く気にはなりません。あくまで「放送局」を受信する「ラジオ」がいいんです。中学生の頃、ゲルマニウムラジオとか、1石ラジオ、3球スーパーラジオとかを作ってたこともあって、ラジオにはなんとなく思い入れがあります。それと、私の場合は家が名古屋でしたらから、はるか離れた東京のAMラジオの深夜放送(オールナイトニッポンとか…)を、自作のラジオで聞くのがすごく楽しかったのです。
 でも、近頃はラジオってすごくマイナーな商品です。例えば大手家電メーカーのWebサイトで「ラジオ」を探しても、あまり詳しく説明されていない。パソコンや情報通信関連製品、AV機器などが全盛の昨今、各社ともラジオなんて販売にも力を入れていない気がします。ラジオなんに興味を示すのはアマチュア無線ファンとか、受信マニアとかぐらいなのかも。
 ところで、こんなラジオ好きな私が今すごく注目している製品に、日立「KH-WS1」っていう衛星アンテナが付いてるラジオがあります。これは、WorldSpaceっていう衛星ラジオ放送用のレシーバーなのです。ある意味で「究極のラジオ」に近いかもしれません。海外向け商品なので、一般の電器店では販売していませんが、楽天の中にあるショップで売っているところがありました。
 この衛星ラジオ放送は、まだ試験放送中です。放送に使用している衛星は、日本を含むアジア向けは東経105度(BS衛星よりちょっと西)のAsiaStarで、2000年の6月から放送がスタートしています。使用する周波数はLバンド(1215MHz〜1710MHz)内の1452MHz〜1492MHzです。まだたいした番組が聞けるわけじゃないけど、日立「KH-WS1」を買おうかどうか、マジで悩んでいます。

 今日の写真は、新宿の和菓子屋さんの店先(WS30で撮影)です。作りものの桜の花の下にお団子が並んでいました。和菓子屋さんには季節感があっていいですね。
 東京でも、もう桜の花が咲き始めました。自宅の近くは二分咲きぐらい。今週中にほぼ満開になりそうな気配です。街中に酔っ払いが溢れる季節、嫌いです。人前で酔って醜態を見せる羞恥心のないヤツは、遠慮なく蹴飛ばしてやりましょう。
 
3/24  Webサーフィンをしているとけっこう見つかるものに、「フェチ」系サイトがあります。私も「モノフェチ」の傾向がある人間ですので、他人事ではありません。まあエッチ系のフェチってヤツと、そうじゃないモノ系のフェチに別れますが…、いすれにしても「こんなモノに!?」という対象物がいろいろとあって、見てるとなかなか楽しいのです。
 まずエッチ系のフェチですと、下着とか脚とか、髪、ラバー・ナイロン系なんてのは少なくとも頭では理解できます。あと、「鼻フェチ」とか「指フェチ」など、体の一部分に対するフェチは何でもありですね。また、「靴フェチ」のサイトや「セーターフェチ」のサイトなんかもけっこうたくさんあります。でも、「眼鏡フェチ」っていうテーマのサイトがとても多いのには驚かされました。正直言って、イマイチそのメンタリティがよくわかりません。「すごくかわいい少女が眼鏡をかけている」というシチュエーションの、どこがエキサイトなんだろう。あと「左利きフェチ」や「声フェチ」ってのもありました。笑ってしまったのは「3人組フェチ」、3人組の女性を見ると興奮する…というものです。
 モノ系のフェチでは「ナイフ」なんてのは定番のようですね。刃物のフェチっていうのは、これはよく理解できます。「腕時計」や「カメラ」なんかもフェチが多いアイテム。最近では「携帯電話フェチ」もいるようです。そういえば私の知人の女性に「洗剤フェチ」がいまして、世界中から洗剤を集めるだけでなく、匂いを嗅いだりしてうっとりしてます。どんなものでもフェチの対象になるんですね。
 でも「フェチズム」というのは、極めて人間的で、しかも高度な精神行為ではないかと思われます。性的なフェチで言えば、人間以外の動物では絶対にあり得ない行為だし、同じ人間でも想像力が豊かでなければ、靴やセーターで性的に興奮するなんてことは絶対にあり得ません。

 さて、今日の写真は新宿にある「NTTドコモ本社ビル」です(eggyで撮影)。最近、都心のどこからでも目につくド派手な高層ビルです。一見するとマンハッタンのクライスラービルに似ていますが、近くで見ると成金っぽくて品のない、しかも安っぽい感じがするビルです。
 バカ高いiモードのパケット料で儲けて建てたんだろう…と、iモードの通信料金に悩まされている知人が言っていましたが、意外と当たってる部分もあるかも。ドコモのような旧NTTグループの企業が、かつての公社時代に培った独占的なインフラを使って儲けているのは、気持のよいものではありません。 
3/23  今日の写真は渋谷の路地に描かれた壁画です(WS30で撮影後、少し彩度をレタッチ)。もう1枚は、同じくWS30で撮影した池袋のレゲエクラブの壁面です。
 東京の街路やビルの壁面などでも時々センスのよい落書きを見かけますが、総じて街中でセンスのよい絵を見ることは少ないですね。ヒドイのは工事現場の囲いに描かれている絵で、なにか小学生が描いたような人物画やクジラやイルカの絵が描いてあったりして…環境に配慮しているとでも言いたいでしょうか。あんな絵を描くぐらいなら、ただの無機的な壁で囲ってくれた方がまだマシです。
 数年前のことですが、板橋区の大山っていうところにアーケード商店街があり、商店街から依頼されてずらっと並んだ店のシャッターに美大生が絵を描いた…って話を聞きました。たまたま見る機会があったのですが、これも失望しました。およそ街と調和しない絵が描かれているのです。ただのシャッターのままの方がマシだと思いました。

 旧い話で恐縮ですが、私は1970年代末にニューヨークに住んでいました。その頃のニューヨークの街は「落書き」の全盛期。ビレッジやSOHOは街全体が落書きで埋め尽くされているような有様で、地下鉄なんて車両丸ごとペイントされ、ビレッジボイスなどでは「サブウェイ・ドローイング」なんて呼んでいました。でも、ニューヨークの街は、不思議と落書きが似合っていました。というよりも落書きする人間のセンスがよかったのでしょう。当時、地下鉄のポスターにキース・ヘリングが落書きをしていたのは有名な話ですが、私は実際に地下鉄のポスターに描かれたキース・へリングの絵の実物を見たことがあります。
 キース・ヘリングのようなポップなタッチの絵だけではなく、ハーレムなんかには巨大なイエス・キリストを描いた宗教画のような落書きもあって、思わず立ち止まって見入ったこともあります。
 その後1983年にニューヨークに滞在していた時には、落書きで何度も逮捕されたキース・ヘリングはもう有名人になっていました。ホイットニー美術館で企画展などをやっていましたから…。キースヘリングの絵って、よく見ると怖いですよね。妊婦の股間に手を突っ込んで赤ちゃんを引き出している男が描かれていたり、人間の女性と得体の知れない動物が交尾していたり…。1990年に31才の若さで亡くなりましたが、晩年の絵はAIDSによる死への恐怖も描かれています。  そう言えば同じ頃、1988年に27歳で死んだバスキア(ジャン・ミシェル・バスキア)の絵も好きです。「バスキア」って映画があって、レンタルビデオを借りてきて見ましたけど、なかなかよかったです。 
 なにか、今日の話は支離滅裂だなぁ…
3/22  今、かなり欲しい「モノ」を、思いつくままにいくつか挙げます。
 ビクターの世界最小のDVカメラ「GR-DVP3」。本体重量が340g、バッテリー込みの撮影時重量が410gというのですから、これはもうMPEG-4カメラ「VN-EZ5」と大差ないサイズです。水平解像度500本を越えるminiDVの動画の画質は、MPEG-4動画の比ではありません。おまけにSDメモリカードを使ってMPEG-4動画も撮れます。むろん私は「欲しい!」と思っているのですが、幸いなことに(?)20万円以上する価格のせいで、まだ衝動買いするにはいたってません。
 富士写真フィルムのコンパクトカメラ「CLASSE」。38o。F2.6のレンズと適度に小型化されたアルミ/マグネシウム合金製ボディ、絞り優先オートやマニュアルフォーカスの搭載など、けっこう物欲を刺激するスペックです。今月中に買っちゃうだろうな…。
 タカラ「お留守番eye」。以前、スタンドアロン型のFTPサーバー内蔵カメラを使って自分のホームページでライブカムをやってたんだけど、「お留守番eye」のコンセプトって面白い。サーバーを経由しないで電話回線直結でパソコンから画像を見られる…って言うんだから、いろいろと面白い使い方ができそう。絶対に購入しようと思っていたら、販売延期になりました。
 SUZUKIの原付バイク「コレダスポーツ50」、これは是非買わねば…と思っています。消え行く2サイクルエンジン車であるだけなく、かの名「ウルフ」を彷彿とっせるスタイルも嫌いではありません。2ストのスポーツタイプの50CC車はこれだけになりました。ただ、4段ロータリーではなくリターン式の5速ミッションにして欲しかった。同じSUZUKIの2ストのビジネスバイク「K90」も捨てがたい。迷うところです。暖かくなってきたし、デジカメ持って、小さなバイクに乗って日帰りツーリングにでも行きたいなぁ。

 今日の写真は、住宅街にある立派な家の塀に干してある布団(WS30で撮影)。柔らかな日差しを浴びて、ああ春になったんだなぁ…て感じです。
 そういえば昨年末から仕事が多忙で、また海外出張の仕事も無く、半年近くも日本を出ていません。珍しいことなのですが、何だか無性に海外旅行に行きたくなってきました。4月あたりにちょっと仕事をお休みして、どこかへ行ってこようと思います。  
3/21  本日、Java対応iモード「D503i」を購入しました。色はネイビーです。それにしても、妙に頭でっかちでカッコ悪い。仕事で使うんじゃなきゃ、こんなの接待に買わない。それでもDは、503iシリーズの中ではまだマシな方です。国内メーカーの携帯電話のデザインってホントに何とかならないものでしょうか。エリクソンのER502iやノキアのNM502iなんか個性的でそれなりにオシャレなのに、国内メーカー製品はおよそ「デザイン」という言葉とは程遠いイメージの"腐ったような"端末ばかりです。
 国産製品のデザインがつまらないのは、何もケータイ電話に限った話ではありませんよね。家電製品なんか外国製の方が絶対にカッコいいのが多い。エレクトラックスの掃除機とか、GEの冷蔵庫とか、すごくいいと思う。そう言えば、個人的にはGEのステンレスのトースターを持っているんだけど、うまく曲線を使ったクラシックなものでとてもいい感じ。国産メーカーのオーブントースターなんか、どれでも全部デザインが一緒です。
 家電製品だけでなく、車もバイクもパソコンもカメラも、そしてデジカメだって、機能も重要だけどデザインはもっと重要。デザインがイヤだと、スペックがいくらよくても買う気になれないですね。

 ここでデジカメのデザインの好き嫌いも言っちゃおう。まずは、富士写真フィルムの新しいFinePixが採用したポルシェデザインって、やめて欲しいなぁ。オリンパスの「μ」シリーズ共通デザインもいいかげんに飽きました。ニコンのCOOLPIXシリーズのレンズ部が回転するヤツ、嫌いです。SONYのデジカメのデザインがすごく嫌いなのは前に書いた通り。特にDSC-Pシリーズは嫌いです。コダックは、チョー野暮ったい製品とまあ許せるって製品がある。CANONのIXYのデザインは"あざとい"から嫌い。中田とか広告に使うのも購買意欲が失せるなあ。アサヒ光学のクラシックなデザインは、何か勘違いしてる。カシオとエプソンと京セラはデザイン以前で、どうでもいいって感じ。…こうやって書いてると、デジカメって好きなデザインよりも嫌いなデザインの方が多い(笑)。なんか、各社製品のオーナーの反感を買いそうだから、この辺でやめておきます。

 今日の写真は、新宿のポルノ映画館です(eggyで撮影)。レンタルビデオに押されて衰退の一途を辿っているのが、こうした成人映画専門に上映する映画館ですね。なんか懐かしい光景だと思い、写真に撮ってしまいました。
 実際に、自分も映画館に映画を見に行くことが少なくなりました。レンタルビデオ、レンタルDVDを見ることが多い上、自宅にはCATVが引かれているのでWOWWOWなどでけっこう映画が見られるのです。でも、映画館で見る映画には特別な想いがあります。ここのところ、何とか時間を作って映画館に行きたいなあと思っていたのですが、最近は見たい新作映画があまりなかったのです。でも、やっと見たい新作映画が現れました。先日封切された「小説家を見つけたら」って映画、面白そうですね。 
3/20  私は「活字中毒」であり、片時も本を手放すことができません。通勤電車の中など、本を読んでいないと何をしてよいのかわからなくなります。読みかけの本を家に忘れてきて、同じ本を駅の書店で購入するといったことは日常茶飯事です。読書とは言っても高尚なものではなく、読むのは海外のミステリーかアクション小説が大半。トマス・H・クック、ドン・ウィンズロウ、ジョージ・P・ペケレーノス、ジェイムズ・エルロイ、スティーヴン・ハンター、リドリー・ピアスンなど、まあ翻訳小説中心の乱読に近いものです。だいたい、年間に300〜400冊ぐらいは読むと思います。読書の時間は、通勤電車+仕事で外出時の電車や地下鉄の中+お昼休みの喫茶店…といったところで、大体1日1冊強のペースで読み飛ばします。
 私は読書が好きなだけでなく、「本」そのものが好きなので、極論すると読まない本でも装丁やタイトルなどが気に入ればとりあえず購入します。こうした生活を十数年続けてきた結果、家とオフィス合わせて数万冊の本に囲まれることになりました。本が好きなので、古書店に売ったり捨てたり出来ないのです。でも、この「周囲が本だらけ」っていう環境は嫌いじゃありません。ようするに、モノに囲まれているのも好きですが、本に囲まれているのも好きなのです。
 こうしたわけで、インテリア雑誌に出てくるような「ミラノ調の家具が置かれた、広い空間を感じるすっきりとしたインテリア」…って感じの居住区間に住むことなど夢のまた夢。モノやら本やら、ありとあらゆるものが置かれた狭く息苦しい空間で毎日を過ごしているわけです。まあ、きっとこの調子でこれからの年月も過ぎてゆくのでしょうね。

 今日の写真は、駐車中のパネルトラックですが、側面のコロナビールのプリントがきれいだったので、WS30でつい1枚パチリと…。何か最近は、バスやら地下鉄やらの車体に広告がプリントされたものが増えてきましたが、こういうのって好きです。でも、先日私が通勤に使っている地下鉄の車体の全体が、浜崎あゆみデザインの豹柄携帯電話模様になっているのを見た時には驚きました。

 話はまた変わって、家に「ニャン」という名前のネコがいます。なんと20歳の猫です。人間で言うと100歳ぐらいに相当するとのことで、とんでもない婆さんネコです。その婆さんネコが、暖かくなってきたので、一晩中妙な声で鳴くんですね。うるさくて、よく眠れません。でも、100歳になっても発情するバイタリティには、敬意を表しなければ…。 
3/19  Java対応iモード端末である503iシリーズをまだ購入していません。これまでに発売になったPとFはなんとなくデザインがキライだし、二つ折りタイプのNとSOは最初から選択肢に入っていません(デカイのはイヤ)。それでD503iにしようと考えています。現在使っているのはP209iという一番小さい機種で別に何の不満もないのですが、やはり新しい機種を買いたくなるのは「宿命」のようなものです。
 ところでiモードと言えば、たまたまiモード関連の本の企画・編集をやっているおかげで、いろんな関係者と知り合いになりました。そんな中で、いわゆるiモードのヘビーユーザーの人たちと話をする機会が多いのですが、ともかく驚きます。毎月のパケット料金が平均20〜30万円なんて人がいたり、メールが1日に3000通なんて人がいるのです。ヒマな女子高生や女子大生の話ではありません。レッキとした社会人(OL、サラリーマン)で、ここまでiモードにハマっている人がいるのです。掲示板、チャット、フレメなどを一晩中やり続けてる…って感じなのですが、会社で仕事中にもやってるそうです。こうした人たちに実際に会って話してみると、特にネクラでもオタクでもなく、ごく普通の人たちであることにある意味で意外な感を受けます。携帯電話を使った文字コミュニケーションの、何が彼らをここまで魅了するのか理解に苦しむ部分もありますが、いずれにしてもDocomoが儲かることに変わりはありません。
 でも、2000万台を超えるユーザーがいるにしてはiモードというのは脆弱で未完成なシステムです。システムコール用のタグが広範囲に表に流出しており、かなり深刻なイタズラやクラッキングが繰り返されています。またアステルの「ドット・アイ」などと比較して、インターネットの標準プロトコルをサポートせずに独自のサーバーを運用するなど、システム自体がクローズドなのも気に入りません。iモードは、そのうちにダメになるような気がするのですが…。
 私自身は、iモードは便利だと思いますが、まあPOP3アドレスに来るメールの転送受信に使うのと、あとはスポーツニュースとか天気予報などを時々見るぐらいです。仕事関係の電話はけっこう使いますが、1回あたりの通話時間が平均10〜30秒なので、通話料金とパケット料金を併せても、毎月1万円を超えることは絶対にありません。

 今日の写真は、玄関先で向かい合う2匹の象のオブジェが珍しい、ラブホテルです(WS30で撮影)。ホテルの名前は「AFRICA」でした。ラブホテルの入り口でカメラを構えるのはやめた方がいいとは思ったのですが…。つい撮ってしまいました。
 話は変わって、絞り優先オートと使いやすいダイヤル式の露出補正機能を持った、単焦点・軽量(160g)・広角(28o)のデジカメってどこかのメーカーで発売しないかなあ。スナップ専用機で人物を撮ったりする時に多少作画も可能…っていうコンセプトの製品。200万画素で十分なのですが…。 
3/18  パラパラって踊りは嫌いです。ついでにユーロビートってのも嫌いですね。別に聴いたり見たりして不愉快になるというほどのものでもありませんが、少なくとも愉快にはなりません。
 ポップミュージックの分野だけを見ても、私が好きなロックもそうだし、ブルースでもジャズでも、そしてレゲエでも、その誕生にあたっては背景となったカルチャーや社会観、思想などがありました。例えばロックのほんの一分野に過ぎないパンクロックの誕生にすら、60年代に活躍したケルアックやバロウズなどのビートニクス世代による新しい精神的価値観の追求が背景にあります。そこに70年代初頭のニューヨークのさまざまな芸術運動が加わって生まれた「サブカルチャー」こそが「ニューヨークパンク」です。同じように、ロックという大きなジャンルの音楽自体、そしてブルースやジャズの誕生などにはもっと壮大なカルチャーが存在しました。
 でも、ユーロビートにもパラパラにもこういったカルチャーを感じません。現在のユーロビート隆盛の背景には、「カルチャー」よりも先に「リズム」や「耳ざわりの良さ」などがあるような気がします(むろん、誕生には奥深いダンスムーブメントが影響しているとは思いますが)。パラパラに至ってはリズム感のない人でも踊れる「形」を作っただけでしょう。逆にいえば、ユーロビートにむりやり「誰でも踊れるダンス」をくっつけたのがパラパラで、ユーロビートに罪はないかもしれませんが…。
  音楽とか踊りとかって、表現する側と受け取る(聴く)側の感性の一致が、共感や感動を生むものですよね。こうした強い共感につながるアートには、絶対に何か人が人を動かす文化的な背景のようなものがあるような気がするのです。

 デジカメのサイトなのに、個人的な音楽の趣味の話になってしまいました。ユーロビートやパラパラが好きな方にはゴメンサイです。出張から帰宅したところなのですが、ちょっと疲れ気味で、何かにアタリたい気分なんです。

 今日の写真は、大阪のコリアンタウンである鶴橋にある焼肉料理店の軒の上に並ぶ韓国の石像。1個の大きさは20cmくらいでしょうか。本日のお昼頃にeggyで撮影したものです。済州島の守り神である「トルハルバン」ではないかと思いますが、定かではありません。イースター島のモアイにそっくりですし、確か日本の明日香村にある「猿石」とも似ています。沖縄のシーサーも、使い方の面で似ていると言えば似ています。環太平洋地域とでもいうのか、何か文化的な関連があるようにも思えるのですが、詳しいことは知りません。でも、なんとなく欲しくなりました。