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eggy」で遊ぼう! Vol.2

 さて、「eggy」を毎日持ち歩いて使いこむうちに、いろいろなことがわかってきました。「新情報」というほど大げさなものではありませんが、いくつかのコメントを徐々に追加していきます。


eggyの盗撮能力!?

 まず、驚くべきeggyの能力の1つに、照度不足の暗い場所での撮影能力があります。
 WS30はむろん、FinePix4900zで撮影しても手ブレするような暗い場所で、静止画も動画も簡単に撮影できるのです。相当に暗い店内でも、手持ちでかなりの確率で静止画を撮影できます。この暗いところでの撮影能力は、私の所有しているどのデジカメをも上回ります。ほとんど「盗撮カメラ」って感じですね。

 まずは静止画からです。手持ちで、ストロボなしで(付いていないのだから当たり前)撮影しています。この店はかなり暗い店で、マニュアル式の光学カメラで撮影するとしたら、おそらくF2.8なら1/4秒でシャッターを切って撮れるかどうか…といった明るさです。まず、手持ちでは撮影できない明るさだと思ってください。特に手ブレを意識せずに、ごく普通に手持ちで撮って、この程度まではっきりと撮れるのです。



 次に動画です。動画の方が手ぶれの影響を受けにくいわけですから、暗い場所に強いのは当然です。それにしても、ここまで暗い店内でかなりはっきりと撮れているのには驚きます。早い話が、「夜、動画が撮れるカメラ」です。使い途によっては、ヤバイ感じもしますが…。まあ、この解像度ですから悪用されることもないでしょう。
 上段がMPEG4コンバータで変換したノーマルモードの画像、下段がファインモードの動画です。


(79KB)

(61KB)

(43KB)

(293KB)

(223KB)

(155KB)


MPEG-2→MPEG-4への変換

 「eggy」は、自分でTV番組等をキャプチャーしたMPEG-1またはMPEG-2画像をMPEG-4画像に変換してCFカードに記録し、eggyで見て楽しむことができます。つまり、eggyを「携帯ビデオプレヤー」として使えるわけです。付属ソフトの「PixLab」のMPEGコンバータを使えば好きなビットレートに変換・記録することができます。

 まず左の画像(NTTコミュニケーションのTVCM)はMPEG-2フォーマットの.mpegファイルで622Kあります。真ん中の画像はMPEG-4の.ASFファイルで371KBです(ファインモード)。そして右の画像もMPEG-4の.ASFファイルでですが、97KBまで落としています(ノーマルモード)。確かに画質に差はあり、加えてノーマルモードではコマ落ち感もありますが、内容を楽しめない水準にまで落ちるわけではありません。むろん、実際にeggyでTV動画を楽しむときには、高画質のファインモードで記録すれば、コマ落ち感はなくなります。ただ、長時間番組を楽しむためには大容量のCFカードが必要となります。


(622KB)

(371KB)

(96KB)



デジタルズーム

 「eggy」は、160×120dotで撮影時には最大4倍、320×240dot撮影時には2倍のデジタルズーム機能を使うことが出来ます。これは、撮影中に「十字キー」を左右に押すだけで拡大・縮小ができる、非常に使いやすいものです。
 一番左の動画はズームなしの標準の画角で撮影したもの、真中の動画は同じ位置から最大の4倍で撮影したものです。デジタルズームなのでちょっと解像度が落ちますが、使い途はありそうですね。
 また、一番右の動画は撮影中にズーミングをしたものです。


(155KB)

(119KB)

(231KB)



「VN-EZ5」と「eggy」を併用する便利さ

 「VN-EZ5」の海外仕様の240V対応ACアダプタとリチウムイオンバッテリーが「eggy」でも使えるって話は、前にも書きましたよね。バッテリ−は、「VN-EZ5」用が720mA、「eggy」用が650mAですが、形状とサイズは全く同じで互換性があります。ちなみに「VN-EZ5」用のACアダプターは、定価4000円ですので、3000円台で購入可能です。1人でこの2台を持っていると、このACアダプタの問題だけだなく、他にも何かと便利なのです。

 まず、eggyの動画ファイルの編集は「PixLab」を使うしかありませんよね。でも「VN-EZ5」のパソコン接続キットには、「PixLab」以外に動画編集用ソフトであるMGI「VideoWave V SE」が含まれているのです。これを使うと、MPGE-4動画の1コマ編集が可能になります。ただし、これはPixLabの「ASF→AVI変換」機能を用いて作成したAVIファイルを編集する形になるソフトですが…。ちょっと面倒でも、eggyで撮影した動画をどうしても1コマ編集をしたい時には助かります。

 次に、パソコンのビデオキャプチャーカードを使わずにTV番組を簡単に録画して「eggy」で見ることができます。「VN-EZ5」はAV入力でリアルタイムのMPEG-4エンコード録画が可能です。TV番組やビデオ画像をそのまま、MPEG-4フォーマットで録画できます。これを「eggy」で見ればよいわけです。ただ、「VN-EZ5」と「eggy」は、メディアが違いますよね。「VN-EZ5」で録画したTV番組を「eggy」で見るために、スマートメディアをeggyに使えないものかと思っていたら、こんなのがありました。

 スマートメディアをCFスロットに変換するアダプタ
  http://www.ask-corp.co.jp/pretec/ssfdc.htm

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