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私的画像日記 〜デジカメとともに暮らす日々の記録


2/13〜3/16日分

 

   
3/16  eggyが売れたことで、MPEG-4動画の作品が、徐々にネット上に増えてくるはずです。でも今のところ、「これは!」っていう動画は少ないようです(自分もロクな動画撮ってないけど…)。まだまだ、何を被写体にしたら面白いかを模索している段階なのでしょう。
 そこで、eggyで「創作意欲」をかきたてられている人って、いないのでしょうか? ここでいう創作とは「筋書きのある動画」、つまり「シナリオのあるドラマ」のことです。
 eggyとかVN-EZ5で動画スナップを撮ったり、旅の記録を残したりするのも楽しいんですけど、MPEG-4動画カメラの究極の利用法っていうのは、やはり創作ドラマを撮ることではないかと考えています。
 TVで「面白ビデオ作品募集」みたいなのをやってますよね。多くは、偶然の出来事を撮ったものだけど、中には明らかに「ヤラセ」もあります。まずはこの「ヤラセ」のMPEG-4動画を撮ってみたいと考えてます。わざと誰かを道で転ばせてそれを撮影したり、面白いことをやらせて撮影するわけです。そしてヤラセの次には、シナリオを持つ完全なドラマにチャレンジしてみたい。そうですね、1〜2分程度のMPEG-4ドラマを作ってみたいのです。例えば、「恋人同士が別れるシーン」とか「通勤電車の中で目と目が合って恋に落ちるシーン」とかを、数分の短いドラマにしてeggyかVN-EZ5でロケ撮影するわけです。それを、ストリーミングでみんなに見てもらう。
 問題はそのMPEG-4ドラマの出演者です。自分が出るのもなんですし、誰か周囲の人間でMPEG-4ドラマの「役者」を見つけなければならない。うーん、難問だなぁ。出演料は払えないし、でもいいドラマができたら視聴料を取る…てやり方もあるかも。

 今回の写真は、道端に停まっていたサイドカー(DSC-X100で撮影)。バイクの方はKAWASAKIの「Z750」のようですね。サイドカーって昔ちょっと乗ってたことあるんですけど、慣れるまではカーブを曲がるのが難しい。カーの方の慣性質量が大きくて、思い通りに曲がってくれないんです。
 東京の街に似合うクルマは?…と聞かれたら、私は迷うことなく「スーパーカブ」と答えます。現在の私の愛車はHONDA「スーパーカブ90」であり、車もバイクもHONDA嫌いの私が唯一無条件で賛美するHONDA車でもあります。近頃の私は、どこへ行くのもカブです。いわゆる四輪車も所有してはいるのですが、もっぱら家人が使用しており、私は年に数回、どうしても屋根のついた車で荷物を運ぶ必要がある時だけ運転します。都心での車の運転、面倒で嫌いですね。縦列駐車は苦手だし…

 ところで、週末は出張なのでこの日記はお休みです。 
3/15  わがオフィスのパソコンは老朽化が進んでいます。4〜5人しか常駐していない小さなオフィスですが、仕事柄(書籍・雑誌の企画・編集、Webデザイン等)十数台のパソコンが所狭しとLAN接続されています。この社内のパソコン群、Athlon 1GHzマシンが1台あるものの、あとのパソコンの大半はPentiumU、K6-2、Celeronなどの300MHz〜500MHz前後の旧CPUを搭載したWindowsマシンです。メモリやHDDの増設、ビデオカードの交換、そしてクロックアップなどでここ2年間をなんとか持たせてきましたが、そろそろ限界です。そこで、オフィスのマシンを一気に高度化する計画を立てました。
 1台あたりの予算は6万円で、むろん自作です。ということで見積もったマシンは、CPUがDuron850MHzで10,000円、メモリが256Mbyteで7,000円、SocketAのマザーボードが10,000円、HDDが30MBで10,000円、ビデオがバルクのGeForceU MXで7,000円、CD-ROMとFDDで5,000円、ケースが5,000円…といった予算配分です。むろん、これらの価格は通販サイトで確認済みです。で、とりあえず3台分を発注することにしました。
 しかし、考えて見れば850MHzのCPU、256MBのメモリ、30GBのHDD、そして32MBを搭載した高速ビデオカードのGeForceU…このスペックで60,000円でパソコンが手に入るのです。これじゃ、ハードメーカーは儲からないだろうなぁ、と余計な心配をしてしまいます。
 Macintoshも新規に1台導入を予定していますが、Macintoshは高い! G4のDualがにしようと思っているのですが、これ1台で1GHzのWindows機が4台作れる…なんて考えてしまいます。  それと、60,000円というパソコンの値段を考えるとデジカメって高いですよね。300万画素以上のちょっと本格的なヤツだと、7〜8万円はしますから。ま、比較するのが間違ってるんだろうけど。

 この写真は、友人がネット通販で購入した「世界のビールセット」の一部(eggyで撮影)。私はビールが大好きなので、何本か飲ませてもらおうと思っています。海外へ行っても、だいたいビールばっかり飲んでいるのですが、中でもお気に入りは、アメリカ・サンフランシスコの地ビール「Anchor steam」です。どんな食べ物にも合う、口当たりの良いエール系ビールです。通販で1ケース(24本)が8,400円で購入できるので、オフィスの冷蔵庫に冷やしてあります。あとは、ニューヨークのBrooklyn Aleが美味しいのですが、これは日本ではどうしても入手できない。同じBrooklyn Breweryのlagerならどこでも入手できるんだけど…。
 どなたか、Brooklyn Aleが買える通販ショップをご存知ありませんか?  
3/14  先日、めったに撮影しない「使い捨てフィルムカメラ」を利用する機会があり、今日DPEが出来上がってきました。フジ写真フィルムのISO800の使い捨てカメラなのですが、出来上がった写真プリントを見てちょっと驚きました。「使い捨てカメラでここまで撮れるのか」というのが正直な感想です。もっと端的に表現すれば、「WS30」は絶対に500円で買える使い捨てカメラに画像で負けてます。  むろん、しょせんは使い捨てカメラのプリント、一眼レフどころかオートフォーカスのAPSコンパクトカメラで撮った画像と較べても、はるかにシャープさに欠ける「眠い画像」です。でも人物主体の撮影結果を見ると、肌の色といい背景の木々の緑といい、かなり豊かな階調表現で、なかなかのものです。この「使い捨てカメラ」の画像を見ていて、デジカメの弱点をあらためて考えてしまいました。
 デジカメのラチチュードが銀塩フィルムカメラより狭く、しかもCCDの特性上、特にオーバー露出側に弱いことは衆知の事実です。デジカメのラチチュードの範囲はリバーサル程度などと言われますが、体験的に言えば、FinePix4900zでも オーバー側は、ISO100のリバーサルよりも破綻の限界がかなり早い気がします。というよりも、オーバー側はリニアに画像破綻の限界が来るのではなく、ある限界でいきなり破綻して白飛びしたりするのです。この、「限界点でいきなり画像が破綻する」という現象は、ネガだろうとリバーサルだろうと銀塩フィルムでは起こらない性格のものです。CCDは、デバイス自体が処理できる電荷の限界を超えると、光の階調としての画像を認識できません。
 デジカメで、良い写真を撮るのは難しいことです。特に難しく感じるのは「目で見た感覚に近いイメージを表現する」ことの難しさです。デジカメで撮った画像は、銀塩フィルムよりも「実際にはこんな感じじゃなかった」という画像となる率が、明らかに高いのです。
 でも、だからこそデジカメで写真を撮ることが面白いのです。写真を撮る道具としてのデジカメには、かなりはっきりとした機能的な限界があるから面白い。それがWS30のような安いデジカメならば、もっと面白いわけです。

 で、今日の写真は久々の「WS30ルーペマクロ」です。例によって、写真のポジ検査用のルーペ(10倍)で撮影しました。でも、ルーペマクロでも撮ろうか…と思ったら、適当な撮るものがないのです。それで、机の上にあった誰かの名刺の一番小さい文字の部分を撮ってみました。画像を見て思ったのですが、紙の表面の凸凹まで見える、よくピントが合ったシャープなマクロ写真なのに、面白くもなんともない。当たり前ですよね、名刺なんかマクロで撮ってもしょうがないわけで、やっぱり被写体は重要です。
 
3/13  道を歩いていると、いろんなモノを配ってますよね。私のオフィスがある池袋なんか、ただ歩道を歩いているだけで実にいろんなモノがもらえます。ポケットティッシュなんてケチな話じゃないですよ。大物はSchickのひげそりで、替刃付きのヤツを2回ももらったことがある。これって買うと500円〜800円ぐらいするもの。アンケートも無しで配ってるんだから驚き。あと清涼飲料水もよくもらう。「ハイッ」て女の子に、缶コーヒーの新製品とか渡されることはけっこうあります。夏の暑い日に、缶ビールを配ってたのはうれしかったです。タバコもよく配ってますね。変わったところでは「ネコ缶」、つまり猫の餌の缶詰です。配るのはいいんだけど、みんなが猫を買ってるわけじゃないし。でも私はもらいました。あと、最近では「ノド飴」なんかももらいましたねぇ。デジカメには関係ないけど、フジの24枚撮りのネガカラーフィルムをもらったこともある。何か新製品のキャンペーンだったのでしょう。あとは、「眼鏡拭き用クロス」とか「ボールペン」とか…。うん、ボールペンなんか、ここ2年間で5〜6本はもらってますね。
 こうして道端でモノを配ってるのは日本だけかと思ったら、アメリカでも配ってることあります。シアトルで女性相手に、道で化粧品を配ってるのを見ました。でも、東南アジアでは見たことないですね。ともかく、これだけ道でモノを配ってる国は、さすがに日本だけでしょう。

 今日の写真は、オフィスの13階の窓から撮影した池袋西口の光景です(WS30で撮影)。真正面に屹え建つ棒状の物体は、街のど真ん中にある清掃工場の煙突です。右端にあるサンシャインシティの53階よりも高いのです。
 こうした遠景写真を撮ると、WS30の描写力の無さを痛感しますね。目で見たほどの情報量がないのです。解像度が低いこともありますが、なんだかビルの1つ1つがクリアに写らない。遠くに見えるはずの筑波山なんか、陰も形も写っていない。要するに、「本来あるべき情報」が欠落してしまうのです。実に「アバウトな風景」が写るのですね。これはWS30じゃなくて、もう少し画素数の多いデジカメを使っても同じだと思います。デジカメで撮る風景は、しょせんは「省略風景」です。人間の目が得ることができる情報量の多さと、逆にデジカメ画像が写し取る情報量の限界ってヤツとを、思い知らされますね。  
3/12  ニッケル水素電池もニッカドほどじゃないけど「メモリ効果」ってありますよね。そこで昨夜突然「放電機」を自作しようと考えました。放電機付きの充電器ってヤツがあるのは知っていますが、わざわざ買わなくとも、放電なんて簡単だと考えたわけです。単三型ニッケル水素電池専用ということで、その辺に転がっていたごく普通の単三2本の電池ケースを使い、やはり手近にあった1.2V豆球を2個接続しました。早速、FinePix1500で使い切ったニッケル水素電池を入れると、電球が点灯します。これで電球が消えるまで放っておけば、放電機として使えるはずと考えたのですが…。私のやっていることには、何か間違いがあるのでしょうか…。

 電池と充電器には本当に泣かされます。例えば1600mAという規格のニッケル水素電池をフル充電の状態で使ってみると、1200mAの電池よりも持たないケースがよくあります。また、充電器によっても充電される容量は変化します。むろん、急速充電よりもゆっくりと充電するタイプの充電器の方がよいことはわかっていますが、でも話はそれほど単純じゃないようです。電池のメーカーや種類と、充電器のメーカーや種類の組み合わせ方によって、充電される電池の容量ってかなり変化するんですよね。誰か、市販のニッケル水素電池と充電器の組み合わせによる徹底したテストをやってくれないかなぁ。最適な組み合わせが知りたいという、強い欲求があります。

 さて、ここに写っているのは東京めたりっく通信のADSLモデムとプラネックスのIPルーターです(WS30で撮影)。ADSLを導入してから1週間近くが経過しました。その結果を報告すると、ともかく通信速度にムラがあるのです。例えばFTPで大容量ファイルをダウンロードする際、同じサーバーに接続しても、転送速度がOCNエコノミー(128K)並みの15KB/sから上は80KB/sまで、大きな差が出るのです。むろん回線状況やサーバーへのトラフィックなどである程度変化するのは当然ですが、この場合は自社で借りているサーバーで代替の回線状況を把握しているものでの結果です。どうも、まだADSLには信頼がおけません。もう少し様子を見てみましょう。  
3/11  カバンが好きです。カジュアルなものからビジネスに使うもの、旅行用からデジカメ用まで、これはと思うバッグを見ると、つい買い込んでしまいます。
 普段カジュアルな格好で持つバッグは「Manhattan Portage」ブランドが多い。ここのサイクルバッグは安くて軽くて丈夫です。毎年必ずニューヨークに行くので、そのたびにイーストビレッジの直営店でまとめ買い。だいたい$50〜$80前後でいろんなタイプのショルダーが揃ってます。たまに安売りもしているので、$20でシンプルなタイプが買えることもあります。10個以上は持ってるかなあ。
 ビジネス用のバッグは、吉田カバン製の「PORTER」ブランドのショルダーをよく使います。ここぞという時には「TUMI」のバッグ。一泊の出張用品にノートパソコンを入れてちょうどよい大きさ。多少お値段は高いのですが、品がよく頑丈で軽いので重宝します。
 バックパックは「GREGORY」に限ります。登山用としても一流だけど街中での使いやすさも出色。黒とミリタリーカラーの2色を気分で使い分けています。
 海外旅行用には「NorthFace」の3WAYバッグがお気に入り。これは金属フレーム入りで、ショルダーにもバックパックにもなる50リットルサイズのもの。ぎりぎりで機内持込が出来るサイズです。1週間ぐらいの旅行ならこれ1個でOKです。こういうのは、たいてい海外通販で購入します。
 しかし…、こうなると「収集癖」に近いと自分でも思います。第一こんなにカバンを買い込んでも、使わないものがたくさんある。中には買ってから一度も使っていないカバンもあるわけで、誰かこのカバン収集癖を止めてくれないかなー。

 今日の写真は、WS30で撮影した慶応義塾大学三田校舎の近くにある和菓子屋さんのウィンドウ。写真が小さくてちょっと見にくいかも知れないけど、「必勝合格祈願 手付最中 学問のすすめ」っていう張り紙を見つけました。しかも福沢諭吉の写真付きです。必勝合格祈願の「最中」ですよ、笑っちゃいました。こんな最中を食べたからって、合格・不合格に影響があるとは思えないんだけど…。
 あ、そうそう、私は最中でもきんつばでも大福でも、饅頭は何でも大好きです。これ見つけた時も、よっぽど買って食べてみようかと思いました。

 こんな話を書いてたら、護国寺にある「群林堂の豆大福」を、すごく食べたくなりました。  
3/10  デジカメを主要なテーマにする個人サイトは非常に多いのですが、まあ玉石混交です。当然ながら当サイトはダメな「石」の方だとちゃんと認識しています。逆に「玉」の方、つまりアクセス数の多い優れたサイトに共通しているのは、情報量が多く、また非常に客観的にデジカメに関する意見や見解を述べておられるようです。
 がしかし、私は思うのですが、個人サイト故に「客観性」などない方が面白いのではないかと…。例えば「嫌いなデジカメ」をはっきりと羅列しているページって少ないと思いませんか?実際にテストや比較を行った上で特定機種の欠陥を指摘する高度なサイトはあっても、個人的な理由で「アレは嫌い、コレはダメだ」と各社製品を切り捨てているサイトって、意外に少ないんです。
 個人サイトなんて、客観性がないからこそ面白いとも言えます。客観的な評価なら、まあ雑誌でも買ってくればよいし、デジカメ評論家と称する人たちもたくさんいます。商業出版物のようにメーカーの意向に左右されない個人サイトだからこそ、さしたる理由もなく「好き嫌い」をもっと声高に叫んでもよいのでは、と私は思うのですが。私は、デジカメ関連サイトに限らず、こうした個人的な意見の強い主観的な論調の個人Webサイトを覗くのが非常に好きです。「Webサイト」というメディアの特性として、「簡単に多くの人に個人的な意見を発表できる」という点があります。だからこそ、「私的」なメディアとして成立するわけで、私的であればあるほど「Webサイト」らしいという側面があります。
 また、自分の意見をまとめるにあたって、この「他人の私的な考え」は重要です。1人だけの意見を聞くのではなく、たくさんの私的な意見を集めれば、それなりに客観性を持った全体像が浮かび上がってきますから…
 で、私はこのサイトを徐々に過激にしていこうと目論んでいる次第。実は私、デジカメに限らず何でも好き嫌いがけっこう激しいので、これからは「イヤ」と「キライ」で埋まったサイトにしていこうかと…(本気デス)

 さて今日の画像は、ついさっき撮影したオフィスの自分のデスクまわり(WS30で撮影)。こうして写真にしてみると、実にひどいものです。うずたかく積まれた書類は、まるでゴミの山のよう。ほとんど空きスペースがなく、デスク上ではパソコンのキーボードを操作する以外の作業は不可能な状態です。でも私は、何でも手の届くところにある、雑然とした「モノだらけ」の環境は好きですね。きれいに整理された環境よりも、なんとなく落ち着くのです。
 それにしても…ここのところeggy話が多いけれど、やっぱりWS30っていいですね。  
3/9  オーディオ用真空管アンプを自作することを趣味にしている知人がいて、かねて製作を依頼しておいたアンプが完成し、先日家に届きました。まあ、私はオーディオマニアではなく、そこそこにいい音で音楽を聞ければよいという人種なので、別に真空管アンプなどというものが必要なわけではありません。ただ、昔からミニコンやラジカセのドンシャリした音は苦手で、安価なコンポーネントを組んで使っていました。
 で、作ってもらったアンプというのが「A級動作5W+5W」という非常に出力の小さいものです。「こんなんで本当に迫力のある音が聞けるのかい」などと疑いながら、大好きな「チョン・キョンファ」演奏の「ブラームス バイオリンソナタ1〜3」のCDをかけてみました。ちなみにCDプレヤーはDENONの5万円程度のもの、スピーカーは安価なロジャースのモニタースピーカーです。そこで聞こえてきた音はと言えば、それはもう繊細で豊かで、何ともいえない艶のある音だったのです。あらためて真空管アンプの実力を思い知らされるとともに、オーディオマニアが夢中になるのもわかる気がしました。もっとも私は、普段はクラシックよりもロック(ツェッペリンやクランプトン)ばかり聞いているので、そっちの方にこのアンプが合っているかどうかはわかりません。いずれにしても、アンプに合ったよいスピーカーが欲しくなったのは、困ったものです。本当に物欲には限りがありません。

 妙な話ですが、デジカメって自作できないものでしょうか? CCDとかカードリーダーとかのパーツを買ってきて…、無理でしょうね。でも、DOS/Vマガジンの昨年の12月1日号だったかに、タカラの「StickShot」を改造してリモコンシャッターキットを組み込み、凧に付けて空に上げて航空写真を撮る…という試みがあったのを思い出しました。機会があれば一度やってみたいものです。

 今日の写真は「イカの一夜干し」です(eggyで撮影)。オフィスの近くにある佐渡料理「いち」というお店のメニューにあるもので、非常に美味しい。この店はカウンターと小上がりを合わせて15人も入ればいっぱいになるという小さなお店ですが、お刺身や魚料理の美味しさは一級品です。むろん新潟の地酒なんかも揃っており、値段も手頃なので仕事帰りにちょくちょく寄っています。
 以前、掲示板で「居酒屋カメラが欲しい」と言われた方がおられますが、まさにeggyは居酒屋カメラに最適ですね。 
3/8  突然、こんな話をするのもヘンですが、私はデジタルものに関してはSONYブランドが嫌いです。まずパソコンでは「VAIO」が嫌い。最近はノートPCではトップシェアだそうですが、そもそも最初に発売された時から、あの妙に気取った色とデザインが嫌いでした。デジカメもSONYブランドのものはダメです。
 VAIOもデジカメもSONY製品に共通しているのは、コンセプト優先を強調する「あざとさ」を感じることです。つまり、「パソコンはこうありたい」「デジカメはこうすれば面白いはず」という、"作る側の感覚"を無理に押し付けられている感じがするからです。別に、コンセプト優先が悪いと言っているわけではないし、SONYのコンセプトが悪いと言っているわけでもありません。ただ、自分の感覚と合わないだけです。
 同じ理由で「Macintosh」も嫌いです。私は、仕事がらDTPではMacintoshを使う必要があり、Macintoshは「SE30」あたりからのユーザーです。でもMacintoshユーザーが、「やっぱりMacintosh」と目を細めてPowerBookかなんかを可愛がるのを見ると、「何言ってんだい」って思っちゃいますね。Macintoshも、デザインや機能面の主張が前に出すぎてますね。それに、「信仰」に近いMacintoshユーザーが多いのも何となくイヤだし…。
 私は何かモノを選択するときには、そのモノに込められた作り手のコンセプトを自分から感じ取ることが面白いので、モノ自体があまりに明白にコセプトを主張すると逆に引いてしまう…わけです。

 そんなSONY嫌いの私ですが、今度発売されたSONYのデジカメ「DSC-S75」は、ちょっとよいかなと思います。オーソドックスでホールドしやすそうな横型デザインと、アナログ感覚のモードダイヤルは、非常に好みです。惜しむらくは、メモリースティックではなくスマメかCFならなお可。さらに、これがSONY製品でなければ購入を考えるかも知れません。(SONYファンやMacintoshファンの方には申し訳ないことを書いていますが、けっして企業姿勢や製品機能をけなしているのではありません)

 今日の写真は、誰もいない公園とその向こうにそびえる高層マンションです(WS30で撮影)。池袋駅から私鉄で10分ちょっとの練馬区内ですが、何となく寒々とした光景です。このあたりは、数年前までは畑でした。都心に近い割にはのどかな光景が広がっていたのです。ところが、畑をつぶして高層マンションを建て、さらに人工的な遊具が置かれたコンクリート敷きの公園を作る…という開発が、いたる所で続いています。こういう景色は大都市郊外でどこにでも見られるものでしょう。寒々とし、なおかつ人工的な景観…人間性が感じられない風景…でも、実は私はけっこう好きな光景です。自然の中で遊ぶの好きだしアウトドア活動なら何でも大好きなんですが、でも根本的なところで「都会好き」なんでしょうね。どこかの田舎にログハウスでも建てて自然の中で生活したら、きっと1年も耐えられないでしょう。
3/7  5月からサービスがスタートする次世代携帯電話「FOMA」は、動画コンテンツのダウンロードサービスを基本的には「M-stage visual」と同じフォーマットで実施するそうです。聞くところによると、スピードも当初は64Kbit/sになるとか…。移動中でも384Kbit/sが可能なFOMAとしては、サーバーの負荷と安全を見込んでのスタートということでしょう。
 つまり、現在のPHSでサービスしている「M-stage visual」に参加しているIP(コンテンツプロバイダ)は、全く同じストリーミングサーバーを使って、全く同じコンテンツのままでFOMA用の画像配信サービスを実施できるということです。そうなると、eggyを低価格でバラ撒いているDocomoの意図は、はっきりとしてきます。「M-stage visual」というサービスをできるだけ短期間に普及させ、そのユーザーをFOMA用配信サービスのユーザーに取り込んでいく…ということが目的なのでしょう。
 またこれで、eggyが関東以外の地方では販売価格が高くDocomo中央でしか安売りされていない…という現状の理由も説明できそうです。次世代携帯電話であるFOMAは、5月のサービス開始時には首都圏でしか使えないからです。中部圏・関西圏へのエリア拡大予定は今秋以降です。つまり、当面は「M-stage visual」のユーザーを拡大してFOMAユーザーへと移行させる対象ユーザー層が、首都圏にしかいないからなのです。どうやら、Docomo中央だけでeggyの安売りキャンペーンが行われているのは、そういった理由だと思います。
 それにしても、地域限定サービスのFOMAはどれくらいユーザーを獲得できるのでしょうね。システムは相変わらずiモードと同じようにデファクトスタンダードからハズレているようですし、料金も高そうだし…

 さて、会社近くのデパートの中は春一色、春・夏物の女性用衣料品のディスプレイですっかり明るい雰囲気です。これはお昼休みにeggyで撮影したのですが、デパートの中ってホントは商品撮影禁止なんですよね。デパートに限らず、私はお店の中で撮影するのってけっこう好きなので注意しなくちゃ。
 海外旅行なんか行くと意外な場所が撮影禁止だったりして、何にでもカメラを向けるとマズイことになる場合もあります。もっと小さくてカメラらしく見えないカメラ、しかも高感度のデジカメがあったら、絶対に購入しますね。その点、カシオのリストカメラはまだ不満が多いです。  
3/6  数日前に、オフィスに東京めたりっく通信のADSLがやってきました。それで今日、自分たちで接続作業とOCNエコノミーからの切り替えを行ったのですが、LANからのアクセスで悪戦苦闘しています。
 まず、ADSLモデムと1台のパソコンを接続…という形でのテストは、10分ですんなりとアクセスに成功しました。速いです。試しに適当なファイルをFTPでダウンロードしてみたところ、60K/s以上の転送速度となり、これはOCNエコノミーの4倍以上です。
 さて次にブロードバンドルーター(プラネックス・コミュニケーションの「BLR-01N」)でLANからのアクセス…という段になって、うまくいきません。ADSLモデム、ルーター、ハブという接続から、設定とインターネットアクセスまではすんなりといったのですが、転送速度が出ません。数台のパソコンから同時アクセスしたのですが、OCNよりも遅いのです。原因は全く不明です。そこで「BLR-01N」のファームウェアをアップデート。多少速くなったような気もしますが、やはりADSL本来のスピードが出ているとは思えません。非常に不安定なのです。速くなったり遅くなったり…。実稼動後3時間を経過した現時点でも、まだ原因は不明です。
 LANからのADSL回線を通してのインターネットアクセスについては、まだ実稼動例が少なく、いろいろな問題がありそうです。今日のところは、めたりっく通信にメールを出して、とりあえず作業を終了。私は、依然としてOCNエコノミーでインターネットにアクセスしています。

 今回の写真は、オフィスの近くにある池袋西口公園です。ここは「池袋ウェストゲートパーク」というTVドラマで、少し有名になりました。この写真は、数年前にコダック「DC210ZOOM」というデジカメで撮影した古い画像なのです。えらくカッコ悪いデジカメでしたが、当時から風景を撮影すると独特の味があったカメラでした。しかも、広角側が35o換算で29oというのも使いやすく、このコダックのポリシーは現在でも「DC4800」などに受け継がれています。
 全く個人的な感想ですが、コダックのデジカメのコンセプトと絵作りのポリシーは、もっと高く評価されてもよいと思うのですが… 
3/5  「モノへのこだわり」は誰にでもあります。私はこんなサイトを作っている通り、デジカメとかいろいろなデジタルグッズ、そしてパソコン等が大好きです。そしてバイクやアウトドアグッズなども大好きでけっこうこだわりがあるのですが、実は一番こだわっているモノは、「服」なんです。
 ともかく「服」「ファッション」が好きです。「おしゃれ」とか「ブランド物」が好き…というのではけっしてありませんが、機能的で着心地がよさそうなウェアを見ると、ともかく欲しくなります。まあ登山やバイク、旅行などが好きなので、基本はPatagoniaやNorthFaceなどのアウトドア系のウェアですが、モード系のウェアでもよいものを見つけるとついつい買い込んじゃいます。普段はスーツを着なければならない仕事じゃありませんが、ちょっとフォーマルなな格好がが必要なときには、アメリカントラッド専門です。未だにジャケットは「三つボタン、段返り」じゃないとダメです。
 そんなわけで私は、何か新しいことを始めるときには、それが趣味でもスポーツでも、まず「外観」から入るのです。先日、マウンテンバイクを購入した時には、どんな格好で乗ればよいのかをずいぶん考えました。バイク用のウェアでもなく、街歩き用のウェアでもなく、マウンテンバイクに乗ってカッコイイ服装とバッグの選定に、半日ほど新宿を歩いたわけです。アホみたいな話ですが…
 デジカメを持って街を散歩する時にも、どんな服を着ればサマになるか…と考えてしまいます。極端な話、その時に持っていくデジカメによっても、選択するウェアは変わったりしますね。カジュアルな撮影ならアウトドアウェアが一番だけど、根津あたりをFinepix4900zでじっくり撮ろうと思った時には、コーデュロイのジャケットを羽織ったりします。その方が、違和感なく街に溶け込めそうで…。まったくつまらんことを考えてる、と自分でも思いますが。

 さてこの写真は、大阪市阿倍野区にある「安倍王子神社」内の、「安倍晴明が産湯を使った井戸」です。…って、これまでの話とは全く関係がありません。ちょっと前に面白半分で、京都・大阪の安倍晴明関連の史跡を回ったことがありまして(別に陰陽道に興味があるわけではないのですけど、ちょうどヒマだったので)、その時に見つけたものです。私は、オカルト系には特に興味はありません。安倍晴明なんて実在の人物かどうか怪しいものです。でも、たくさん写真があるので、そのうち愛好者向けに(笑)「安倍晴明コーナー」でも作ろうかと思っています。 
3/4  今日は悪天候の中を秋葉原へ買物に行きました。お目当ては「eggy」…っていうのは冗談で、「ブロードバンドルーター」を買いに行ったのです。昨日から、私がいる小さなオフィスに東京めたりっく通信の「ADSL」が入りました。これまでは「OCNエコノミー」を使っていたのですが、ADSLの方がコストパフォーマンスがよいので、今年初めから申し込んでいたのです。「ルーター型」のサービスメニューもあったのですが、ここは普通のパソコン1台接続用のメニューにして、「ブロードバンドルーター」を使ってLANを構築する方が安上がりだと考えたのです。
 現在オフィスでは約15台ほどのパソコンがLANで接続されており、専用線であるOCNエコノミーには16個の固定IPアドレスが割り当てられており、自前のサーバーを稼動して全てのパソコンに固定IPを割り当てています。ADSLになると、固定IPアドレスがないのでサーバーを立てるわけにはいきません。しかしセキュリティの面から見ても、全てのパソコンにNATでIPアドレスを割り当てた方がよいと判断して、ADSL導入に踏み切りました。むろん、速度も魅力的です。これまでは128KBで月額32,000円、今後は640KBで月額5,000円以下です。
 で、ブロードバンドルーターは九十九電機で購入、プラネックスの製品が16,800円でした。ISDNルーターよりずっと安価で、機能を考えれば非常に安いものだと感じます。

 既にNTT東西もフレッツADSLサービスをスタートしています。フレッツADSLは、フレッツISDNよりも、基本回線使用料を含む月額費用が安価になります。まもなくISDNはなくなるでしょう。NTTはそれを承知で昨年後半にISDNの大規模な宣伝を行い、自社がADSLサービスの準備が整うまで、他者のADSLサービスを妨害しました。おかげで、日本のブロードバンド普及は1年は遅れたと思います。相変わらずNTTが民間の通信事業者の妨害をしているこの国の通信環境は貧弱で、とても悲しいことです。

 今日の写真は、池袋北口の線路沿い、公園の片隅にある「小さなお稲荷様」です。お参りする人も少ないのでしょうが花が添えられており、逆光の中で向かい合う「狐」の表情がなんとなくよかったのでカメラを向けてしまいました。お稲荷様って商売の神様だから、街中の繁華街でもあちこちにありますよね。池袋の三越百貨店の屋上にも、小さなお稲荷様をみつけました。  
3/3  ある掲示板を読んでいたら、WS30のことがムチャクチャに悪く書いてありました。曰く、「画質はのっぺりして最悪」「起動が遅くシャッターチャンスを逃す」等々…。「WS30の世界」なんてホームページを作っている私が言うのもなんですが、実はその通りです。WS30は、画質は悪いし起動も遅いです。しかし…、これはあくまで比較の問題です。WS30は確かに、300万画素機よりも画質は悪いです(当たり前)。それどころか、所有している85万画素機「DSC-X100」よりも画質は大幅に悪いですし、同じ35万画素機「DS-10」よりも発色は悪くレンジ感がない画像しか得られません。しかし、だからどうしたというのでしょう。WS30は1万円ちょっとのカメラです。それに、掌に入るほど小さくてかわいいデザインです。いいじゃないですか、この程度の画像が撮れれば…。観賞用の画像を撮ろうと思っているわけではないのですから。  それに、何度も言いますが「画質が悪いCMOS搭載のVGA機」だから面白いのです。ダイナミックレンジが低いから面白いのです。FinePix4900zを使っていい写真を撮るのは簡単です。WS30で少しでもいい写真を撮ろうと、いろいろと考えるから面白いんです。そこんとこ、わかってない人が多いなぁ。

 話は変わりますが、今度富士写真フィルムから発売された35oコンパクトカメラ「KLASSE(クラッセ)」っていいですねぇ。高級コンパクトカメラに入るのでしょうが、値段もまあまあで、しかも気取ってないデザインも好きですね。また、買っちゃいそうだなぁ。

 今日の写真は、そのWS30で撮った新宿南口交差点の風景。いつも人と車がいっぱいの交差点、なんだか「都市」を感じる場所ですよね。
 確かに画質はよくない。いつもポケットにカメラを入れておいて、こうした「どうでもいい街の風景」を撮るのって私は大好きです。写真なんて、特別な記念・記録写真でもない限り、別にずっと長く保存しておくことはないんです。「撮る」って行為が楽しいんだから。 
3/2  iモードはJava対応のF503iでいきなりコケましたね。私は現在使用しているP209iに代えてP503iを購入するつもりだのが、欠陥商品で回収騒ぎです。何でも、ドコモは昨年の10月以降に出荷した6機種中、5機種が欠陥商品だったとのことで、あまりにもひどい。日本のハイテク製品の量産技術は、いまや危機に瀕しているようです。
 それに較べて、最近の東南アジア諸国の製造技術は飛躍的に進歩しています。特に台湾はパソコンのマザーボードから周辺機器まで、開発力・量産体制ともに完全に日本を抜き去った感があります。
 まだかろうじて日本が優位に立っているデジカメの分野でも、最近のおもちゃデジカメや各種VGA機など、台湾や韓国で企画・開発・量産された製品が、いずれもなかなかによろしいと思うのですが…。というよりも、この分野のカメラのOEM元をたどると、ほぼ全部が台湾・韓国製です。しかも、全てが製品企画から行っています。製品企画のセンスは、けっして悪くありません。これでは、普及クラスのデジカメ分野で日本が追いつかれるも時間の問題かもしれませんね。まあ、我々ユーザーの立場から見れば、どこの国で企画・生産された製品でもいっこうに構わないのですが…

 今日の画像は、オフィスの近所の繁華街にあるパチスロ店。まあ、何となくビビッドな色彩感のある建物だったので、通りすがりにWS30で撮ってみました。WS30の発色をテストする意味合いもあったのですが…。やはり、こうしたカラフルな被写体はWS30は多少苦手のようです。
 このパチスロ店の前を、毎朝必ず通勤途上に通ります。ちょうど開店の15分ぐらい前の時間帯に通るのですが、店の前には必ず50人以上の行列が出来ています。地面に座り込んで、何か朝食のようなものを召し上がっている方もいます。私はパチスロをやらないのでよくわからないのですが、こうして毎朝店の前に並ばないと儲からないのものなんでしょうか? どんなに寒い冬の朝でも、皆さんは凍えながら並んでおられるのですが…
3/1  「VN-EZ5」「eggy」以外に現行機種として購入できる、もう1つのMPEG-4カメラ、シャープ「インターネットビューカムVN-EZ3」が手に入ったので、早速使ってみたました。「VN-EZ5」のスペックを落としただけ…と思っていたのですが、想像していたよりも使いやすく、よく出来たカメラです。
 まず、バッテリーが単三型ニッケル水素電池4本で、緊急用にアルカリ電池が使えるのがいい。バッテリーの持ちもよく、「VN-EZ5」や「eggy」よりも長時間の連続撮影が可能です。
 そして、「eggy」と同じ35万画素でも「マクロモード」を搭載しています。サイズと重量は、3機種中でもっともコンパクト。デザインも悪くありません。しかも、こんなカラーなのに実際に手にとってみると意外に質感もあります。
 というわけで、現在「VN-EZ3」でいろいろと撮影しているところ。使い勝手もよく、私は非常に気に入っています。近いうちに、詳しいインプレッションのページを作る予定です。

 今日は「犬」がお題です。この犬、名前は「ジャイ」と言います。全長30p程度と非常に小さく、飼主である友人夫婦は、いつもショルダーバッグに入れて持ち歩いています。レストランで食事中も、バッグの中で声1つたてません。だから、誰もバッグの中に犬がいるとは気が付かない、不思議な犬です。しかし、ホームページ上で自分のペットを公開している人の多いこと、多いこと…。初めてホームページを作る時に、「何もテーマがないからとりあえずペットのホームページでも作ろう」と考える人が多いのでしょうか。
2/28  私は、毎日デジカメを持ち歩きますが、「バイザー」や「ザウルス」のようなPDAは持ち歩きません。デジタル小物大好きな私としては、けっしてPDA自体が嫌いなわけではなく、WindowsCE機など数々のPDAを購入してきました。でも、過去の経験からすると、買っても使わないのです。もともと「手帳」を持つ習慣がない私は、PDAにスケジュールをインプットするなどの面倒な作業はしたことがありません。PDAに使い途がないのです。
 それと、ここ1年間は「iモード」を持つようになり、iモードがあれば全て事足りるようになりました。特に懸案だった「出先からのPCアドレスへのメールの確認」が、iモードの「リモートメール」で出来るようになったので、一切のモバイル端末が不要になりました。そんな私が今最も注目しているのは「ドットi」という、アステルのPHSです。これは、専用メールサーバーを使う他の携帯電話メールサービスとは異なり、PHS端末がHTTPやPOP3などの汎用インターネットプロトコルを持っているのです。つまり、PC用メールサーバーの設定がそのままできるわけで、これはもう「携帯電話型パソコン」に近いコンセプトの製品です。iモードの「リモートメール」は基本的にはWebメールですし、読み出し速度が遅いのが時に耐えられません。64Kで接続できて直接メールサーバーの設定ができる「ドットi」なら、快適だろうと思います。ただ、アステルのPHSはサービスエリアに難があるので、購入をためらっている状態。まもなく次世代携帯電話も登場しますが、「ドットi」のように汎用プロトコルを搭載する端末にはならないでしょうね。

 写真のマザーボードは、ABIT「BH-6」です。もう2〜3世代も古いBXチップセット搭載マザーです。このマザーは、CPUのベースクロックとコア電圧をBIOSで自由に設定・変更できるので、オーバークロックマニアから絶大な支持を受けました。私もこのマザーを購入した当初は、オーバークロックでずいぶん遊びました。確か、celeron300MHzを450MHzで動かしていました。むろん、最新のCPUを搭載して現役で十分に使えます。Slot1なのがかえって幸いして、BIOSをアップグレードしてSocket370変換アダプタを使うことで、最新のPentiumVやCeleronが使えます。
2/27  何の気なしに申し込んだメールマガジンの懸賞で、SONYの「MDミニコンポ」が当たりました。別に懸賞に応募したわけではなく、たまたま「メルマガ購読者に1名プレゼント」というヤツに当たったのです。先々週には「ナンバーズ3」のボックスで29,000円当たったばかりだから、何となくツイてますね。もっとも、既にコンポのMDデッキを持っているので、MDミニコンポは別に欲しくありませんでしたが…
 私は、ここだけの話なんですが「全体に損をしないナンバーズの買い方」について、ある方法を発見しました(胡散臭い?)。むろん「買わないこと」とかいうオチがあるわけじゃなく、ちゃんと買ってしかも損をしない方法です。むろん、誰にも教えません(笑)。1時間近く考えて、思い付いた方法です。
 話は変わって、友達の女の子に「MPEG-4は面白いぞ」なんて話してたら、なんと彼女はYahooのオークションでシャープ「VN-EZ3」を手に入れました。約20,000円だったそうです。しかし、シブい! いまどき、eggyでもなく「VN-EZ5」でもなく「VN-EZ3」を買うなんて…。何でも、色と形がカワイイんだそうです。うーん…、確かに「あの形のeggyを持って歩きたくない」ってのは何となくわかりますよね。
 今日は、ひたすらとりとめのない話です。そこで今日の写真は…

 JR山手線の田町駅の近くにある「江戸開城 西郷南州 勝海舟 会見の地」という碑です。たまたま仕事で近くまで行った時に目に付いたので、持っていたWS30でパチリ。こんなところに、このような碑があることはついぞ知りませんでした。
 東京には、こんな碑があちこちにあります。東京駅の八重洲北口を出たところに、目立たない小さな碑があって、そこには「北町奉行所跡」なんて書いてありました。北町奉行所って「大岡越前」がいたところでしたっけ?
2/26   eggyがブレイクしたおかげで「MPEG-4動画で撮った家族の動画をアップしたホームージや、自分の子供の動画を添付したビデオメール」が増えるのを危惧している…と前に書きました。しかし、MPEG-4の普及によってもう1つ危惧していることがあります。それは「MPEG-4エロ画像の氾濫」です。既存のAVソフトの画像をMPEG-4で流すヤツとか、eggyやVN-EZ5を使って自分で撮影したエロ画像を公開するヤツとか、いろいろと増えてくるかもしれません。
 そして、もう1つは「グヌーテラ」の存在です。ご存知の通り「グヌーテラ」は、ピアツーピアのファイル交換ソフト。これまではグヌーテラ・ネットワーク上には主に大量のMP3ファイルが流れていました。しかし、今後は、音楽ファイルよりも動画ファイルが増えてくる可能性は非常に高いと思います。しかも違法コピーした著作権のある動画ファイルが…。
 加えて、ADSLやCATVによるブロードバンドの常時接続回線が急速に普及しつつあります。いまや数MBどころか、数十MBのデータ容量を持つファイルだって、簡単に落とせる時代です。こうなると、確実に違法コピーした動画ファイルが、広範囲に流通する可能性は高いですよね。
 エロ画像については、別にめくじらを立てるつもりはありません。まあ個人の趣味の問題ですし、かつてビデオデッキの普及やDVDの普及に一役買ったのもポルノでした。新しい画像メディアの普及には、エロ画像が大きな役割を果たすことが、歴史的に証明されていますから…。
 ただ、ネット上のMPEG-4画像はエロ画像ばかり…というのも興醒めです。何か、気の利いたMPEG-4動画クリップが増えるとうれしいのですけど。

 さて本日の写真のお題は、何と「東京タワー」です。いまどきこんなもんを被写体にするヤツがいるのか…と言われると、やはり返す言葉がありません。でも、私は東京に20年間住んでいますが、道を歩いていて東京タワーが見えると何となくうれしいのです。今回もたまたま仕事で都心部を歩いていたら、東京タワーが青空の下にくっきりと見えたので、つい持っていたWS30で撮ってしましました。
 同じ理由で「富士山」も見るとうれしいですよね。私が仕事をしているオフィスは池袋にあるのですが、オフィスのある13Fの窓からは、日によって富士山がくっきりと見えるのです。でもWS30で撮影するのはちょっと無理。今度FinePix4900zで撮影してみることにしましょう。
2/25  パソコンの高性能化と低価格化には驚くばかり。最近では、メモリを256MB搭載し、高性能ビデオカードと大容量HDDを搭載した1GHzマシンが7〜8万円で自作できてしまいます。「1GHz」なんていう数字は、数年前のことを考えれば夢のような話です。HDDも安くなって20GBが1万円程度、今使っているパソコンにも30GBのHDDが入っていますが、これまた数年前のことを考えれば夢のような話です。ところが、ちょっと前までは「20GBなんて何に使うんだ?」って感じだったのですが、デジカメで写真を撮るようになったら、数GBがあっという間に埋まるようになりました。
 私は貧乏性なのか、モノを捨てることができません。本が好きでたくさん買い込むのですが、もう家の中は数千冊(いや数万冊かも)の本でアシの踏み場もない有様。で、この本と同じで「撮影した画像」を捨てられないのです。だから、デジカメ画像は溜まる一方。現在のパソコンの中にも、5〜6GB分の画像が溜まっている他、オフィスのパソコンにも数GB分の画像が溜まっています。その上、フォルダの管理がいいかげんなので、どこにどの画像が入っているのか、さっぱりわからない。一度、時間をかけて整理して、過去の画像をCD-Rにでも焼いておこうと思うのですが、面倒くさくて…。デジカメ好きの方々は、いったいどうやって撮影した画像の整理をしているのか、教えて頂きたいものです。
 ここのところMPEG-4にハマっているので、今後はファイル容量の大きい動画が増えそう…、本当に困ったものです。

 今日は、午前中から中野方面で仕事、仕事が終わってそのまま新宿に出ました。友人と待ち合わせての、久し振りの新宿散歩です。服を見たり、カメラ量販店をのぞいたりしながら街を歩き、まだ明るいうちにビールを飲もうということになりました。行きつけのビアパブで、昼間っからギネスを1杯。この「昼間に飲む」のはけっこう好きなのです。肌身離さず持ってるデジカメで、隣の席で盛り上がってた外国人をパチリ。eggyは、こんな暗い店の中でもけっこうよく写ります。
2/24  毎日デジカメやカメラを持ち歩くのはよいのですが、どんなカバンに入れて持ち歩くのか、どんなケースに入れて持ち歩くのか…というのは、ちょっと考える問題です。
 撮りたい時にパッっとカメラを取り出せないと、よい写真が撮れないだけでなく、写真を撮るのがおっくうになります。だから、私は「カメラケースに入れずに裸でポケットに入れる」…というのが基本です。次に多いのが、「取り出しやすいカメラケースに入れてポケットに入れる」でしょうか。カバンに入れておくことはめったにありません。
 いつも使うカメラケースは、基本的には100円ショップに売っている無印のウレタンの衝撃吸収ケースで、むろん100円です(笑)。ウォークマンあたりがちょうど入る大きさのこの100円のケースは、耐衝撃性という面での機能は十分で、しかもFinePix1500やeggyなどを入れるとちょっと大きめなのがかえって取り出しやすくてよいと思います。
 むろん、「この時間帯、この場所では撮らない」という時にはカバンに入れておいたりもします。私は普段の通勤には吉田カバン製のPORTERブランドのA4サイズのショルダーバッグを使っていますが、このカバンは厚手のキャンバス地に防水性のあるコーティングが施してあり、それなりの耐衝撃性もあります。そこで、カメラを前述の100円ケースに入れて、ショルダーの中に適当に放り込んでおくだけで持ち歩いています。

 さて、服のポケットに入れるとなると、やはりマウンテンパーカのような丈夫で大きなポケットのあるアウターウェアが使いやすいですね。そこで、私のお気に入りはパタゴニア(Patagonia)のマウンテンパーカです。左の写真は、目白の住宅街にあるパタゴニア直営店(WS30で撮影)。小さいけれど、いいお店ですよ。パタゴニアのアウトドアウェアは、L.L.BeanやREIなどと較べてちょっと値段は高いのですが、その分コンフォタブルな軽い着心地と、シティユースでも違和感のないデザインを提供してくれます。
2/23  この写真は、私の職場の近くのバス停です(WS30で撮影)。こんなもん撮って何になるんだ?…と言われると返す言葉がありません。でも、日々の画像の記録って、結局のところ自分の行動範囲になるわけですよね。普段の行動範囲にある被写体って、当たり前ですが「非日常的」なものが少ないんです。むろん、積雪や夕日などの気象条件によって、見慣れた被写体が輝いて見えることはあります。いつも歩く道の隅に、可愛い子猫が捨てられていることもあります。でも、そうした「日常の中の非日常」を写真で切り取るためには、いつも感性を研ぎ澄ましていなければなりません。
 基本的に凡人である私は、やはり人生の98%ぐらいは日常性に埋没して生きているわけです。「仕事に行って、帰りに飲んで、夜は自分の部屋でネットサーフィンやって、日曜日には渋谷でデートする…」、行動パターンに変化が少なくなりつつあるかもしれません。毎日持ち歩いているデジカメで撮った大量の写真を見ていると、自分の人生のあり方が浮かんでくるようで…少し寂しくなりますね。
 海外旅行が好きで、必ず年に2〜3回は出かけます。仕事で行くこともあるので、もうちょっと回数が多いかな…。かつてニューヨークに住んでいたことがあるので、フラっと出かける先は、どうしてもリラックスできるアメリカが多い。遊びに行った時でも、観光であちこち回ることはまずありません。だいたいはこじんまりしたホテルかアパートメントに腰を落ち着けて、街中を散歩して回ります。つまり、それが1週間程度の短い期間であっても、旅行先に「もう1つの日常性」を作るのが楽しいのです。日常性ってヤツは「いつもの日常性」だとつまらないけど、「もう1つの日常性」となると、とたんに楽しくなりますね。
 またしても、意味不明の話を書いてしまいました…
2/22   デジカメは「視覚情報の量」を数値化してくれます。高解像度デジカメで撮影した画像は低解像度デジカメで撮影した画像の数倍のファイル容量になります。同じ風景を写真で切り取っても、高解像度カメラで撮った写真には低解像度カメラで撮った画像には入っていない情報が含まれています。それは、「看板の小さなな文字」や「歩いている人の洋服の柄」であったり、「モノの質感」であったりするわけです。考えてみると、画像情報の量に大小があることを概念では理解していても、それが○○バイトという具体的な数値となって現れてくることに、何かあらためて感慨を覚えます。
 この「ファイル容量の数値」を見ると、動画の情報量は桁違いに多いのがよくわかります。つまり、人間が眼で見た「何か」を記録に残す時、それが動画であればより正確な情報として残せると言うことになります。
 では、「情報量の多い画像」が「よい画像」なのでしょうか。いや、そんなことはありません。人間は何かを見る時に、自分の意志で見ようとしている対象物以外を、脳が省略する機能を持っています。
 例えば市街地にあるビルの窓から富士山を眺めるとき、手前にある街並みや家の形状は視覚神経には情報として入ってきても、脳では見ていません。富士山だけを眺めているのです。つまり人間の脳は、視覚情報の中から「本当に必要なもの」だけを抽出する機能を持っています。
 だから、解像度が低いデジカメでも印象的なよい写真を撮ることはできますし、それは人間の脳の働きに合ったことなのです。
 …なーんて、「たわ言」を書いてしまいました。つまり、低解像度デジカメでもよい写真が撮れるということを理論的に説明しようと考えたのですが、意味不明の文章になってきました。今日は1日、春のように暖かかったので、こんなたわ言を書きたくなったのでしょう。

 さて本日の写真は、なんてことのない夕方の都心の道路を撮ったものですが、実は「FinePix4900z」の光学ズームを最大倍率(6倍:35o換算で210oレンズ)にして撮りました。いわゆる「望遠レンズを使った遠近感が圧縮された写真」を撮ろうと試みたものです。画像が小さいのでわかりにくいとは思いますが、突き当たりのビルは300m近く離れており、中心部を走行中の自動車も50m近く離れています。しかし、遠くのビルは非常に近くそびえ、道の両側に並ぶ電柱が距離感なく連なっています。さらにオリジナル画像では車のナンバーもはっきりと読み取れます。
 やはりこういう画像は、「高解像度デジカメ+高倍率ズーム」という組み合わせでなくては撮れません。本当に困ったことですが、いろいろなタイプのデジカメが欲しくなる所以です。
2/21  あちこちのサイトや掲示板で、eggyの話題が盛り上がっています。量販店の店頭や一部のDocomoショップでも1万円を切って購入できるようになったので、どうやらブレイクした気配です。
 これで「MPEG-4」が広範囲に認知されると思うと、何となくうれしい気分です。思えば、シャープが世界初のMPEG-4カメラ「VN-EZ1」を発売したとき、世間は冷たかった(?)。シャープは、続けて「VN-EZ3」「VN-EZ5」とシリーズ化しましたが、いずれも大きな話題になることもなく、「変り種のデジカメ」といったスタンスで語られることが多かったようです。
 いまだに、MPEG-4画像をDV画像と比較して「画質が悪い」という意見を述べる人を見かけますが、用途が異なるので比較の対象とすること自体がおかしいと思うのですが…
 eggyによって手軽にMPEG-4動画を撮る人が増えるのは、よいことなのですが、1つだけ心配があります。それは、「自分の子供を撮ったMPEG-4動画」をホームページで公開する人が増えること…。私は、年賀状に赤ちゃんを入れた家族の写真を入れて送ってくる…、そんなメンタリティが嫌いなのです。同じ理由で、自分の子供の写真や家族のイベント写真を貼ったり、家族の動向を微に入り細に入り紹介しているようなホームページも、なんとなく好きではありません。といったわけで、静止画でも嫌なのにeggyで撮った自分の子供のMPEG動画が個人ホームページにあふれたり、子供の誕生日のMPEG-4動画をメールに添付して送ってくるヤツが増えるのではないかと思うと、非常に気が重いのです(この話、あまり真剣に考えないで下さい。個人的な意見ですから…)。
 それはさておき、MPEG-4の普及にはまだまだ障害があります。第一に、ソフトの問題があります。MPEG-4のデコード/エンコードが出来て、さらに簡単に動画編集ができる…というソフトは、全くと言っていいほどありません。シェアウェアか何かで、高機能のMPEG-4編集ソフトが入手できるようになると、非常にうれしいのですが…。
 ところで、変り種の動画カメラと言えば、日立が「MP-EG1」そして「MP-EG10」というHDDを搭載したMPEG-1カメラを商品化していました(2〜3年前に秋葉原で街頭キャンペーンをやっているのに出くわした)。フルセットで20万円近い価格、そして用途がよくわからなかったこともあって、全く売れなかったようです。今考えると、非常に先進的な製品だったと思いますね…。

 今日の写真は、WS30で撮影した「夜の新幹線宇都宮駅ホーム」です。写っているのは、停車中の東北新幹線「やまびこ」です。こうした条件の悪い所では、さすがにWS30ではピシッとしたイメージ通りの画像が撮れる確率は、うんと低くなります。この状況だと、全体的な光量不足による手ブレに加えてホーム天井部のライトが直接入光するのも問題です。この画像も、2枚撮影したうちのマシな方を選びました。まあ、こういった「意図どおりの画像が撮りにくい」という部分が、低機能・低画素デジカメであるWS30の面白いところかもしれません。  
2/20  この春のデジカメ新製品について、興味があるものだけの個人的な感想を…。
 まずは、実画素数ではないものの600万画素を実現した「FinePix6800z」。私は「FinePix700」以来のこの縦型デザインが好きではありません。理由は単純で、慣れた光学カメラ風の安定したホールディングが出来ないからです。要するに、横型デザインの方が手ブレしにくいからです。ついでに「ポルシェデザイン」も好きではありません。でも写真で見る限り、質感は高そうだし意外とコンパクト。ちょっと物欲を刺激されます。画素数に対して記録速度も速く、クレードルも使いやすそうです(しかしUSBでは転送が遅すぎないかな)。画質については、画素数以前に富士写真フィルムのデジカメのチューニングは好きなので、ちょっと欲しいかなって感じです。
 PMAショーで発表されたデジカメにも興味深い製品が多い。ミノルタ「DiMAGE7」は、「FinePix4900z」と非常によく似たフォルムですね。520万画素、光学7倍ズームというスペックはともかく、ホールドしやすそうだし、レンズの口径も大きそうなのでプロユースには「FinePix6800z」よりもいいかも。やっとミノルタが本気を出してデジカメ作ったって感じです。
 で、PMAショー出品製品の中で一番興味があるのが、ビクターのMPEG-4動画&DVカメラ「GR-DVP3」です。詳細なスペックは不明だけど、DVカメラとMPEG-4カメラの融合によって、何か新しい使い方ができそう。記録媒体にはSDメモリカードも使えるらしいので、もしこの製品を買うとなると、またメディアの種類が増えることになる。
 Larganの「Chameleon 2」「Chameleon 3」やCONCORDのズーム付き超小型VGA機、DXGTechnologyのカラー液晶を搭載したリストカメラ「Color Wrist Cam」など、低画素デジカメも、欲しくなりそうな製品がいっぱい。あー、物欲を刺激される製品が増えるのは困るなぁ…

 ところで、左の写真はデジカメの話とは無関係の写真(笑)。WS30で撮影した友人宅の自作パソコンです。私が製作を手伝ったものです。格安のApolloPro133A搭載マザーボードを使ったCeleron700MHzマシン。でもビデオカードはGeForce2 MX 32MB (格安で8900円)が入ってるし、まあそこそこのパフォーマンスです。でも、通販で購入したケースが何かの間違いで「銀色」なので、CD-ROMドライブやFDDと色が合わなくて、ちょっと変かも。  
2/19  今日は仕事が多忙な1日でした。この時間になってもまだ終わらないので、自宅でパソコンに向かっています。というわけで、ほとんど写真を撮る時間がありませんでした。毎日仕事に持って行くカバンの中には、WS30とeggyが入っているのですが…。オフィスの外に出るヒマがなかったので、撮影する機会がありません。

 ところで、仕事場の近くにあるホテルのバーでBASS ALEを飲めるようになったのはうれしい限りです。私はそんなにお酒を飲むほうではありませんが、ビールは大好きです。中でもALE系のビールが好きで、GUINESSなんかもよく飲みます。BASS ALEは好きな銘柄。今日も仕事の帰りに、ビールを1杯のみに、そのホテルに立ち寄りました。そこで、カウンターの上をパチリ。屋内のあまり明るくない照明下で、ここまで写るのですから、eggyの静止画も相当なものです。
 ところで、コニカがVGAデジカメを販売しますよね。コニカって、デジカメ戦略で出遅れたメーカーだから、この分野に参入するのはなんとなくわかる気がします。でも、コニカの「Q-M100」ってデジカメはけっこう良かったんだけどなぁ。108万画素で、最初は補色フィルターだったんだけど、その後に原色フィルターの「Q-100MV」になりましたよね。玄人好みの渋いデジカメでした。
2/18  寒さも一段落した今日は、久しぶりに秋葉原へ買物に。目的はUSBのカードアダプター、それもスマートメディアとCFのデュアルタイプがお目当てです。で、coregaの「USB Dual Card Adapter」を4,980円でゲットしました。これまで私は、PCカードアダプターでノートPCで読み出していたのですが、最近の低画素カメラはファイル容量が小さいので、USBで読み出してもOKだろうと、購入する気になったのです。ついでに、裏通りの安売り店でCFカードの32MBを4,800円でゲット。まあまあの値段です。

 秋葉原というエリアは、昼食に困るところ。裏通りの安い定食屋やラーメン店などは軒並み行列が出来るほど混雑しているし、喫茶店のランチなんかは不味いのであまり食べたくありません。そこで、今日ははずれの方まで歩いて春日通沿いの小さな天ぷら屋さんに入りました。天丼800円にビールを頼んで…、この天丼、すごく美味しかったのです。満足、満足。

 さて、その後はちょいと私用で友人の家へ。夕方になって、池袋で彼女と待ち合わせ。ホテルのバー(といっても小さなシティホテルです)でビールを飲みながら、しばし雑談。カウンターに座って、さりげなくeggyで何枚も写真を撮ってしまいました。7時頃には、家路に…。

天丼を食べている動画(クリックして下さい)
2/17  ここのところ、コダック「DC3800」を購入しようかどうか、ずっと迷っています。「DC3800」は露出補正すら搭載していない、シンプルなカメラですが、サイズとデザインは自分の好みに合っています。また200万画素というのも手頃で、小さい割りにグリップもよく、FinePix1500の代わりに海外旅行に持っていくのによいのではないかと考えているのです。そんなに気に入っているのならなぜ購入を思い留まっているのか…これは、いくらなんでもデジカメを買い過ぎではないかという自省の念がどこかにあるからです。
 いろいろな方のデジカメサイトに行くと、私よりもずっとたくさん持っている方もいるし、1台のデジカメを徹底して使い込んでいる方もいます。でも私は、1台だけっていうのは無理。ともかく「モノを買い集めること」が好きなのです(お金持ちではありませんが)。
 話は変わって、今夜も仕事の帰りにいつものビアパブで、ギネスビールを飲んできました。非常に暗い室内なのですが、カバンに入れておいたeggyを取り出して、何枚か静止画と動画を撮ってみました。ところが、この暗い中で、けっこうよく写るのです。特に動画は、完全に店内の雰囲気を捉えているし、ストロボ無しで撮った静止画もけっこういけるのです。となると、このeggy、1/2秒程度のスローシャッターがあるのだろうか。なんと言ってもeggyのマニュアルには、開放F値とか、シャッター速度とか、最短撮影距離とか、肝心のスペックが何も書かれていないのです。まあ、そんなことを気にするユーザーが買う製品じゃないというか、カメラとして単体で使用するユーザーのことなど考えていないのでしょうから、やむを得ませんね。でも、それにしては、使えば使うほど「デジカメとしての素性の良さ」を感じるeggyです。
2/16  eggyで撮るMPEG-4動画が面白くて、片っ端から動画撮影をしていますが、問題は撮影後の動画ファイルの整理です。「PixLab」で片っ端から編集しているのですが、結構時間がかかるのです。まあ、当面は面白いので苦になりませんが、これ以上動画ファイルが溜まってくると、そのうちに面倒になりそうです。
 それにしても、MPEG-4というフォーマットは、今後さらに注目されると思います。というのもブロードバンド回線が広範囲に普及する時期を直前にして、多くの企業がインターネットを使った「映像配信ビジネス」に乗り出そうとしているからです。電話会社や携帯電話会社、大手アクセスプロバイダ、コンテンツプロバイダなどの通信事業者をはじめ、既存の地上波TV局などの放送事業者などが、入り乱れて映像配信ビジネスに参入をしはじめました。このインターネットの映像配信ビジネスで使われるフォーマットは、MPEG-4が中心となることは確実です。ブロードバンドとは言っても、当面はCATVやADSLの1Mbit/s以下の回線が中心ですから、これではVGAクラスの解像度でMPEG-2画像はストリーミング配信できません。そうなると、やはりMPEG-4以外に使えるフォーマットがないのが現状です。
 このMPEG-4、うまくサーバーを作れば、個人でも簡単に放送局が出来そうです。私は年内にでも、「インターネット放送局」を開局してやろうと、ひそかに狙っているのです(無理だろうけど)
2/15  私は現在、フリーで雑誌や単行本の企画・編集の仕事をやっているのですが、3〜4年前、ある雑誌のデジカメの新製品紹介コーナーを担当して記事を書いていたことがあります。"ある雑誌"なんてもったいぶって言うようなものでもありませんね。実は「PC freeCom」という一部のパソコンショップの店頭で無料配布されていたフリーペーパーです(2年前に廃刊になりました)。まあ、私はデジカメの専門家ではありませんから、あくまで新製品の紹介と簡単な使用感を書いていただけですが、それでもメーカーから貸し出される最新機種に次から次へと触れられる仕事は、非常に面白いものでした。
 当時はちょうど、VGA機からメガピクセル機への移行期で、多彩な機能と特徴を持ったデジカメが出始めたころでした。3年と言うのは長いもので、当時から堅実に1つのシリーズを発展させてきたメーカーもあるし、奇抜な試みを繰り返してデジカメ事業分野で迷走したメーカーもあります。
 迷走したメーカーには、意外と光学カメラの名門が多く、ニコン、旭光学、コニカ、ミノルタ、そしてキヤノンなどが該当しますね。各社ともに、光学カメラの名門ゆえにデジカメの「位置付け」に苦しんだとも考えられます。「デジカメでは光学カメラにはない新しいコンセプトが必要」と無理に思い込んでいたフシがあります。だから、妙なカメラを商品化したりしています。その最たる例が、ニコンのデジカメ初代機です。
 さて、ニコンは現在こそ。COOLPIXシリーズで確固たる地位を築いていますが、VGA時代には妙なコンセプトのカメラを出していました。97年に発売された初代の「COOLPIX100」など、今から思えば妙なカメラでした。平たい縦型のカメラで、本体をそのままパソコンのPCカードスロットに差し込める…という代物。翌年、高画質のCOOLPIX900を発売するまでは、評価が定まらないメーカーでした。
 家電メーカーも、NECや松下電器などは、デジカメのコンセプトを決めかねたようです。NECは「Picina」というスタイリッシュなヒット機を発売したのですが、その後は泣かず飛ばずです。松下電器も「CardS hot」シリーズでそれなりの評価を得ていたのですが、その後はパッとしなくなりました。
 初期の頃からコンセプトを持ってデジカメ事業を続けているメーカーはと言えば、富士写真フィルム、オリンパス光学、そして三洋電気、地味ながらコダック、カシオ、エプソンあたりでしょう。
 富士写真フィルムは、「CLIP-IT」シリーズをコンセプチュアルに展開しました。97年には「DS-8」というヒット機種を出しています。オリンパスも同じく現行機種と変わらぬコンセプトの「CAMEDIA」シリーズを続けています。三洋電機については言うまでもありません。OEMメーカーとして日本でトップクラスの実力を持ち、ニコンやセイコーエプソン、リコーなどにヒット機を供給しています。自社ブランドの「マルチーズ」シリーズも変わらぬコンセプトで現在に至っています。
 いずれにしても、現在のデジカメ市場で大きなシェアを持つメーカーは、終始一貫した方針で、デジカメ製品の開発を続けてきたことがよくわかりますね。
2/13  「デジカメの魅力」…これはまあ「カメラの魅力」と言い換えてもいいのですが、やはりデジカメには光学カメラとは異なる魅力があります。とは言っても、「撮ってすぐに見られる」「スキャナなどでデジタル化しなくても自由に加工できる」…などのデジタルカメラの本質に関わる話をしようというわけではありません。
 私は、デジカメに限らず「デジタルな小物」や「ギミック」が好きなのです。デジカメは、こうした「デジタル小物」嗜好に非常にマッチした製品です。だから、画質がどうの機能がどうの…という以前に、ちょっと魅力的な製品や目先が変わった製品が発売されると、すぐに欲しくなってしまいます。実を言うと私のとってのデジカメは、「必要だから欲しい」とか「何かに使うために欲しい」のではなく、「持っていたいから欲しい」のです。まあ、一種の病気みたいなもんですね。それが私のとっての「本当のデジカメの魅力」なのです。
 というわけで今日から、「魅せられてしまったデジカメの話」を中心に、手許にある様々なデジタル小物やパソコンの話など、気の向くままの雑文を書いていこうと思います。