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MPEG-4勉強部屋

■MPEG-4動画の編集

 MPEG-4動画の編集については、適当なソフトがほとんどない状態です。そんな中で貴重なソフトの1つが「PixLab(ピクスラボブラウザVer 3.0)」です。「eggy」にも同梱されている「PixLab」は、シャープ製のMPEG-4動画編集ソフトです。これは、同じシャープの「インターネットビューカム VN-EZ5」に同梱されているものと全く同じです。
 エクスプローラ形式のファイル管理(移動、コピー、削除等)が可能で、見た目も非常にわかりやすいものです。この「PixLab」の主要な機能を、簡単に紹介しておきます。

ASFカッター
 非常にシンプルな動画編集機能です。撮影した動画を再生しながら、始めの位置と終わりの位置を指定(クリック)すると、ぴったりその長さの画像が出来上がります。フレーム単位の細かい編集は出来ませんが、余分なところをカットしたり、必要な部分だけを抽出したりしてホームページ用の短い動画を作る…といった作業には十分な機能です。



フレームゲッター
 動画の中から任意の画面を静止画として切り出すための機能です。ASFカッターと同様に動画を再生しながら、ここぞと思う場所でクリックすると、そのフレームの静止画像をJPEG画像として切り出してくれる…というものです。
 切り出した静止画を収納するフォルダを指定することも可能です。フレーム単位の細かい指定は出来ないので、何度もやってみて、もっとよいカットを使う…といった感じです。

MPEGコンバーター
 これを使うと動画のビットレートを変更することができます。つまり、320×240dotのファインモードで撮影した画像を160×120dotのノーマルモードに変換したりできるのです。実際にISDN回線で配信可能な限度がこのあたりです。記念撮影用に高画質で撮影してきた画像を、後からホームページでのストリーミング再生用に作り変えることができるわけです。



ASF→AVI変換
 その名の通り、MPEG-4ファイルをAVIファイルへ変換するものです。AVIファイルの場合はフレーム単位で編集できるソフトがたくさんあるので、どうしても細かく編集したいときにはこの機能を使います。

その他のMPEG-4ソフト
 東芝が、MPEG-4準拠のビジュアルメッセージを手軽に作成できるソフト「AQU・Pa!!(アキュッパ)」を販売している。これは、利用目的に応じたテンプレートを選ぶだけで、適切な画素数やフレームレートで映像データを圧縮、メールで送信できるようにするもでので、低化は12,800円。
 元になる動画/静止画は、CCDカメラなどから取り込むほか、AVI、MPEG-1、QuickTime3、JPEG、BMPの各フォーマットに対応。映像の切り出し/つなぎ合わせ、テロップの挿入、モザイクがけなどの編集機能も備えている。MAPI対応のメールソフトとも連携しており、クリックするだけで、作成したメッセージをメールに添付することが可能だ。
 ソフトは、作成用の「AQU・Pa!!ツール」と、再生専用の「AQU・Pa!!プレイヤ」から構成。AQU・Pa!!プレイヤについては、発売日以降、上記Webサイトでも無料ダウンロード配布する。

「AQU・Pa!!」のページへ



■MPEG-4とは?

 MPEG-4(Moving Picture Experts Group Phase4)は、移動体通信やインターネット上で配信・視聴することを想定した高能率の符号化(データ圧縮)フォーマットです。符号化対象は音声、オーディオ、合成音楽、動画、CG(コンピュータ・グラフィックス)、アメーションと幅広く、国際標準化作業はISO/IEC JTC1 SC29WG11が担当しています。
 最大の用途は、動画のストリーミングです。MPEG-4を使えば、動画を64kbit/s〜2Mbit/sに高能率符号化できます。これはMPEG1に比べて画面サイズなら4.4倍、fpsなら3倍の圧縮率になります。さらに、MPEG-4フォーマットでは、CGやアニメーションなど、多種多様な画像信号をデータ圧縮する符号化ツールを用意しています。人や背景といったオブジェクト(物体)ごとに符号化することも可能です。さらに、符号化データに誤り耐性をもたせているという特徴もあります。
 MPEG-4は同じ水準の画像であれば最大でMPEG1の3倍、MPEG2の2倍近い圧縮率を実現できます。すなわちストリーミング配信を行う場合など、MPEG2の1/3の帯域で実現できるわけで、インターネット配信用フォーマットとして注目が集まっているのです。
 しかし、MPEG-4には問題もあります。圧縮率が高いため画質面ではDVDなどに使われるMPEG2には及びません。従って、あくまで目安ですが、VGAの画面サイズがほぼ視聴限界であり、高画質映像のデジタル化には向いていません。

オブジェクトベース符号化
 MPEG-2では画面全体を一括して符号化するのに対し,MPEG-4では画面をある範囲の小さな領域に合わせて部分ごとに符号化します。符号化の前に、まず画面を人物、背景映像、文字・図形、音声、BGMなどに分けます。
 これらの構成要素をオブジェクトと呼び、それぞれのオブジェクトに適した符号化を行うことによって効率の良い圧縮を行います。したがって、この方式をオブジェクトベース符号化と呼びます。
 さらにMPEG-4は、単に映像・音声の符号化だけではなく、コンピューターグラフィックスやテキスト、人工音声を自然画像や音声と組み合わせて自在に操作できるマルチメディア符号化の機能も持っています。MPEG-4の規格は、6つのパートから構成されています。バージョン1の応用分野は情報量の少ない低ビットレートの移動体放送、移動体通信やインターネットです。バージョン2は高品質なコンテンツを主な対象にしており、本格的な放送分野への応用が大きなターゲットです。

フェイズ 符号化ビットレート(目安) 主なアプリケーション
MPEG-1 1Mbps程度 ビデオCD
MPEG-2 4〜10Mbps程度
(SDTV)数十Mbps(HDTV)
DVD、地上波、BS、CS、CATV等
MPEG-4 〜384Kbps(QCIF)
128Kbps〜2Mbps(CIF)
15Mbps程度(SDTV) 38.4Mbps(HDTV)
TV電話、移動体通信、インターネット、デジタル放送等
MPEG-7  −  EPG、ホームサーバー応用 (コンテンツ記述)
MPEG-21  −  (マルチメディアのフレームワーク?)



※以下、工事中

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