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画像日記   〜都会に暮らすサイレント・マイノリティの発言

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2005/6/20

 昨日、次のようなメールを頂きました。

 「…(一部略)…たまたま、弊社のことが書かれている『私的画像日記』というWebを見つけました。一読させていただきました。感じ方はいろいろなので、私的感想の部分には触れませんが事実が違っているところがありましたので、メールをさせていただきました。『良品工房』という同じ名前で、健康グッズを扱っている通販は私どもの会社とは全く関係がありません。この点をご訂正願います。よろしくお願いいたします…」

 これは、6/10付で書いた日記の内容についての指摘です。早速調べてみたところ、確かにメールでの指摘どおり、「良品工房」なる同名の通販があり、これは「いいものプロジェクト」を主催している、「有限会社良品工房」とは無関係であることがわかりました。

 事実関係の確認を怠り、有限会社良品工房様にご迷惑をおかけしたことを、謹んでお詫び申し上げると共にここに訂正させて頂きます

 なお、文章全体の主旨に関しては、スタンスは変わりません。
 以下の「…この良品工房なるところが主催している通販サイトに並ぶ商品を見ると、これが怪しいものばかり。『はいているだけでヤセル! マジックパンツ』って、いったい何だぁ? 他にも、アロエ原液、海洋深層水、パパイア発酵食品…とか、怪しい言葉ばかり並んでます。これはほとんど、『インチキ健康グッズ』の類です。この手の商品を『いいもの』と思ってるバカがモニターを選ぶんですよ。間違いなく自分たちと同じような感性(そんなご大層なものじゃないかも)を持つ人間を選ぶでしょうね。こうして選ばれるモニターの『層』ってのは、ほぼイメージがつきますね…」というパラグラフを削除し、その他の部分はそのまま残した形でお読み下さい。

 それにしても、今回頂いたメールは気持ちのよいものでした。「…感じ方はいろいろなので、私的感想の部分には触れませんが事実が違っているところがありましたので、メールをさせていただきました…」という部分からは、「批判は受け入れる」というある種の「潔さ」が感じられました。「いいものプロジェクト」なるもについて全く評価はしませんが、主催している方の人格については、僭越ながら高く評価させて頂きます。
 もっとも、この日記を読んで「こんなチンピラのようなヤツが書いていそうな日記に、下手に絡むと面倒なことになるかもしれない」…と、「大人の対応」をして頂いたのかもしれません。それはそれでお見事です。

 何はともあれ、事実関係の確認を怠り、ご迷惑をお掛けしたことを、重ねて謝罪致します。
 お詫びの記し…と言っては何ですが、もしこのサイトの読者の中で、これらの商品に興味をお持ちの方、また「いいものプロジェクト」に興味を持たれた方がおられたら、ぜひ「有限会社良品工房」にお問い合わせ下さい(お詫びの宣伝です…笑)。


2005/6/10

 「いいもの」を探せ! …という日経新聞の記事を読んで、強い違和感を感じました。ここで紹介されている「いいものプロジェクト」には、違和感と言うよりも「胡散臭さ」や「バカバカしさ」を感じます。

 「…全国の食品メーカーからエントリー商品が送られてくると、良品工房は小分けしてモニターに転 送。実際に食卓に上げて食べてもらう。アンケート用紙には良い点、悪い点、気づいたことなどを記入する欄があり、最後に「買いたいと思いますか」と問う。50人のモニターの70%以上がYESと答えた商品は『いいもの』に認定。『いいものシール』を交付する…」

 まずは、なぜ多くの人が「いいもの」と断じたものが「いいもの」なのでしょうか。私は、多くの人が評価するもの…を全く信じていません。特に「食品」に関しては、流行のレストランでも流行の食品でも、「本当に旨かった」というものに、ほとんど出会ったことがありません。まあ、味覚は人それぞれですから、この問題はいいとしましょう。
 でも、この「いいものプロジェクト」には、それ以上にもっと大きな問題がありそうです。それは、「どんな人間がモニターに選ばれるのか」「モニターを選ぶ基準」…といった問題です。どんな人間がモニターをやるかで、「いいもの」を評価する結果は大きく左右されます。
 ところで、「いいものプロジェクト」を主宰するのは東京都杉並区に本社を置く良品工房…だそうです。この良品工房なるところが主催している通販サイトに並ぶ商品を見ると、これが怪しいものばかり。「はいているだけでヤセル! マジックパンツ」って、いったい何だぁ? 他にも、アロエ原液、海洋深層水、パパイア発酵食品…とか、怪しい言葉ばかり並んでます。これはほとんど、「インチキ健康グッズ」の類です。
 この手の商品を「いいもの」と思ってるバカがモニターを選ぶんですよ。間違いなく自分たちと同じような感性(そんなご大層なものじゃないかも)を持つ人間を選ぶでしょうね。こうして選ばれるモニターの「層」ってのは、ほぼイメージがつきますね。
 まあ、モニターに「インテリ主婦」が多いと、ほぼ確実に「健康」や「環境」をキーワードにした商品が受けることは想像するに難くない。そうなると、「いいものシール」が貼られる商品には、確実に「国産、無添加、無農薬…といった自然食品系」「環境をキーワードにした商品」…ような傾向になるでしょう。

 そう思って、実際にこの「いいものプロジェクト」で選ばれた商品のリストを見たら、案の定というか、その手の食品ばかりです。で、こういう結果が予見される(予見どころか現実に選ばれたものを見られます)となると、食品をエントリーする側が「モニター」を騙すのは容易です。最初から、「モニター受け」する商品ばかりがエントリーされことは、眼に見えています。私が食品メーカーだったら、「オーガニック」「スローフード」あたりをキーワードにした路線を徹底的に追求しますね。結局のところ、この「いいものプロジェクト」は、消費者の立場を標榜しながら、結果的には「メーカーの掌で踊らされる」ことになっているはずです。

 この「いいものプロジェクト」を、「美味しさ」を第一の基準に本気で進めるとしたら、いくつかの条件が必要です。まずは、ラベルを出さずに「覆面試食」させること。事前に成分やら産地やらの情報をモニタに一切伝えないこと、そしてモニタを「完全にランダムに」選ぶことです。この「いいものプロジェクト」で、こうした原則が守られているとは思えません。「いいものプロジェクト」のホームページを見ても、モニター募集のお知らせは書かれていますが、モニターの選考基準や試食方法などについては、どこにも書かれていません。

 この深堀 純 なる日経新聞の論説委員もくだらない。論説の最後の部分には、こう書いてあります。「メーカーや小売店が考える『いいもの』は、必ずしも消費者にとっての『いいもの』ではない」…確かにそうです。わざわざ書くまでもない判りきった話。でも私は、多くの消費者が考える『いいもの』は、必ずしも『本当にいいもの』ではない」…という視点の方がもっと重要だと思います。日本の社会全体に怪しい健康食品を蔓延させている現状に対する責任は、メーカーよりも消費者の側に大きい…というのが現実です。

2005/6/2

 6月に入って仕事の方の状況は少し落ち着いてきました。サイト更新の頻度も少しづつ以前のペースに戻ると思います。今日は、普通の日記風に近況を…

 最近なぜか、回転寿司によく行きます。池袋には比較的美味しい回転寿司屋があるようです。「ようです」…というのは、私はあまり回転寿司を食べ回った経験が無く、美味しい、不味いについて詳しく知りません。で、西口の天下寿司、北口の大江戸寿司がいちばんよく行くのですが、最近気に入っているのが「海幸の街」…という"高級回転寿司店"です。なんというか、回転寿司といいうよりは普通の寿司屋に近い。値段も100円均一じゃありません。入って右手奥には、落ち着いたお座敷スペースがあり、回転していない(?)落ち着いたカウンター席もあります。夜3人で飲んで食べて1万円ちょっとくらい。普通にお昼に食べに行けば、平均200円ぐらいのネタを5〜6皿ぐらいかなぁ。
 最近は回転寿司に限らず、チェーン系ファストフードや立ち食い蕎麦店などの「チープなランチ」ばかりを食べてます。昔は、この手の店には全く行かなかったのに…。で、前に松屋の「ヘルシーチキンカレー(290円)」が旨いって書いた記憶があるのですが、ここのところは「なか卯」の「スパイシービーフカレー(390円)」が、けっこうイケると思ってます。それから、池袋西口にある「オリーブ食堂」のしょうが焼き定食(490円)も、かなり高い頻度で食べてますね。そして、これから夏になると、要町の立ち食い蕎麦屋「伊那」の「冷やしたぬき蕎麦(450円)」を食べる頻度が上がると思います。どっちにしても、私のランチは500円以下が基本です。
 そんな私の貧しいランチ食生活の中で、近頃もっともハマってるのが、会社の近くのコンビニampmに置いてある「ますの寿司おにぎり」です。これ、本当に美味しい。忙しくて外食できないときを中心に、週に2回は食べてます。今日も食べました。この「ますの寿司おにぎり」については、こちらのblogなどにも書いてあり、ファンの方がいるようです。

 さて、「友人」の金さんが昨日北京に帰国しました。一昨日の夜、K文社のW氏夫妻、同じくK文社のK氏と一緒に、最後のお別れに池袋西口の老舗居酒屋「萬屋松風」で飲んで、楽しいひと時を過ごしました。金さんとは、不思議な関係だったけど、まあ北京と東京なら飛行機でたった3時間、いつでも会えます。
 今、日本と中国の間には、いろいろな問題があるようです。でも私は、特定の国と国が仲良くやっていこうが喧嘩しようが、全く興味はありません。むろん、日本と中国の政府間でどんな問題が起ころうと、どうでもいい。私は、他の国の人間を排斥する気持ちなんて全く無いけれど、かといってしたり顔で文化人が説く「周辺国とは仲良く」という高説も拝聴する気はなし。別に「国家」なんて代物、なくなりゃ他の国へ移住するだけだと思ってますから。ただ人と人の関係は、国籍なんて関係なく「うまくやっていきたい」と思ってます。国家あっての人間なのか、人間あっての国家なのか…、考えるまでもなく自明のことです。いつも言うように「人種」や「民族」などの非科学的な言葉はむろん、「国民性」なんてものも存在しないと思ってますが、「個性」「価値観」は国籍に関係なく個人差は大きいですね。そして、異なる価値観や文化を持つ人間と話すのは、とても楽しいことです。

 「夏のビジネス軽装(クール・ビズ)」…って、また性懲りもなく政府が音頭とっての省エネウェアのキャンペーンです。6000億円の経済効果…なんて、ホントにアホらしい。昨日のNHKニュースで映像付きで紹介してましたが、要するにオッサン向けの開襟シャツかゴルフウェアみたいのもの。わざわざ買い揃える理由がわかりません。
 解説によると、胸元を開けるて下着が見えると襟元がだらしなく見えるから、V字型のシャツを着よう…って、いったい何言ってんだか。自分なんか普段からチノパン、半袖のボタンダウン…で、暑いときは下着なし。それにクルーネックのTシャツなら、下着が見えたってそれはそれでカッコイイはず。ボタンダウンで暑いときには、素肌にトラッドテイストなポロシャツ着てればOK。あとは、コットンジャケットか薄手のウールのニューポートタイプの紺ブレでも羽織れば、ちゃんとした顧客のところに行っても恥ずかしくないですね。
 何が悲しくて、妙な開襟シャツ着なきゃなんないでしょう。この格好は、何なんだ? もう、オッサンクサッ! 恥ずかしくて、私はこんなカッコはできません。


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