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2010年04月05日

●ドコモ SC-01B

 スマートフォンを購入しました。ドコモの「SC-01B」です。iPhoneは嫌いなので最初から選択肢に入らず、Android端末のXperia SO-01Bはコンテンツ開発系の仕事で必要なので、近日中に会社で購入予定。で、世界シェアトップでも国内ではイマイチ不人気なBlack Berry Boldでも買おうかと思ったところに、ちょうどSC-01Bが発売されました。店頭で手に取ってみたら、けっこうキーが押しやすい。また私は、以前書いたようにWindows Mobile 5.0のPDAであるHPの「rx4240」を海外出張時も含めて愛用してきた関係で、Windows Mobile 6.5を採用するSC-01Bなら悩まずに使えそう。…というわけで、rx4240を引退させてSC-01Bを使うことにしました。

 購入直後に8GBのMicroSDを装着、使いにくいデフォルトのリボルバーメニューをoffに、そして真っ先にインストールしたソフトがSC-01B Customizerで、これを使ってメニュー画面を4列化、フォントを小さくするなどI/Fをカスタマイズ、FEPはMS-IMEにしました。次いで、GSFinder+W03でエクスプローラーを使いやすくします。ブラウザはデフォルトのIEがもっさりしていたのでOpera Mobile 10に変更。ツイッター用にはmoTweetをインストール。最後にGmailをプッシュ型で取れるようにサーバー設定して、とりあえず初期のカスタマイズは完了です。

 ところで、このSC-01Bの端末価格、ドコモショップで買うと2年縛りで2万円程度と安いものです。白ロムが4万円ちょっとで出回っていますから、まあ正規の端末価格は5万円前後ってことでしょう。これって高いのか安いのか…。CULVのモバイルノートPCが4万円台で買えるのですから、スマートフォンの5万円は「高い」って思う人の方が多いかもしれません。でも、よく考えてみれば、このサイズの端末の中に高周波系の無線モジュールだけでも、3G、GSM、WiFi、Bluetooth、そしてGPSと5種類も実装されています。よく干渉せずに安定動作させられるものです。客観的に、多機能・高機能と想像を絶する実装密度を考えれば、実はかなり安い気がするのは私だけではないでしょう。

 ちなみに液晶の320×320dotは微妙な解像度ですが、CPUはSamusung S3C6410 800MHzで、どのアプリもかなりサクサクと動きます。期待のQWERTYキーは、想像通りの使いよさ。キートップは非常に小さいのですが表面の立体化が具合よく、慣れるとあまりミスタッチもなく入力できます。さすがにMobile Officeを使ってこの画面でExcelのシートの編集をやろうとか、長文の文章を入力しようとは思いませんが、すくなくともメインで使っているPOPメールのアドレスを3つ統合しているGmailをほぼリアルタイムで受け取れるとなると、メール端末としては最高に実用的です。DivXが再生できるのでモバイルプレヤーとしても合格。あとはmoTweetsがけっこう使いやすいので、しばらくTweeter端末としても利用してみます。
 1週間ほど使ってみて、バッテリーの持ちがよいのが気に入りました。現時点で唯一の機能面の不満は、通信が排他という点。特に3GとWiFiが完全に排他なのはちょっと痛いかも。また、Bluetoothヘッドフォンで音楽を聴いていると3Gへは接続できない…なんてこともありそう。
 もうちょっと使い込んだところで、また報告します。

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