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2009年11月20日

●カニ島で遊ぶ

 先週は出張で1週間ほどバンコクに滞在していました。滞在中は多忙で、目新しい場所にはどこにも行けませんでしたが、行きつけのイサーン料理レストラン、クルア・ロムマイで絶品のガイヤーンとコームーヤーンを食べられたのが唯一の収穫です。

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 ところで、ほんの1ヶ月前、10月中旬にも海外に出かけていました。もっともこちらは遊びですが、3連休を利用して友人とマレーシアに行きました。1ヶ月も前の話ですが、ちょっと面白い話なので、経緯を書いておきます。

 今年の夏頃にたまたま池袋で友人5人でトルコ料理を食べながらワインをガブ飲みしていた時、突然、みんなでどこか海外へ美味しいものを食べに行こうという話になりました。誰かが「カニを食べたい」と言い出し、別の誰かから「そういえばマレーシアに、カニ料理で有名なカニ島というのがある」という話が出て、飲んだ勢いでその「カニ島(ケタム島)」へ行くことに決めたわけです。ちなみにこのカニ島、マレー語では「プラウ・ケタム」と言い、プラウは島、ケタムはカニの意です。
 みな多忙なので、連休を利用できる近場に限定されるのですが、ケタム島はクアラルンプールから電車で1時間、船で30分という行程で行けるので、これなら3日間の連休利用でもOKです。というわけで、顔ぶれは男3人、女2人の計5人。連休の前後の休日の取り方も違うし、皆旅行慣れしており現地までの行き方も好みが分かれるので、結局ケタム島へ行く日だけを決めて、その前日にクアラルンプールで現地集合という話になりました。ケタム島へ行く日は10月11日の日曜日。打ち合わせを兼ねた現地集合日は10月10日、夜7時30分にブキッ・ビンタン近くの有名な屋台街、アロー通りの「Jalan Alor」の大きな看板標識の前で…ということに決めました。
 関空発の前日夜行便を利用してバンコク経由で来た1名と当日マレーシア航空でやってきた4名は、無事アロー通りで合流し、屋台メシを食べながら翌日の日程を確認しました。

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 10月11日、午前11時にモノレールのブキッ・ビンタン駅に集合、まずはセントラル駅に向かいます。セントラル駅でKTMコミューターに乗り換え、終点のポートクランに向かいました。マレー半島の西海岸へ向かうローカル線に揺られて、約1時間でポートクランに到着。駅前のフェリー乗り場が工事中で300mほど移動したところにある船着場からケタム島行きのフェリーに乗り、中国人ばかりの乗客に混じって約40分で、マラッカ海峡に面したマングローブの島、ケタム島に到着しました。

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 ケタム島の桟橋から10分ほど歩くと、小規模なレストラン街があり、適当な店に落ち着いて、片っ端からカニ料理を注文、タイガービールを飲みながら2時間ほどカニ(日本のワタリガニに近い)やいろいろなシーフードを食べまくりました。勘定は5人で250リンギット程度、1人当たり50リンギット(1400円程度)でお腹いっぱいです。

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 そのまま夕方クアラルンプールに戻り、夜は有名なハッカ(客家)レストランで、皆でスティームボート(タイスキのような鍋料理)を囲みます。またしてもお腹いっぱいになるまで食べて飲んで、その日は終了。翌日は先に帰った1名を除く4名で早い時間から飲みまくり、翌12日の便で帰国しました。

 ただ、マレーシアに食べに行っただけの短い旅行でしたが、それぞれ勝手なスケジュールで現地集合の気楽な行程で、かなり面白く過ごせました。費用も飛行機代、宿泊費、食費等全部混みで1人当たり7万円程度に収まる安さ。マレーシアは何度も訪れていますが、ケタム島は初めてだったこともあり、近場ながら非常に興味深い旅行でもありました。

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