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September 01, 2006

カオ・カー・ムー

 依然として体調不良が続く中、バンコクへの短期間の出張から帰ってきました。ロジスティクス系企業のコンサルの仕事で、新空港移転に伴う新流通センターを視察してきたのですが、その新空港の開港日がいまだに確実ではなく(一応9月28日ってことになってますが、昨年以降何度も開港延期になってます)、旅客系関連企業よりも流通系関連企業の方が、困惑の度が高いようです。
 いや、ここ数年はバンコクには何度も仕事で訪れているし、今回も昼間はめいっぱい仕事で、出張中の日常生活は日本で仕事をしている時と同じです。夕方仕事が終わると、仕事関係、取引先の人達と食事に行き、その後いったん宿に帰った後、定宿のサービスアパートの近く(Asoke駅近辺)のバーでのんびりとビールを飲んで過ごす…といった感じ。特に観光する時間があるわけでもなく、最近では新しいところへ行くこともほとんどありません。今回は、たまたま高校時代の友人が仕事でバンコクに滞在していたので、旧交を温めながら痛飲してきたのが、ちょっとした刺激になりました。
 さて、私が最近バンコクで1人密かに楽しんでいるのが、昼食タイムです。夕食は皆でレストランで摂ることが多いのですが、昼食はたいてい1人で、現地オフィス近くの屋台や軽食堂でいろいろと怪しいものを食べてみてます。

 そんな私がここのところ特に気に入っている昼食メニューが、カオ・カー・ムー(煮込み豚足のせご飯)です。カオ・カー・ムーは、MBKやエンポリ、ロビンソンなどに入っている大型のクーポン食堂などには必ずあるメニューだけれど、意外と観光客の目に付くところで入りやすい専門店や専門屋台が少ないんです。以前この日記で、バンコクでいちばん美味しいカオ・マン・ガイのお店(ジェーイー)を紹介したのに続いて、今回は美味しいカオ・カー・ムーの専門店を紹介しましょう。「カームー・トックスン」というお店です。

 「カームー・トックスン」は、バンコクではメディアで紹介されたりして現地の人にはかなり有名なお店で、日本のガイドブックなどでもたまに紹介されることもあるようですが、ジェーイーと同じくネット上にあまり詳しい情報がありません。お店の写真も見つけることができませんでしたので、掲載しておきます。

 さて、まずは場所ですが、BTSのサパーン・タクシン駅の近くです。サパーン・タクシン駅の後部改札から階段を降りて、船着場の反対方向へ歩くと、すぐに南北に走っているジャルンクルン通りに出ます。通りを北へ向かうと、パンラック市場の手前にロビンソン百貨店がありますが、ジャルンクルン通りを挟んでロビンソン百貨店の正面、向かい側の道を入っていきます。横断歩道が目印です。路地を入って300メートルほど歩いた左側の角に、目指す「カームー・トックスン」があります(参考地図)。お店の前には、豚足を煮ている大なべがあるので、すぐにわかります。サパーン・タクシン駅の後部改札から、5分もかかりません。

 通りから見た、お店の外観です。

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 そしてそのカオ・カー・ムーですが、煮込まれた豚足はつやつやと輝き、とても美味しそう。むろん実際に食べても、とろけるように柔らかく、甘めの煮込み汁がかかったご飯と相まって、すごく美味しい。1人前が30バーツで、煮込んだ玉子を付けると35バーツになります。ご飯の量が少なめなので、たくさん食べたい人は大盛りにするか、2人前頼んでください。

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 これが、豚足を煮込んでいる大なべです。手前は、付け合せの玉子。

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 お店の壁には、TVや新聞で紹介された時の記事が飾ってあります。

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 もし、バンコクを訪問されることがあれば、美味しいカオ・カー・ムーを食べに、ぜひ「カームー・トックスン」を訪ねてみてください。

投稿者 yama : September 1, 2006 12:34 PM

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