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August 09, 2005

釈迦頭の発芽

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 左の画像は、「釈迦頭」の種を植えて、発芽後約2週間目の様子です。
 小さな植木鉢に種を2個埋めたところ、2本とも発芽しました。右の画像は、同じくマンゴスチンの種を5個埋めて、発芽後約10日目の様子です。1本だけ大きくなりましたが、他に3個の種が発芽しています。
 「釈迦頭(SUGAR APPLE)」という果物は、最近は日本でも出回り始めたのでご存知の方が多いと思います。大きな声では言えませんが、先月末に某所で食べた釈迦頭があまりにも劇甘に熟しており、立派な種が入っていたので、持ち帰って植えてみようと思った次第。
 その時に一緒に食べたマンゴスチンの種と共に実際に持ち帰り、冗談で鉢に植えてみたのですが、まさかこんな簡単に発芽し、しかもすくすくと育つとは思っても見ませんでした。
 調べてみたところ、釈迦頭は西インド諸島原産のバイレイシという植物に属し、いくつかの品種があるそうです。最も甘い品種は、やはり年間の平均気温が20度前後の熱帯または亜熱帯でなくてはうまく育たないそうですが、交配によって温帯でも育つ品種があり、これは実があまり甘くないそうです。日本では、石垣島や宮古島での栽培・結実例があるとのことでした。
 で、今回発芽して育っているのは、明らかに熱帯で栽培されている品種。いや、連日35度を越す夏の東京の気温は、いまや熱帯並み。確か、東京の昨年の8月の平均気温は、バンコクのそれを上回った…というニュースがありました。釈迦頭やマンゴスチンが育って当然の環境です。
 バイレイシは、屋内へ入れれば秋から冬を越すことも可能とのことなので、しばらく栽培を続けてみようと思います。

投稿者 yama : August 9, 2005 11:23 AM

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