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イーストハーレム 冬の朝

 マンハッタン、セントラルパークの北側に広がるハーレム…何となく「危険な場所」というイメージを持つ人が多いかもしれません。ニューヨークを訪れる旅行者も、ハーレムの訪問を敬遠する人が多いようです。しかし最近では、ハーレムも西半分の開発が急激に進み、ハーレムシアターの周辺などは観光名所になりつつあります。それに較べてイーストハーレム一帯は、まだ殺伐とした雰囲気が多少は残っています。
 体の芯まで冷え込む、寒い晴れた冬の1日、朝早くから地下鉄に乗ってイーストハーレムに出かけました。目指すは5th Aveの完全制覇、まずはハーレムリバーからセントラルパークまで5番街を歩いてみようというものです。

 ※この写真はFuji「FinePix1500」で撮影したものです。





ハーレムリバーに近いイーストハーレムの街角。冬の柔らかい光が、のどかな雰囲気です。5th Aveは、W143rd Stあたりが起点となります。


イースト131丁目、まだまだハーレムリバーに近いところ。抜けるような冬の青空です。


映画の1シーンに出てきそうな…アパートメントの階段です、近くで見るとゴミが散らかっていて、居住者のイメージが浮かびます。でも、解体・建替え故事中のアパートも多く、もうじきミッドタウンのようなきれいな街になってしまうかもしれません。


アメリカならどこでも見かける黄色いスクールバス。これを見かけるところは商業地域ではなく、ちゃんと居住者がいる住宅があり、公立学校などもある地域です。でも、路上では子供の姿はあまり見かけません。


誰も人がいない閑散とした街角ですが、それもそのはず。この撮影をしたのは土曜の朝の午前9時頃、気温は3度くらいでした。


標識に5th Aveと書いてあるのが読めますか? これがあの、買い物客で賑わうニューヨーク5番街なのです。


122th Stのあたり、Marcus Carvey Memorial Parkから見たところです。


誰もいない公園(Marcus Carvey Memorial Park)のベンチ。ひなたぼっこをしながら、一休みしましょう。ベンチの背もたれの上をリスが歩いているのですが、このサイズまで縮小すると識別不可能ですね。


5th Aveを真っ直ぐに南下してくると、Marcus Carvey Memorial Parkにぶつかります。124th St〜120th Stの間だけ、この公園で5th Aveが途切れるのです。


Dr Martin L King Jr Blvdで、ウェストハーレム方面を望みます。この通りのちょっと先には、ハーレムシアターがあります。このあたりは、だいぶ人出がありました。やはり黒人が多く、みんな歩き方がリズミカルでうらやましい…


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