バイクとジェンダー


 ジェンダーに関する問題は非常に今日的な話題ですが、古くて新しい問題という気もします。

 全くの私見ですが、バイクはジェンダーの問題を色濃く含んでいるように感じています。
例えば「バイク乗り=マッチョ」のイメージは、古くはヘルスエンジェルスから、暴走族、そして現在のバイクマニアの一部にまで、かなり浸透しているのではないでしょうか。ハーレーに跨るマッチョの姿にあこがれてライダーになった人もけっこういるかもしれません。マッチョとまではいかなくても、大型バイクに乗るライダーの多くが「男」を意識したり、さらに卑近なところではツーリングライダーが「男の一人旅」という意識を持ったり、レベルは違っても、バイクが「男」のイメージが強い乗り物であることは間違いないでしょう。
 ボクは、個人的には小排気量のシンプルなバイクが好きなのですが、パワーのある大排気量車を愛する一部のライダーから見れば、僕の好きなバイクの領域やスクーターなどは「女子供の乗り物」とでも、言いたくなるかもしれません。

 ここから先は全くの個人的な認識なのですが、「世の中には男と女以外のジェンダーが存在する」ことを認めたいと考えています。まず「男」(体:男/心:男)がいます。次に「女」(体:女/心:女)がいます。その他、(体:男/心:女)、(体:女/心:男)といった人達がいます。さらに、より複雑なトランスジェンダーが存在するはずです。  複数のジェンダーが存在しているだけでなく、「ゲイ」の存在などジェンダーの関係性、例えば恋愛関係や家族関係などに踏み込むと、事態はより錯綜します。でも、世の中が単純な男と女の関係だけではないからこそ面白いのであって、こうした様々な人間関係をボクはキライではりません。

 そこでバイクの話に戻りますが、バイクとジェンダーと関係を解き放ちたいと考えています。当たり前の話ですが、バイクは、誰が、どんな車種に、どのように乗っても構わないはずです。バイクは車種やスペックによって、男の乗り物だったり、女の乗り物だったりするものではありません。男の一人旅だけがあるべきツーリングの姿ではなく、女の一人旅も、男と女の旅も、女2人の旅があってもいいんですよね。信頼関係で結ばれたゲイ同士の旅だって楽しそうです。  でも、どんなシチュエーションであれ、おしゃれにカッコよく乗りたいと思っています。

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