印象に残っているバイクのインプレッションを続けます。記憶だけを頼りに書いているので、細かいところで間違っている部分がたくさんあるかもしれませんが、気にしないでください。
HONDA「CB350FOUR」 一世を風靡した「CB400FOUR」の前身ですが、ボリューム感のあるフォルムのこの「350FOUR」の方が親しみやすく好きでした。スムーズな4気筒エンジンを持つ乗りやすいクルマで、当時は教習所などでもよく使われていました。直線的なラインを持つ「400FOUR」になったら、何だか安っぽくなったような気がしたものです。 HONDA「CB450」 今では旧車に属するのでしょうが、この世代のバイクとしては「XS650」と並んでカッコいいイメージを持っています。中学生時代に友人の兄が持っていたので、触ったり跨ったりさせてもらったりしました。ツインシリンダーのエンジン廻りのフォルムや質感のあるタンクなど非常に美しく、あこがれたバイクです。その後80年代に入ってから実際に乗る機会がありました。期待に違わぬ味のある乗り心地でした。 KAWASAKI「KM90」 いわゆる"ミニ"に属する小さなバイクですが、2サイクル90CC、ロータルーバルブのパンチの効いたエンジンを搭載していました。ボクは「90SS」がすごく好きだったこともあって、同じエンジンの血を引くこの「KM90」はともかく大好きなバイクです。今から考えると貧弱なサスだったが、ダートを走り回ると楽しかった記憶があります。確か値段も安かったように記憶しています。「90SS」の生産終了後も長い間KAWASAKI車のラインアップに載っていました。いろんな意味で"カワサキらしい"バイクです。 HONDA「XL250」 デュアルパーパス的な4ストのオフロード車というのは、優等生的な匂いがしてどうもきらいです。4ストオフロードがメジャーになったのは、1980年代前半にこの「XL250S」が大ヒットしたからでしょう。走破性を高めるためにフロントには23インチという大径ホイールを採用し、スタイルも含めてそれなりにインパクトがあったことは事実です。自衛隊にも採用されていました。 このXLはその後どんどんモデルチェンジを繰り返しましたが、現在の「XR250」に至るまで全て嫌いです。中でも「パリダカ」などというあざといコンセプトを持つバイクは、非常に不愉快な機種でした。この手のバイクを「私は好きだ」という人がたくさんいるでしょうが、面倒なので反論はしないで欲しいものです。 YAMAHA「GX250/400」 4スト、ツインエンジンの、特徴がなくつまらないバイクの代表のような機種です。それでも、けっこう売れたのでしょう、街でよく見かけた機種です。確かに、絶対パワーの不足以外には走りに特に不満はない機種だったように思います。この時代には、似たようなコンセプトのバイクがいっぱいあったような気がします。 SUZUKI「GS400」 中型免許制度のもとで400CC車に各社が注力し始めた頃の代表的なバイクです。4ストツイン、DOHCのエンジンは精密機械のようで、下から上までよく回り、好き嫌いは別にして非常によく出来たバイクだったと思います。スタイルは手堅いもので、当時のライバル車と較べて可もなく不可もない…といったところでしょうか。でも、GSの後の「GSX」やYAMAHAのGXシリーズもそうですが、この時期のバイク全般的に、魅力がないつまらない機種が多かったのはどういうわけでしょうか。エンジン出力の自主規制などもあり、動力性能も横並びだったように記憶しています。 YAMAHA「TY50」 なぜか所有していたバイクの1台です。小さいけれど、シンプルでかっこいいバイクです。黄色イカラーリングのタンクとスリムなボディがとても可愛いかった。一応トライアルごっこが出来るように、出力を抑え目にして50CCなりに低速トルクをふくらませ、ギヤレシオもトライアル車っぽい設定になっていました。街乗りでも河原で遊んでも、なかなかに面白かったのですが、いかんせん最高速度が60km出るか出ないかで、街中では全開にしてもかったるい思いをしました。 HONDA「CB90」 長きに渡ってHONDAのCBシリーズの中に名を連ねていましたが、80年代の初め頃でしょうか、いつのまにか消えていった機種です。ボクは90CCという排気量が非常に好きなので、たいていの車種には乗りました。しかし、90CCという排気量は一般のライダーになぜか人気がなく、一時期は地味な車種ばかり並んでいた。この「CB90」もそうした地味なバイクのひとつです。そのコンセプトは、ほとんど実用車に近いバイクです。バイク雑誌などでは、昔から90CCバイクを"入門用"と位置付けることが多く、その排気量の持つ面白さを積極的にアピールする記事にはほとんどお目にかかったことがありません。不思議な話です。 HONDA「DAX」 つい最近「DAX50」が復活した。昔は何てこともないお使いバイクだったんだけど、久しぶりに新車を見たら、けっこう新鮮に感じました。近所のバイク屋の店頭で見た、輸出用の70CC車を購入しようかと真剣に考えたぐらいです。この「DAX」というバイク、妙に明るく優等生的なイメージがあります。例えて言えば"森田健作"的な感じかな。青春を楽しんでいる高校生が乗るようなバイクで、はっきり言って昔はきらいでした。「DAX90」というのもあった気がするが、記憶が定かではありません。 SUZUKI「RG250ガンマ」 「RZ250」の登場時ほどではないが、それなりにインパクトがあったスパルタンな2ストの250CC車です。3000回転以下の目盛を持たないタコメータなどで、高回転型エンジンをアピールしていました。実際によく走ったことは確かで、ワインディングなどでは軽快な操縦性と抜群のコーナリングで、ライバル車に差をつけることができたクルマです。 友人のガンマを借りて乗ってみたら、実に楽しかった記憶がありますが、なぜか自分では"欲しい"という気持ちにはなりませんでした。その走りほどには魅力がないバイクだったようです。このバイクを見るたびに、昔の同名バイク「RG250」を思い出しました。 HONDA「CT110」 「ハンターカブ」です。最近でこそスーパーカブがブームになり、このハンターカブも脚光を浴びていますが、昔は輸出専用車で、これを買うのはなかなか渋い選択だったかもしれません。サブミッションがあるところがよかったです。15年以上前に2年間ほど乗っていましたが、トルクがあるせいかタイヤの減りが異常に早いのが、もっとも気になった点です。リヤキャリアの上に載せるタンデム用のシートを探すのにも結構時間がかかりました。ともかく、一時期は非常に目立ったバイクで、街を走っていても気持ちがよかったものです。 HONDA「TLR200」 全般的に見てHONDAのバイクには魅力のある車種が少ないと思っているボクですが、この「TLR200」は非常に好きです。何よりもシンプルでカッコいい。ボクは特別にトライアル競技のファンではありませんが、トライアル車のコンペティション・モデルにかなり近い潜在的な能力を持つにも関わらず、日常的な使用も可能にしているこのバイクには、何となく惹かれるものがあります。同じHONDAの2ストのトライアル車「TLM200」やYAMAHA「TY175」などは、あまりにもコンペモデルに近かったので、普段使うには乗りにくいバイクです。その点、「TLR200」なら街乗りやツーリングにも十分に使えました。多少手を加えて、アマチュアのトライアルコンペでもよく使われていました。 YAMAHA「TDR80」 「TDR250」が大好きで、80〜90CC程度の2スト車が大好き…というボクの好みからすれば、「TDR80」は嫌いになろうはずがありません。スペックもスタイルも申し分なく、発表後に一目見て買ってしまったバイクです。その走りは期待にたがわず非常にパワフルなもので、加速がいいだけでなく低・中速トルクも十分に感じました。街乗り中心の日常の足にするには十分というか、もったいないほどの性能でした。 GORO「バイクブーツ」 巣鴨から白山通りを少し下ったところにあるアウトドアショップ「GORO」。山をやるボクにとっては古くからの「登山靴店」として馴染み深い店です。 ボクが好きなバイク用のブーツには、いくつかの条件があります。まず、バイクから降りて歩く時に歩きやすいこと。次に、バイクに乗っていない時にも違和感がないこと。この2つは、ツーリング先で快適に過ごすために欠かせない条件です。むろんバイク用ブーツとしての基本機能、"シフト操作時の柔らかさ"と"安全性、耐候性"を両立するものでなくてはなりません。さらにカッコよければ言うことなし。というわけで、ハンドメイド登山靴の老舗「GORO」が作った、ビブラムソールのバイク用ブーツは、最高なのです。 |
|||||||||||||||||