| ここに書かれているのは、1977年前後に市販されていた国産モーターサイクル、しかも非常に偏った車種(2スト/小排気量車)についての個人的な感想・記録です。 1977年という年を選んだことに、特に深い意味はありません。ボクがバイクに乗り始めてちょうど5年ぐらい経った頃、年齢は20台の初めでバイクにもっとも夢中になっていた頃…、単にそれだけの理由です。この1977年が終わったら、他の年のことも書いていくつもりです。 もう1つ、1977年はあの初代「スターウォーズ」が封切された年です。今年(1999年)は22年ぶりに「エピソード・ワン」が全米で封切られ、前作を凌ぐブームが沸き起こっています。このニュースを見ながら、そう言えば「スターウォーズ」旧作が封切された頃は、映画などを見に行くこともなくバイクに夢中だったなあ…と当時を思い出したわけです。 若く、フリーの仕事に従事していたボクは、ヒマがあればツーリングに出かけ、また行き付けのバイクショップで一日中過ごしていたことも多く、この1977年前後に市販されていたバイクには、ほとんど乗ってみたことがあるはずです。 特に排気量の小さいバイク(125CC以下)、そして今は消え行く 2スト車について思い出を書こうと思います。これは、ボクが排気量の小さいバイク、シンプルなバイクが好きでたくさん乗ってきたからです。 ちなみに、1977年以前に発売されていたバイクの中で、125CC以下のバイクに限れば、YAMAHA、SUZUKI、KAWASAKIの3社のバイクは、全て2ストでした。4スト車はありません。 1977年という年は、確か悪名高き「中型二輪免許」が施行されて2年目にあたる年です。この免許制度上の理由から、400CCという排気量に各社が注力し、250CCから400CCクラスに続々と新型車が投入されました。中にはその後20年間を生き延びて、現行車のベースとなった車種もあります。例えば、現在も人気車であるYAMAHA「SR400/500」は「XT500」をベースに翌1978年に市販されました。また、この年を前後して1960年代から続いていた名車がいつのまにか、消えていった頃でもありました。 さらに、この年を前後した頃は、新しいメカニズムがたくさん試みられました。4ストではDOHC車が普及し始め、オフロード車ではモノクロスサスが話題を集めました。シャフトドライブの採用、トルクコンバータによるオートマチック変速機構の搭載、果てはロータリーエンジンなど、バイクに搭載可能なあらゆる技術が試みられた時代でもあります。 いろんな意味で、国産バイクの歴史上では過渡期にあたる時期だったと思います。 ボクは、「あの頃のバイクはよかった」などというつもりは全くありません。昔のバイクに強い思い入れがあるわけでもないのです。いつの時代のバイクもそれなりに好きです。ただ、自分がもっとも純粋にバイクを楽しめた頃の車種について、できるだけ思い出して書き記しておこうと考えただけです。 この時代のバイクを知らない世代の方には、面白くも何ともないかもしれません。でも、最近バイクをファッションと考える若い世代の人達が、古いバイクを探してきてオシャレに乗っているのを見かけます。もし、ここに書かれているような車種を見つけたら、ちょっと読んでみてください。発売された当時はどんなバイクで、どのように乗られたかについて、ある程度知ることができるはずです。 インプレッション掲載車種一覧
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