■王府井のホテルへ

 三里屯のクラブは面白かったのだが、あまり遅くなっては申し訳ないと思い、10時半頃には金さん宅へと戻ることにした。途中タクシーの運転手が「嘉潤花園」をなかなか見つけられず、迷いに迷って、帰宅が11時頃になってしまった。金さんの母上は、起きて待っていて頂いたのだが、心配をかけてしまった。帰宅後は、出発前夜にほとんど睡眠をとっていなかったこともあり、パタっと寝てしまった。

 翌朝は、8時過ぎに起床すると、既に朝食の用意が出来ている。お粥や饅頭などテーブルいっぱいの豪華な朝食だ。金さんの母上と姉上が作ってくれた朝食は非常に美味しく、お腹いっぱい食べた。朝食後は、しばし金さんの母上と歓談し、午前10時頃に「再見!」との挨拶しながら金さん宅を出発する。今日は、王府井のホテルへと移動するのである。
 出発の前日にインターネットで予約しておいたのは、王府井にある「松鶴大酒店」というホテルだ。北京のホテルに関する知識が全くなかったので、いつもタイ旅行で使う「Asia Travel」というアジアのホテル専門の予約サイトで、安くてロケーションのよいホテルを探して適当に予約したものだ。
 タクシーがホテルに着いたのはまだチェックインタイム前の10時半頃である。フロントで荷物を預かってもらって、出かけようと思っていたのだが、部屋が用意されていたのですんなりチェックインできた。ツインルームで390人民元(6000円弱)という値段にしては非常に広くてよい部屋であり、満足である。

金さん宅の朝食
   


松鶴大酒店
   
ホテルの部屋


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